その他の文書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:45 UTC 版)
北倉文書 - 東大寺献物帳、曝涼帳、宝物出納文書。 東南院文書 - 東大寺印蔵にあった奈良時代から室町時代にわたる112巻の文書群。明治時代に東大寺から献納され、正倉院で保管されることになった。正倉院文書とは別扱いに、東南院文書と呼ばれることが多い。『大日本古文書』(家わけ第十八東大寺文書のうち4巻)として刊行されている。 日名子文書 - 大正8年に日名子家から正倉院に献納された奈良時代の文書6点。流出した写経所文書が戻ってきたものである。正倉院宝庫で管理されているが、御物には含まない。 この他にも反故文書などがある。これらを含めて(広義の)正倉院文書と呼ぶことがある。 また、江戸時代後期以来の写経所文書の整理の過程で、一部の文書が外部に流出した。判明しているものは『正倉院文書拾遺』(国立歴史民俗博物館、1992年)にまとめられている。
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