( )-ノルアドレナリンとは? わかりやすく解説

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ノルアドレナリン【noradrenaline】

読み方:のるあどれなりん

副腎髄質(ふくじんずいしつ)や交感神経末端から放出される物質。アドレナリンの前駆体で、神経伝達物質として働き末梢血管収縮させ、血圧上昇させる。ノルエピネフリン。


L‐ノルアドレナリン

分子式C8H11NO3
その他の名称(+)-ノルアドレナリン、(+)-ノルエピネフリン、(+)-Noradrenaline、(+)-Norepinephrine、(+)-4-[(S)-2-Amino-1-hydroxyethyl]pyrocatechol、(+)-4-[(S)-2-Amino-1-hydroxyethyl]-1,2-benzenediol、L-(+)-ノルアドレナリン、L-ノルエピネフリン、L-ノルアドレナリン、L-アルテレノール、L-(+)-Norepinephrine、L-(+)-Noradrenaline、L-Norepinephrine、L-Noradrenaline、L-Arterenol、L-(+)-ノルエピネフリン、d-ノルエピネフリン、d-Norepinephrine、(αS)-α-(Aminomethyl)-3,4-dihydroxybenzenemethanol
体系名:4-[(S)-2-アミノ-1-ヒドロキシエチル]-1,2-ベンゼンジオール、(+)-4-[(S)-2-アミノ-1-ヒドロキシエチル]ピロカテコール、(+)-4-[(S)-2-アミノ-1-ヒドロキシエチル]-1,2-ベンゼンジオール、(αS)-α-(アミノメチル)-3,4-ジヒドロキシベンゼンメタノール


ノルアドレナリン

分子式C8H11NO3
その他の名称アドレノール、レボフェード、アルテレノール、ノルアドレナリン、ノルエピネフリン、レバルテレノール、l-ノルアドレナリン、l-ノルエピネフリン、(-)-ノルアドレナリン、(-)-ノルエピネフリン、Adrenor、Levophed、Arterenol、Levarterenol、Noradrenaline、Norepinephrine、l-Noradrenaline、l-Norepinephrine、(-)-Noradrenaline、(-)-Norepinephrine、[R,(-)]-α-(Aminomethyl)-3,4-dihydroxybenzyl alcohol、(αR)-α-Aminomethyl-3,4-dihydroxybenzenemethanol、Nor-adrenaline、4-[(1R)-2-Amino-1-hydroxyethyl]-1,2-benzenediol、4-[(R)-2-Amino-1-hydroxyethyl]-1,2-benzenediol、PNE(-)-アルテレノール、(-)-Arterenol、4-[(R)-1-Hydroxy-2-aminoethyl]-1,2-benzenediol、(1R)-1-(3,4-Dihydroxyphenyl)-2-aminoethanol、4-[(R)-1-Hydroxy-2-aminoethyl]pyrocatechol、(R)-α-(Aminomethyl)-3,4-dihydroxybenzenemethanol
体系名:4-[(R)-2-アミノ-1-ヒドロキシエチル]ピロカテコール、4-[(R)-2-アミノ-1-ヒドロキシエチル]-1,2-ベンゼンジオール(-)-4-[(R)-2-アミノ-1-ヒドロキシエチル]-1,2-ベンゼンジオール、[R,(-)]-α-(アミノメチル)-3,4-ジヒドロキシベンジルアルコール、(αR)-α-アミノメチル-3,4-ジヒドロキシベンゼンメタノール、4-[(R)-1-ヒドロキシ-2-アミノエチル]-1,2-ベンゼンジオール、(1R)-1-(3,4-ジヒドロキシフェニル)-2-アミノエタノール、4-[(R)-1-ヒドロキシ-2-アミノエチル]ピロカテコール、4-[(1R)-2-アミノ-1-ヒドロキシエチル]-1,2-ベンゼンジオール(R)-α-(アミノメチル)-3,4-ジヒドロキシベンゼンメタノール


ノルアドレナリン

同義/類義語:ノルエピネフリン
英訳・(英)同義/類義語:noradrenaline, norepinephrine

動物ホルモンで、構造的には糧コールアミンホルモンで、アドレナリンよりもメチル基一個少ない。交感神経末端から分泌され神経伝達物質としての機能も持つ。

ノルアドレナリン

読み方のるあどれなりん
別名:ノルエピネフリン

 ノルアドレナリンとは、激し感情や強い肉体作業などで人体ストレス感じたときに、交感神経情報伝達物質として放出されたり、副腎髄質からホルモンとして放出される物質です。
 ノルアドレナリンが交感神経情報伝達物質として放出されると、交感神経活動高まりますその結果血圧上昇した心拍数上がったりして、体を活動適した状態にします。副腎髄質ホルモンとして放出されると、主に、血圧上昇基礎代謝率増加もたらします
 通常、ノルアドレナリンはその人のおかれている状況あわせてバランス保ちながら働いていますが、その働き不均衡になると神経症パニック障害うつ病などを引き起こすといわれています。研究進み、この物質作用促進したり、阻害することでこういった精神疾患治療に高い効果上がることがわかってきています。


ノルアドレナリン

【仮名】のるあどれなりん
原文】noradrenaline

一部神経細胞副腎作られる化学物質神経伝達物質神経細胞情報伝達のために使用する化学物質)とホルモン血流乗って移動し、他の細胞器官動作制御する化学物質)の両方作用を示す。ノルアドレナリンは、ストレスおよび血圧が低いことに反応して副腎から放出される。「norepinephrine(ノルエピネフリン)」とも呼ばれる

ノルアドレナリン【のるあどれなりん】


ノルアドレナリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/01 09:12 UTC 版)

ノルアドレナリン
データベースID
KEGG D00076
化学的データ
化学式 C8H11NO3
分子量 169.18 g·mol−1
テンプレートを表示

ノルアドレナリンドイツ語: Noradrenalin英語: noradrenaline)は、化学式C8H11NO3カテコールアミンにしてフェネチルアミンである。アメリカ合衆国ではノルエピネフリンnorepinephrine[1]と称される。集中治療室全身麻酔下手術において、重症患者の血圧を維持する上では不可欠の薬剤である。

概要

シナプス伝達の間にノルアドレナリン作動性ニューロンから放出される神経伝達物質や、副腎[1]から血液に放出されるホルモンとして機能する。また、ストレス・ホルモンの一種であり、注意衝動性 (impulsivity) が制御されている生物のの部分に影響する。アドレナリンと共に、この化合物は戦うか逃げるかの反応を生じさせて、心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪からエネルギーを放出し、筋肉の素早さを増加させる。

ストレスの多い出来事によって動かされた多数の生理学的変化は青斑核と呼ばれる脳幹の神経核の活動で一部解き放たれる。この核は脳のほとんどのノルアドレナリン経路の起源である。 それらの神経伝達物質としてノルアドレナリンを使用するニューロンは両側性に、 他の投射中の大脳皮質への異なった経路に沿った青斑、辺縁系、および脊椎から投射する。

シナプスでは、それはアルファとベータ両方のアドレナリン受容体に影響する。

新しい知識長期記憶として貯蔵される際、ノルアドレナリンなどの脳内化学物質が必要になる[2]

抗うつ剤

ノルアドレナリン神経の神経伝達物質と薬剤の作用点

ノルアドレナリン系における変化は憂うつに関係する。SNRIは、脳内のシナプス後細胞で、利用可能なセロトニンとノルアドレナリンの量を増加させることによって、うつを治療する。最近はノルアドレナリン自己受容体がドーパミン再取り込みするかもしれないといういくつかの証拠[要出典]があり、これはSNRIドーパミン伝達をも増加させるかもしれないことを意味する。

一部の他の抗うつ薬[注釈 1]もまた、ノルアドレナリンに影響する。いくつかの場合、他の神経伝達物質に影響しない[注釈 2]

合体合成

ノルアドレナリンはアミノ酸チロシンから一連の酵素反応を経て合成される。最初のレボドパ (L-DOPA) への酸化の後に神経伝達物質ドーパミンへの脱炭酸が続き、ドーパミン-β-モノオキシゲナーゼによりノルアドレナリンへ酸化される。さらにノルアドレナリンはアドレナリンメチル化できる。

脚注

注釈

  1. ^ 例えばいくつかの三環系抗うつ薬 (TCAs) 。
  2. ^ 少なくとも直接ではない。

出典

  1. ^ a b ノルアドレナリン』 - コトバンク
  2. ^ HARVARD MEDICAL SCHOOL (2016年10月). “Need to remember something? Exercise four hours later”. 2017年9月2日閲覧。

外部リンク


ノルアドレナリン(NA)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/30 09:15 UTC 版)

昇圧剤」の記事における「ノルアドレナリン(NA)」の解説

内因性カテコラミンであり、強力なα作用とβ1作用をもつ。ノルアドレナリンの商品名広く流通している。血圧上昇する際に末梢循環悪化するものの、主要部位の血流保たれる。ただし、心収縮不全場合不整脈起こしやすく、後負荷増大するため、心疾患では使いにくい。0.03~0.3γで維持されることが多い。5%ブドウ糖液溶解させることが多い。アドレナリン(次項)、ノルアドレナリンともに1アンプルあたり1mgで供給されているため、1ml/hrで0.1γとする場合希釈法は、どちらの場合でも下記の表の通りとなる。 体重ノルアドレナリン5%ブドウ糖液希釈後のトータル量40kg 6mg 25ml 50kg 9mg 30ml 60kg 9mg 25ml 70kg 13mg 30ml 体重測定できない場合には、ノルアドレナリン6アンプル(6mg)を5%ブドウ糖液溶解して48mlとし、2ml/hrで管理するという方法知られている。この場合体重50kgにて0.083γとなる。

※この「ノルアドレナリン(NA)」の解説は、「昇圧剤」の解説の一部です。
「ノルアドレナリン(NA)」を含む「昇圧剤」の記事については、「昇圧剤」の概要を参照ください。

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