セロトニン‐ノルアドレナリン‐さいとりこみ‐そがいやく【セロトニンノルアドレナリン再取(り)込み阻害薬】
読み方:せろとにんのるあどれなりんさいとりこみそがいやく
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 07:03 UTC 版)
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(セロトニン・ノルアドレナリンさいとりこみそがいやく、英語: Serotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitors; SNRI[1])は、抗うつ薬の種類である。シナプスにおけるセロトニンとノルアドレナリンの再吸収を阻害することで、これらの神経伝達物質の濃度を増加させる。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)がセロトニンのみの再吸収を阻害するのに対して、SNRIではさらにノルアドレナリンの再吸収を阻害することによって、興奮神経を刺激する。そのため、興奮に起因した不眠症のような副作用も生じやすい。
- ^ 日本語における「ノルアドレナリン」(またはドイツ語の"Noradrenalin")と英語における"norepinephrine"(ノルエピネフリン)の名称の相違については、アドレナリンを参照のこと。
- ^ 日本うつ病学会; 気分障害のガイドライン作成委員会『日本うつ病学会治療ガイドライン』(pdf)(レポート)(2012 Ver.1)、2012年7月26日、28-30頁 。
- ^ 「18歳未満「効果確認できず」=抗うつ剤の注意改訂要請—厚労省」The Wall Street Journal 日本語版(時事通信社配信)2013年3月29日。
- ^ 「SSRIなど抗うつ薬6種類の「使用上の注意」改訂を要請」厚生労働省2013年3月29日。
- 1 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬とは
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