セチプチリンとは? わかりやすく解説

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セチプチリン

分子式C19H19N
その他の名称セチプチリン、Setiptiline、テシプチリン、Org-8282、Teciptiline、2,3,4,9-Tetrahydro-2-methyl-1H-dibenzo[3,4:6,7]cyclohepta[1,2-c]pyridine
体系名:2,3,4,9-テトラヒドロ-2-メチル-1H-ジベンゾ[3,4:6,7]シクロヘプタ[1,2-c]ピリジン


セチプチリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/06 08:51 UTC 版)

セチプチリン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
法的規制
  • (Prescription only)
投与方法 経口
識別
CAS番号
57262-94-9 85650-57-3(マレイン酸塩)
ATCコード none
PubChem CID: 5205
KEGG D08511
化学的データ
化学式C19H19N
分子量261.36 g/mol
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セチプチリン(setiptiline)は、四環系抗うつ薬の一種。日本では、商品名テシプール持田製薬より発売されている。うつ病・うつ状態の治療に使用される。

禁忌・注意

効能・効果

うつ病・うつ状態

種類

  • 錠剤:1mg(白色・素錠)

作用機序

ノルアドレナリン神経終末のアドレナリンα2受容体を遮断することでネガティブフィードバックを抑制して、ノルアドレナリンの神経終末からの遊離を亢進することで抗うつ作用を示すと考えられている。[1]また、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害する作用も持つ。

[2]

脚注

  1. ^ 『新しい疾患薬理学』Katsunori Iwasaki, Shōgo Tokuyama, 岩崎克典., 徳山尚吾.、南江堂、Tōkyō、2018年、104頁。ISBN 978-4-524-40335-6OCLC 1030482447https://www.worldcat.org/oclc/1030482447 
  2. ^ 『図解 薬理学』Toshitaka Nabeshima, Kazuhide Inōe, 鍋島俊隆., 井上和秀.、南山堂、Tōkyō、2015年、196頁。ISBN 978-4-525-72061-2OCLC 922307421https://www.worldcat.org/oclc/922307421 

セチプチリン(テシプール)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 15:31 UTC 版)

抗うつ薬」の記事における「セチプチリン(テシプール)」の解説

ミアンセリンを改良した薬物中枢セロトニン作用をもつ。鎮静副作用はまれ。

※この「セチプチリン(テシプール)」の解説は、「抗うつ薬」の解説の一部です。
「セチプチリン(テシプール)」を含む「抗うつ薬」の記事については、「抗うつ薬」の概要を参照ください。

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