弾指とは? わかりやすく解説

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だん‐し【弾指】

読み方:だんし

[名](スル)《古くは「たんじ」「だんじ」とも》

1 仏語。

㋐曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾・警告・忌避や歓喜などの意を表す所作。

㋑きわめて短い時間の単位。一万二千弾指を一昼夜とする。

2 非難すること。排斥すること。

「其浮薄遊惰を悪(にく)んで以て之れを―せざる者なしと」〈菊亭香水・世路日記〉


弾指

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/07 09:54 UTC 版)

弾指(だんし[1]、たんじ[1]、梵: अच्छटा Acchaṭā[2])は、

  1. 仏教で指を弾くこと[1]。通常は曲げた人差し指を親指の腹で弾き、親指が中指の横腹に当る。慣れた人はパチッと音が出る。許諾、歓喜、警告、入室の合図などを表す。また場合によっては排泄後などの不浄を払う意味で行う。これが後に爪弾(つまはじ)きといわれ、嫌悪や排斥の気持ちを表すことになった。この行為から以下の時間的概念が生まれた。主に禅宗などで行われる。元は密教の行法の一つだったが、縁起直し、魔除けの所作として僧以外の人々に広まった。『土佐物語』など多くの古典に現れる[3]。
  2. 「指で弾くほどのきわめて短い時間」を表す仏教用語[4]。一弾指で六十五刹那。一弾指を「弾指之頃」(たんじのきょう)と呼ぶ[4]。一万二千弾指が一昼夜を表す[1]。

脚注

  1. 1 2 3 4 精選版 日本国語大辞典「弾指」、小学館。
  2. ↑ Acchata, Acchaṭā: 2 definitions - WISDOM LIBRARY
  3. ↑ 常光徹『しぐさの民俗学』ミネルヴァ書房 2006年、ISBN 4623046095 pp.84-86.
  4. 1 2 弾指 - 新纂浄土宗大辞典

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