メインキャラ(アニメ)
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「AKIBA'S TRIP」の記事における「メインキャラ(アニメ)」の解説
伝木凱 タモツ(でんきがい タモツ) 声 - 石谷春貴 1998年10月10日生まれ、年齢18歳。東京デンキ高校卒業。現在は浪人生。 アニメ版の主人公。青髪に青系のファッションが特徴的。バイクの免許を取得している。 古き良きオタクである青年で、一度何かに熱中すると徹底的に極める多趣味な性格。アイドル、アマチュア無線、格闘ゲーム、自作PC、カードゲームなど、各話数ごとに様々なコンテンツにハマっている。実際に相応なレベルの技術にまで持っていく能力と単純だが前向きな行動力を持つ。 第1話にて、敵に追い詰められたまとめを助けようとしてバグリモノに刺され瀕死状態に陥ったが、まとめの "セツリゴエ" によって上級バグリモノとなり蘇生し、まとめの眷属となる。負けると死ぬ戦いに自分が巻き込まれたと悟り、生きているうちにやりたいことをやり尽くそうと、趣味とその資金稼ぎのアルバイト漬けの日々を送っている。 第11話にて万世架うらめ(後述)によって "セツリゴエ" を施され元の人間に戻ってしまい、超人的な身体能力も失われた。まとめからも見放され、一時期は意気消沈になって自宅に引きこもっていたが、まとめとうらめが戦っているのを偶然映ったテレビの中継映像で目の当たりにし、我に返ってまとめを助けるために秋葉原に戻る。強引にまとめと再び "セツリゴエ" の儀式を行い、力を取り戻す。 まとめと共に闘っていくうちに、仲間、相棒としての絆が深まっていき、タモツに恋愛感情を抱いているマヨの一方で、タモツも徐々にまとめのことを異性として意識し始めていた。第13話のラストシーンにて、まとめから愛の告白と捉えられる言葉を受け、改めてお互いの気持ちを知り、晴れて恋人同士の関係になる。 ドラマCD『アキバズタイムトリップ 〜時をかけるタモツ〜』での台詞に「タモツの孫の孫」というものがあることから、タモツは将来子孫を残すであろうことが判る。 名前は電気街と、この作品にも作画で参加しているアニメーターの小川完(たもつ)のもじり。 万世架 まとめ(まよなか まとめ) 声 - 高橋李依(イヤホンズ) アニメ版のメインヒロインでありタモツの相棒。赤髪に赤系のファッションが特徴的。見た目はツンとしたイメージなクールな美少女だが、女の子らしい描写もある、所謂 "ツンデレ"。有紗(後述)ほどではないが胸は大きくスタイルもいい。見かけによらず年齢は78歳であり、第二次世界大戦も経験している。本人曰く「破族の中では若い方」とのこと。 幼い頃に戦争で両親を亡くし、それ以降は祖母の女手一つで育てられた。バグリモノ退治専門の自警団をしている、上級バグリモノに値する破族。武器として木製バットを常に持ち歩いている。タモツからは『マヨ』、にわかからは『マヨ姉(ねえ)』、有紗からは『マー』と呼ばれている。秋葉原の自警団のメンバーであるのにもかかわらずオタクコンテンツにはあまり興味がなく、そちら方面にノリが偏重していくと会話についていけない時がある。 かつては、秋葉原の支配・滅亡を目論む組織・メトロチカの統率者である祖母・万世架ふかめ(後述)の下に就いていたが、秋葉原を訪れていくうちに街の人々の本当の心を知り、双子の妹・うらめを残しメトロチカと決別した。 初めてした "セツリゴエ"(=実質上のファーストキス)の相手のタモツを徐々に異性として意識し始め、他の女子(ぴゅう子含め)に気を取られていると不機嫌になる。なお、"セツリゴエ" の儀式にはキスをする必要があるため、なかなかしたがらなかったらしい。 過去の幼少期(戦後間もない、秋葉原の街が瓦礫と化していた頃)に食糧難を体験したことからかなりの大食いとなり、劇中では見た目やスタイルに反する見事な食いっぷりを見せている。街の人からは『バキューム万世架』という二つ名で呼ばれている。 基本的にテキパキと行動するしっかり者で、名の通り自警団の "まとめ" 役としてタモツ達と接しているが、誤魔化すのが苦手であることや、第5話にて飛んできたタモツのパンツを顔に押し付け匂いを嗅ぐなど、時折イメージとは程遠い、抜けた行動を取ることが回を増すごとに徐々に増えてきた。 メトロチカとの長年にわたる戦いが終わり、想いを寄せていたタモツと晴れて恋人同士の関係になった。第13話ラストの万世橋でのシーンにて、タモツと "セツリゴエ" ではない本当のキスをしようとするが、100年後の未来から来た有紗とにわかに邪魔される結果になり、挙句の果てにはやって来た二人にタモツもろとも無理矢理100年後の秋葉原へ連れて行かれてしまう。 ドラマCD『アキバズタイムトリップ 〜時をかけるタモツ〜』では、終戦して間もない頃のふかめに、「秋葉原はまた元気になる!」とタモツと共に伝える。 アイドルグループ・まにあ〜ずのメンバーとしても活躍中。 伝木凱 にわか(でんきがい にわか) 声 - 高野麻里佳(イヤホンズ) タモツの妹で、ライトなオタクの中学生。ピンク髪に年相応のファッションが特徴的。 純粋無垢な性格で、兄のタモツと一緒に出掛けて遊んだりするのを心から楽しむほど、かなりのブラコンである。学校もある故に、これまでは頻繁に秋葉原を訪れることはなかったが、兄とまとめの出会いをきっかけに頻繁に秋葉原を訪れるようになる。 有紗共々、タモツとまとめが恋人同士になることを期待し、何かしら二人をくっつかせるきっかけになるであろうイベントを持ち掛けていた節がある。 ドラマCD『アキバズタイムトリップ 〜時をかけるタモツ〜』では、1998年の自分の両親をどうにかしてくっつかせるために尽力する。 アイドルグループ・まにあ〜ずのメンバーとしても活躍中。 有紗・アホカイネン(ありさ・アホカイネン) 声 - 長久友紀(イヤホンズ) フィンランドからやってきた謎深き外国人。年齢は20歳未満。金髪でスタイルも良く巨乳である。 オタク同士で、趣味嗜好が一致していたことをきっかけにタモツと意気投合し、(高い身体能力と外見からバグリモノと勘違いされて)まとめに襲撃された後は壊してしまったフィギュアを買い取り完成させたまとめの様子を見て仲良くなり、タモツ達の自警団の一員となる。 普通の人間でありながら、バグリモノと戦えるほど身体能力が異様なまでに高く、中国武術を使って闘う。チャイナ服、バニー衣装、チアガール、巫女服、ウエスタン風な衣装など、毎話異なるコスプレをしているが、制作陣曰く「特に意味はない」とのこと。タモツ・まとめと違って服が全損しても死ぬ心配がないためか、よく下着姿または全裸になる。このため戦闘後は露出してしまった上半身を手で隠していることが多いが、羞恥心はあまりなく笑顔のままである。何かにつけて自分から脱ぐことも多いため、まとめやにわかが頻繁に制止する役割を担っている。 見かけによらず、アメリカの難関大学を飛び級で合格するほどの天才的頭脳の持ち主である。10年前に大学を卒業して以降、『自分探し』の為に世界中を転々とし、その過程で中国武術の修行をした。 第12話では、「父親が突然病気で倒れた」と言う一報を受け母国へ帰ることになったが、実際はペットが倒れただけであって命の心配もないということでラストで再び日本に戻り、最終決戦へと身を投じる。 アイドルグループ・まにあ〜ずのメンバーとしても活躍中。
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