ミクロネシアとは? わかりやすく解説

ミクロネシア【Micronesia】

読み方:みくろねしあ

小さい島々の意》

[一]太平洋中西部諸島群の総称太平洋島々三大別したときの一。カロリン諸島マーシャル諸島ギルバート諸島などがある。第一次大戦後日本の委任統治領となって南洋群島とよばれ、第二次大戦後は多く米国信託統治領となった1970年代以降独立が進む。住民はカナカ・チャモロなど。

[二]太平洋西部カロリン諸島中のヤップ・チューク・ポンペイ・コスラエなどの島々からなる国。正称、ミクロネシア連邦。首都ポンペイ島パリキール米国信託統治領から1979年自治政府発足し1986年独立人口112010)。

ミクロネシアの画像
ミクロネシアの国旗

ミクロネシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 04:47 UTC 版)

ミクロネシア(Micronesia)は、オセアニアの海洋部の分類の一つ。カロリン諸島など4つの主要な群島から構成される地域。「マイクロネシア」と呼ばれる場合もある。


注釈

  1. ^ 東経130度~175度の間、2300を超す島々が散在する。陸地面積は、2851km2。(印東道子「太平洋戦争(ミクロネシアの島じま」/ 印東道子編著『ミクロネシアを知るための58章』明石書店 2005年 16ページ)

出典

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  6. ^ 高橋康昌「太平洋戦争(第二次世界大戦)」/ 印東道子編著『ミクロネシアを知るための58章』明石書店 2005年 82ページ
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「ミクロネシア」の続きの解説一覧

ミクロネシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:26 UTC 版)

弁当」の記事における「ミクロネシア」の解説

パラオミクロネシア連邦では、日本統治時代に「弁当」の単語日本語からの借用語として現地語に取り入れられている。

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ミクロネシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:58 UTC 版)

東日本大震災に対する日本国外の対応」の記事における「ミクロネシア」の解説

ミクロネシア:マニー・モリ大統領ロバート外相は、哀悼の意とともに日本政府支援表明したミクロネシア連邦からは連邦議会義援金赤十字社寄付また、学校自治体といった民間団体や、議会政府公社から、募金活動チャリティーイベントなどで得た数多く支援が行われ、日本大使館支払われた。 マーシャル諸島チューレラン・ゼドケア大統領は「深い悲しみと、深甚なる弔意表したい」と哀悼の意述べ支援表明した政府観光局やELEFAなどのNPO団体中心となり、復興支援のためのチャリティーイベント開催され日の丸アレンジしたイヤリング髪飾りといった手工芸品販売された。 パラオジョンソン・トリビオン大統領は「パラオ持てる力の限り支援する意向である」と表明したパラオ16州の大酋長酋長日本大使館訪問し全員分の署名入った弔意文を日本大使館渡したまた、3月25日を「追悼の日」とし、以降5日国内の旗を半旗とし、追悼の意を表明した日本政府4月15日東日本大震災への国際的支援感謝する決議採決したが、パラオ国名抜けるという不手際があった。 ナウルマーカス・スティーブン大統領ナウル国民代表して被害者対す弔意表明し民間からの励ましメッセージJICAへと送られた。

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ミクロネシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 03:59 UTC 版)

平成27年台風第4号」の記事における「ミクロネシア」の解説

チューク諸島では強風加えて24時間218ミリ豪雨があり、洪水による被害発生4月2日までの集計で9名の死亡確認されており、最低でも6隻の船が沈没したまた、多くの島で強風による住宅倒壊倒木発生したウルシー環礁では毎時130マイル(約58メートル/秒)の強風による高潮塩害発生したほか、欧州連合から寄贈されソーラーパネル損傷一部飲料水タンク破損見られた。ファイス島でも風速毎時100マイル(約45メートル/秒)に達した

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ミクロネシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 02:27 UTC 版)

中国国民の査証要件」の記事における「ミクロネシア」の解説

7/7 国と地域入国条件滞在可能日数 グアム90以内渡航前ESTA承認受けた場合もしくは45以内グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラム利用時)。 フィジー120以内,但是单方面给予中国公民120停留マーシャル諸島空港到着時に30日間有効のビザ無料取得できる ミクロネシア連邦30日以内 ナウル空港到着時に全てのビザ取得できる。最も短い観光用ビザ場合、期間は1か月間で料金100豪州ドル 北マリアナ諸島45以内渡航前ESTA承認受けた場合もしくは45以内グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラム利用時)。 パラオ空港到着時に30日間有効の滞在許可証Entry Permit)を無料取得できる

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ミクロネシア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:19 UTC 版)

カヌー」の記事における「ミクロネシア」の解説

ミクロネシアではパンノキ船体にした縫合船のシングル・アウトリガーカヌーが広く用いられていた。小さいものはラグーン内での漁労用であるが、大きなものは十名近い乗員乗せて数日間上の外洋航海を行うことが可能な航海カヌーである。カロリン諸島からヤップ島へのサウェイ貿易には、このような航海カヌー欠かせなかった。また、ヤップ島石貨中でも古い時期のものは、航海カヌーによってパラオから運んで来たものと考えられている。

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ミクロネシア

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日本国民の査証要件」の記事における「ミクロネシア」の解説

6/7 国と地域入国条件滞在可能日数 グアム90以内渡航前ESTA承認受けた場合もしくは45以内グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラム利用時)。 キリバス30日以内 マーシャル諸島空港到着時に30日間有効のビザ無料取得できる ミクロネシア連邦30日以内 ナウル渡航前査証申請が必要。最も短い観光用ビザ場合、期間は1か月間で料金100豪州ドル 北マリアナ諸島90以内渡航前ESTA承認受けた場合もしくは45以内グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラム利用時パラオ空港到着時に30日間有効の滞在許可証Entry Permit)を無料取得できる

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ミクロネシア

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固有名詞

  1. オセアニア海洋部分の名称で、日付変更線以西から赤道以北諸島総称

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