trick
「trick」とは、策略・いたずら・冗談のことを意味する英語表現である。
「trick」とは・「trick」の意味
「trick」は、名詞として用いられる場合、相手を騙そうとするたくらみ・悪意のないいたずら・悪さ・冗談・仕掛けなどを意味する。可算名詞である。「trick」が形容詞として用いられる場合、芸当の・(問題などが)意外に難しいといった意味をもつ。
「trick」が動詞として用いられる場合、だます・飾り立てるといった意味を表す。
「trick」の発音・読み方
「trick」の発音記号は「trík」であり、カタカナで表記すると「トリック」となる。実際に発音する際は、「トゥリィク」のようになる。「t」は、舌の先を上前歯の裏の歯茎につけ、息を使って破裂させるように発音する。「r」は、舌の先を内側に巻いて口内に触れないようにして発音する。「i」は、日本語の「エ」と「イ」の中間をイメージした曖昧な音を発音する。「k」は、舌の後ろ部分を上あごの奥につけ、急に離しながら息を破裂させるようにして発音する。「trick」の語源・由来
ラテン語で「とるに足らないこと」を意味する「trīcae」が変化し、「trick」となった。「trick」を含む英熟語・英語表現
「トリックアート」とは
「トリックアート」は、人間の目の錯覚を利用し、平面のものが立体に見えたり異なる角度から見ると違うものに見えたり、中に入ることで錯覚を体感できたりするような芸術作品のこと。「トリックアート」という言葉は造語である。トリックアートは、古来ギリシャの「トロンプルイユ」という技法を原点に誕生した。「トロンプルイユ」の技法には、遠近法・明暗法・進出色と後退色の組み合わせなどがある。剣重和宗が創始した。
「trick or treat」とは
「trick or treat」は、ハロウィンの日に子どもたちがお菓子をもらうために使っている言葉である。ハロウィンの日には、子どもが仮装して家々を回り、お菓子を集める習慣がある。「お菓子をくれないといたずらするぞ」という意味をもつ。子どもがお菓子をもらうとき以外に、ハロウィンの挨拶表現として用いられることもある。「trick or treat」は、「Treat me,or I’ll trick you(お菓子をください、さもなくばあなたにいたずらしますよ)」が省略されたものである。「trick or treat」という声掛けに対しては、「Happy Halloween(ハロウィンを楽しんでね)」と返答したり、「Here you are(どうぞ)」と言いながらお菓子を渡したりする。
「do the trick」とは
「do the trick」は、口語的な表現で、「うまくいく」という意味を表す。「This should do the trick(これでうまくいくはずだ)」というように用いる。
「up to a person's trick」とは
「up to a person's trick」は、「人がいたずらをしようとしているのに気づいて」という意味を表す。
「TRICK(ドラマ)」とは
「TRICK(ドラマ)」は、自称天才マジシャンの山田奈緒子と物理学教授の上田次郎のコンビが、超常現象や事件に隠された仕掛けを解決するフィクションミステリードラマである。トリックを解決していくミステリードラマ。謎解きを主軸としつつ、時事ネタやギャグなどが多数挿入されており、全体的にコメディ要素やパロディ要素を取り入れた構成となっている。2000年にテレビ朝日系列の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された第1シリーズをはじめ、3作の連続ドラマ・3作のスペシャルドラマ・4作の劇場ドラマが14年にわたって制作された。「trick」の使い方・例文
「trick」を「相手を騙そうとするたくらみ」という意味で用いると、「She obtained money from a person by a trick.(彼女は人を騙して金を得た)」というような表現となる。「trick」を「いたずら」という意味で用いると、「She realized her son was trying to play a trick.(彼女は息子がいたずらをしようとしていることに気がついた)」といったような表現となる。
「trick」を「仕掛け」という意味で用いる場合、「The magician showed the audience his magic tricks.(マジシャンは観客に彼の手品の仕掛けを見せた)」というように表現される。
トリック【trick】
トリック
トリック
トリック〔犯〕
トリック
トリック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/24 14:08 UTC 版)
トリック(trick)とは、人を騙す目的の謀(はかりごと)や仕掛け。奇術(手品)のタネなど。他に特殊な技・テクニック(トリックプレーなど)を意味する。原義のtrickには悪戯や幻覚などの意味がある。
欺き、騙し
- トリック (推理小説) - 犯罪行為を隠蔽するための、詭計・たくらみ。
- トリック撮影 - SFXや特撮の古い呼び名。
- トリックアート - 騙し絵。人の錯覚を利用した絵。トロンプ・ルイユを参照。
特殊な技
- スノーボードやスキーの技の総称。スノーボード#技術、フリースタイル・スキー#トリックを参照。
- 動物の芸 - 犬芸(チンチンやお座り)など。
- ヨーヨーの技 - ウォーク・ザ・ドッグ(犬の散歩)やエレベーターなどヨーヨーの回転力や遠心力、ストリング(紐)を利用した様々なトリックが存在する。
トランプ
- カードのまとまり
- 点数 - コントラクトブリッジ(トリックテイキングゲーム)のトリック数など。
作品
- 映像作品
- トリック (1999年の映画) - 1999年のアメリカ映画。
- トリック (テレビドラマ) - テレビ朝日系列で放送された日本のテレビドラマ。
- トリック劇場版 - 2002年の日本映画。上記テレビドラマの劇場版。
- トリック劇場版2 - 2006年の日本映画。上記テレビドラマの劇場版。
- 劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル - 2010年の日本映画。上記テレビドラマの劇場版。
- トリック劇場版 ラストステージ - 2014年の日本映画。上記テレビドラマの劇場版でシリーズ完結編。
- 楽曲
- TRICK - 倖田來未の7番目のアルバム名。TRICK (倖田來未のアルバム)を参照。
- TRICK - 東方神起の楽曲。アルバム『T』に収録。
- 音楽
関連項目
トリック (Stich)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/12 14:44 UTC 版)
「スカート (トランプ)」の記事における「トリック (Stich)」の解説
勝負の宣言のあと、フォアハンドからミドルハンド、リアハンドの順番に手札から1枚ずつカードを表向きに出していく。場に出された3枚のカードをトリック、フォアハンドが出すカードのことをリードとよぶ。ミドルハンドとリアハンドはリードと同じスートが手札にあればそれを出さなければならない。2枚以上ある場合はその中から選ぶ。リードされたスートを持っていない場合に限り、どのカードを出すこともできる。最も強いカードを出したプレイヤーがそのトリックを取る。 出ているカードの中に切札があるときは切札を出したプレイヤーがトリックを取る。 切札を出したプレイヤーが2人以上いる場合は切札の中で1番強いカードを出したプレイヤーがトリックを取る。 出ているカードの中に切札がない場合にはリードと同じスートで最も強いカードを出したプレイヤーがトリックを取る。 トリックを取るプレイヤーは場のカードを伏せて自分のそばへ置いておく。対抗プレイヤーは2人の獲得したトリックをまとめて置いておく。前のトリックを取ったプレイヤーが次のフォアハンドとしてリードをおこない、手札がなくなるまでの10トリック続ける。なおヌルのときは単独プレイヤーがトリックを取った時点で勝負は終了する。
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トリック
「トリック」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はカトリックですかプロテスタントですか
- カトリック教会
- 彼は私をカトリックに改宗させようとした
- ドットマトリックスプリンター
- トリックを解く
- トリック写真
- その新聞社は反カトリック広告を掲載した。
- 荘重典雅なレトリック
- カトリックの聖人伝の研究
- 彼はカトリックに激しく敵対した。
- 彼はカトリック神学校の信心深い生徒だ。
- 反カトリック指向が底流として存在する。
- 王はカトリック教徒を抑圧した。
- アドバンテージマトリックスを活用して新規事業を検討する
- 中世カトリックの時代
- ドラマーはよりリアルな感覚でエレクトリックドラムを演奏することが出来る。
- 私はエキセントリックな人が苦手です。
- 子どもたちは「トリック・オア・トリート」と叫んだ。
- 「トリック・オア・トリート」はハロウィンで用いられる決まり文句です。
- 私が「トリック・オア・トリート」と言うと先生はお菓子をくれた。
トリックと同じ種類の言葉
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