VALUESTAR N
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「VALUESTARの機種一覧」の記事における「VALUESTAR N」の解説
テンキー付フルサイズキーボード(ワイヤレスタイプ)を添付し、持ち運びし易いフレックスバーとA4@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ノートPCよりも小さく置ける省スペース設計[要出典]により、デスクトップPCの快適さとノートPCの軽快さを兼ね備えるボードタイプの一体型PC。光学ドライブはスロットイン方式を採用する。また、使わない時はキーボードを本体下にそのまま収納できる。グッドデザイン賞を受賞している。 /J世代(2007年4月) OSは全機種Windows Vista Home Premiumである。当初は15.4型ワイド液晶を搭載し、中位機種はAMD Turion 64 X2 モバイル・テクノロジを、上位・下位機種にはモバイルAMD Sempronを搭載していた。また、上位機種には地上デジタルチューナーを内蔵し、中位機種にはハードディスクの中にフラッシュメモリを内蔵し、起動時間の高速化を計った「Hybrid HDD」を搭載した。全機種でCDや文房具などが置ける小物入れ「ガシェットポケット」を備えた。 /K世代(2007年9月) 新たに17型ワイド液晶モデルを追加。ディスプレイが大型化しても安定感がとれるように両サイドのフレームの先端を少し前面に出しているのが特長である。地上デジタルチューナーモデルはフラッシュメモリ内蔵の「ハイブリッドHDD」を採用。AMD Turion 64 X2 モバイル・テクノロジは新設の17型ワイド液晶モデルに搭載された。 /L世代(2008年1月) メモリを2GBに増量し、AMD Turion 64 X2 モバイル・テクノロジを15.4型ワイド液晶・TVチューナーレスモデル以外の全機種に搭載された。また、17型ワイド液晶モデルにも地上デジタルチューナー内蔵モデルを設定した。 /M世代(2008年4月) テレビチューナーなしモデルにもAMD Athlon 64 X2 デュアルコア・プロセッサを採用し、全機種デュアルコアCPUとなる。また、15.4型ワイド液晶・地上デジタルチューナー内蔵モデルを廃止。さらに、ハイブリッドHDDを廃止した。 /R世代(2008年9月) 初のモデルチェンジ。液晶サイズを大型化し、16型ワイド液晶と19型ワイド液晶に。16型ワイド液晶モデルは背面スタンドをVESA規格に対応した市販のモニタアームに取り替える事ができ、より自由な使い方ができる。また、19型ワイド液晶モデルでは、「VALUESTAR N」初となるintel製CPU Core 2 Duoを採用した。また、全機種、従来からのピュアホワイトに加え、ファインブラックを加えた2色展開となる。 /S世代(2009年1月) 19型ワイド液晶モデルにメイプルブラウンを加え、3色展開となる。さらに、メモリを4GBに倍増。 /T世代(2009年4月) 16型液晶モデルを廃止し、替わってブルーレイディスクドライブを搭載した21.5型ワイド・フルHD液晶モデルを設定。同モデルの最上位機種はHDDを1TB搭載し、TVチューナーも従来からの地上デジタルに加え、BSデジタル・110度CSデジタルにも対応の上、ダブルチューナーとなった。19型ワイド液晶モデルのメモリは2GBとなる。カラーはメイプルブラウンに変わり、新しくクランベリーレッドを設定した。 /V世代(2009年10月) 全機種Windows7 Home PremiumにOSを変更。19型ワイド液晶モデルのメモリを4GBに増量し、19型ワイド液晶・地上デジタルチューナー内蔵モデルのHDDも1TBに増量した。21.5型ワイド・フルHD液晶モデルは地上デジタルチューナー内蔵モデルのみとなる。 /W世代(2010年1月) 20型ワイド・WXGA++液晶に変更。DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルにはCore i3を、ブルーレイディスクドライブ搭載モデルにはCore i5を搭載。グラフィックスはCPU内蔵グラフィックスにグレードダウンされる。 新/A世代(2010年4月) OSをHome Premium 64ビット版に変更し、地上デジタルチューナーを標準搭載。新たに、Celeron P4500を搭載した下位機種を新たに設定。 新/B世代(2010年5月・6月) まず5月に3D映像に対応した最上位機種を設定。さらに、翌月には既存モデルをモデルチェンジし、Officeは「Home and Business 2010」に更新。さらにCore i5搭載モデルはintel Core i5-450Mを搭載し、性能を向上した。 新/C世代(2010年9月) 3D対応モデルおよびCore i5搭載モデルのCPU性能を向上。さらに、TVチューナーも地上デジタルに加え、BSデジタル・110度CSデジタルにも対応した。3D対応モデルのディスプレイはLEDバックライト搭載の「スーパーシャインビューLED液晶」に変更された。ラインナップもCore i3搭載モデルを廃止し、3機種となった。 新/D世代(2011年2月) 3D対応モデルおよびCore i5搭載モデルは新世代のCore i5-2410Mを採用し、地上・BS・110度CS対応のTVチューナーはダブルチューナーに強化。Celeron搭載モデルもHDDを1TBに増量。全機種に標準装備されているワイヤレスキーボードはキーピッチを広めたアイソレーションタイプに変更となった。 新/E世代(2011年5月) 3D対応モデルおよびCore i5搭載モデルはHDD容量を2TBに増量。Celeron搭載モデルはダブルチューナーとなり2番組同時録画ができるようになった他、HDDの書き込み速度を高速化した。 新/F世代(2011年9月) 3D対応モデル・3D非対応最上位モデルのCPUをクアッドコアのCore i7-2670QMに変更するとともに、ディスプレイを「/V世代」以来となる21.5型ワイド・フルHD液晶に大型化し、IPS液晶となる。さらに、メモリ容量を8GBに倍増、BDXL対応Blu-ray Discドライブも搭載し、基本性能を強化。Celeron搭載モデルもCPUをCeleron B800に更新された。さらに、「新/C世代」で一旦廃止となっていたCore i3搭載モデルを再設定。以前のモデルと比べ、CPUに第2世代のCore i3-2330M、ディスプレイにIPS液晶を採用するなど基本性能が強化されている。 新/G世代(2012年2月) 21.5型ワイド液晶モデルは録画関係機能を強化し、フルハイビジョン画質のままで16倍の長時間録画を可能にしたほか、録画した番組を携帯電話などへ転送できる「外でもVIDEO」機能を追加。ワイヤレスLANは電波干渉に強い5GHz帯のIEEE802.11a準拠に対応した。また、Core i3搭載モデルはCPUをCore i3-2350Mに強化し、HDDを2TBに倍増。Celeron搭載の20型ワイド液晶モデルについてもCPU性能の強化とHDD容量の倍増を行った。 新/H世代(2012年5月) マザーボードをIntel HM76 Expressチップセットに更新し、ワイヤレスキーボード・マウスの変更、Webカメラの720p対応、HDMI入力端子の搭載など細かな変更が行われた。また、Core i3搭載モデルはCPUをCore i3-2370Mに更新している。なお、3D対応モデルは廃止とした。 新/J世代(2012年10月) OSをWindows 8 64bitに変更するとともに、デザインを変更。液晶下部に配しているスピーカーやスタンドの形状を改良し、光学ドライブをスロットイン式に変更。CPU性能も強化された。Core i7搭載モデルはHDD容量を3TBに増量し、視聴専用のデジタルチューナーを追加したことで2番組同時録画中に別の番組を視聴したり、電源オフの状態から2秒ですぐにTVが観られる「パッと観テレビ」に対応。リモコンは背面にタッチパッドを搭載したことでタッチ操作ができる「タッチパッドリモコン」となった。 新/L世代(2013年2月) 全機種Officeを「Office 2013(Core i5搭載モデル・Core i7搭載モデルはHome and Business 2013、Celeron搭載モデルはPersonal 2013)」に刷新。Celeron搭載モデルはCPUをCeleron 1000Mに強化した。なお、Core i7搭載モデルはHDD容量が2TBに減らされた。 新/M世代(2013年5月) Core i7搭載モデルは「パッと観テレビ」が非対応になったが、HDD容量が3TBに再び増量され、メモリは容量はそのままで8GB×1に変更し、将来の増設に対応した。中位モデルはCPUがCore i5からCore i3にスペックダウンされたが、HDD容量は2TBに倍増。Celeron搭載モデルはソフトウェアを刷新したマイナーチェンジ程度である。なお、Celeron搭載モデルには新たにTVチューナーレスモデル(カラーはファインホワイトのみ、OfficeはPersonal 2013)が追加された。 新/N世代(2013年10月) 既存のラインナップを3機種に絞り、OSをWindows 8.1に変更。Celeron搭載モデルはTVチューナーレスモデル・TVチューナー内蔵モデル共にCeleron 1005Mに更新した程度。Core i3搭載モデルはCPUをCore i5-3230Mに変更して性能を強化した。そして、Core i7搭載モデルは2013年夏モデルまで販売されていた「VALUESTAR W」を統合し、ディスプレイサイズを23型ワイドに大型化。さらに、スタンド機構を新設計にしたことで垂直立ちや左右スイーベルが可能となり、ワイヤレスキーボードを収納するスペースも確保された。TV機能も強化し、「パッと観テレビ」機能を備えるとともに、録画対応デジタルチューナーが「VALUESTAR W」のトリプルチューナーから4チューナーとなり、4番組同時視聴・同時録画ができるようになった。なお、マルチチューナーを搭載した機種は通常、B-CASカードを複数枚挿入する必要があるが、本機種ではB-CASカードは1枚で挿入でき、有料放送の有無を気にすることなく利用することができる。併せて、「YAMAHAスピーカーシステム」を改良し、フルレンジユニットにウーファーユニットを組み込んだ2Way仕様となり、さらに、フルレンジユニットにはPC用で初となる磁性流体ドライバーを用いたことで歪みや振動を抑え、よりクリアな音質を楽しめるようになった。併せて、CPUをintel Core i7-4700MQプロセッサーに変更した。 新/R世代(2014年1月) 21.5型ワイド液晶モデルが後述の「VALUESTAR S」として独立シリーズ化したため、23型ワイド液晶搭載の上位モデルの位置づけとなる。全モデルにIEEE802.11ac対応ワイヤレスLANを搭載するとともに、上位モデルはディスプレイをタッチパネル式に変更する代わりに、HDD容量を3TBに減らした。また、カラーはファインブラックのみの設定となった。 新/S世代(2014年4月) ヤマハが開発した「AudioEngine」を導入し、SDXC対応SDメモリーカードスロットはUHS-IIに対応。併せて、OSはWindows 8.1 Update、OfficeはOffice Home and Business 2013 SP1となった。また、カラーはレッド、ホワイト、ブラックの三色に戻された。 新/T世代(2014年10月) CPUをCore i7-4710MQに変更してスペックアップし、OfficeはOffice Home and Business Premium + Office 365サービスに変更。外出先から録画番組を視聴できるリモート視聴に対応した。
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