クアッドコア
【英】quad-core processor
クアッドコアとは、1つのシリコンチップに4個のCPUコアを搭載したCPUのことである。
クアッドコアはマルチコアの一種であり、CPUコアが2個の場合はデュアルコア、数十個単位でコアが集積されている場合はメニーコアなどと呼ばれている。CPUコアの数が多ければ多いほど、割高にはなるが、処理速度が向上する。
クアッドコアのマイクロプロセッサとして発売された製品には、AMDのQuad-Core AMD Opteron、IntelのIntel Core 2 Quad、Intel Core i7などがある。
マルチコア
(クアッドコア から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 22:47 UTC 版)
マルチコア (英: multiple core, multi-core) は、1つのプロセッサ・パッケージ内に複数のプロセッサ・コアを搭載する技術であり、マルチプロセッシングの一形態である。
- ^ a b インテル、メニーコア化への取り組みなど、研究活動に関する説明会を開催[リンク切れ], マイコミジャーナル, 2005年11月09日
- ^ 設計上は9コアが存在するが、うち1コアは歩留まり向上のための予備であり、出荷前に無効化されている。
- ^ Energy Aware Scheduling — The Linux Kernel documentation
- ^ ローカル・キャッシュを共有し合う機構とは、コアローカルなL2キャッシュとダイ共有のL3キャッシュの関係で、通常はスヌープしてローカルなL2キャッシュ間のコヒーレンシを確保する仕組みである。自分のコアのL2でmissして他のコアのL2にあれば、L3ではなく他のコアのL2をアクセスする仕組みを指す。コア数が増えるとダイ共有のL3では対応し切れなくなるためと推測される[独自研究?]。
- ^ 製品仕様 インテル® Xeon Phi™ プロセッサー
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