VALUESTAR W
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 14:53 UTC 版)
「VALUESTARの機種一覧」の記事における「VALUESTAR W」の解説
大画面液晶搭載の高機能一体型PC。 /C世代(2005年4月) ダブルアナログチューナーを内蔵、パネルスピーカー「AUTHENSOUNDWIDE(オーセンサウンドワイド)」を搭載し音質にも優れている。Celeron D搭載モデルは20型ワイド液晶、Pentium 4搭載モデルは26型ワイド・ノングレア(非光沢)液晶を搭載した。ワイヤレスキーボードは本体下に格納でき(スライドインキーボード)、キーボードの出し入れに応じて電源ON/OFFの設定も可能である。 /D世代(2005年9月) 基本性能を向上。 /E世代(2005年12月) デザインを一新。新たに取り外しもできる小物置きスペース「ガシェットスペース」を配備。また、従来よりも大型化された32型ワイド・ノングレアIPS液晶を設定し、同ディスプレイを搭載した最上位機種はPentium Dを搭載(Viiv対応)、Celeron D搭載機種はOfficeなしとした。また、ホワイト基調の20型ワイド液晶モデルも新たにPentium 4搭載モデルを設定した。さらに、OSは全機種Windows XP Media Center Edition 2005に変更。最廉価モデルを除き、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを内蔵し、電源投入後約2秒でテレビが視聴できる「ぱっと観テレビ」機能を搭載した。 /F世代(2006年4月) 基本性能を向上。 /G世代(2006年8月) 従来の「VALUESTAR R」から編入した17型液晶モデルを設定。17型液晶モデルも地上デジタルチューナーを搭載した。また、20型ワイド液晶モデルは全機種がIPS液晶となり、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載。同モデルの中位機種はPentium Dも搭載し、Viivに対応。同モデルの上位機種はブルーレイディスクドライブも搭載された。32型ワイド液晶モデルも同様に、Pentium D搭載の最上位機種にもブルーレイディスクドライブを搭載した。なお、CPUは全機種Pentium系に揃えられた。 /H世代(2007年1月) ラインナップを再編し、地上デジタルチューナー内蔵の20型ワイド液晶と地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵の32型ワイド・IPS液晶の2機種に。CPUはCore 2 Duoに変更し、Viivに対応。ブルーレイディスクドライブを標準搭載した。なお、一部機種は「/J世代」発表後も継続販売された。 /K世代(2007年9月) デザインを一新。日立製作所と共同開発した水冷システムを一体型PCで初採用。HDDを遮音材や吸音材で包み込んで駆動音の漏れを防止し、遮音材によって熱がこもったHDDを水冷システムが効率よく冷却するため、25dbの静音性能を実現。また、ディスプレイは19型ワイド液晶と22型ワイド液晶の2タイプとなり、19型ワイド液晶モデルはCPUでCeleron搭載のTVチューナーレスモデルとPentium Dual-Core搭載のTVチューナー内蔵モデルの2種類を、22型ワイド液晶モデルはCPUにCore 2 Duoを採用。DVDスーパーマルチドライブ搭載モデルとHD DVD-ROM再生機能を備えるブルーレイディスクドライブ搭載モデルの2種類を用意した。TVチューナー搭載モデルは地上デジタルチューナーのみの搭載となる。 /L世代(2008年1月) 19型ワイド液晶モデルのCPUもCore 2 Duoを搭載し、性能を向上。 /M世代(2008年4月) 19型ワイド液晶モデルのCPUが再びPentium Dual-Coreに変更。TVチューナーレスモデルの設定が無くなり、最上位機種に搭載するブルーレイディスクドライブからHD DVD-ROM再生機能が省かれる。 /R世代(2008年9月) 19型ワイド液晶モデルのCPUが再びCore 2 Duoとなる。また、全機種地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基搭載した。 /S世代(2009年1月) ブラックを基調としたデザインとなり、ディスプレイが22型ワイド液晶のみとなる。また、ブルーレイディスクドライブが標準装備され、メモリは4GB、HDDは1TBに増量。上位機種はCore 2 Quadを搭載した。 /T世代(2009年4月) Core 2 Quad搭載の1機種のみとなる。 /V世代(2009年10月) 水冷システムを廃止し、液晶テレビのようなスリムなデザインに一新。OSをWindows 7に変更し、CPUをCore 2 Duoに統一。また、ディスプレイを21.5型ワイド液晶と23型ワイド液晶に大型化され、いずれもフルHD仕様に。21.5型ワイド液晶はタッチ操作にも対応した。21.5型ワイド液晶モデルは地上デジタルチューナーを、23型ワイド液晶は地上・BS・110度CSデジタルチューナー2基を内蔵する。 /W世代(2010年1月) 従来からのファインブラックに加え、パールホワイトとクランベリーレッドが加わり、カラーが選べるようになる(中位機種は3色から選べるが、下位機種はファインブラックとクランベリーレッドの2色展開、上位機種はファインブラックのみとなる)。また、CPUも下位機種はCore i3、中・上位機種はCore i5を搭載し高い性能を持つようになる。最上位機種には高速転送が可能なUSB 3.0ポートを2つ搭載した。なお、「新/A世代」発表後も本機種は継続販売された。 新/B世代(2010年6月) Officeを「Office Home and Business 2010」に更新すると共に、最上位モデルは独立GPU「NVIDIA GeForce GT 330M」を搭載し、グラフィック性能を向上した。 新/C世代(2010年9月) 最上位モデルが3D対応となり、HDDを1.5TBに増量した。また、CPUをノートブック向けのintel Core i5-460Mに統一された。また、Core i3モデルを廃止すると共に、Core i5搭載モデルはパールホワイトに替わり、ハニーブラウンを新たに設定した。 新/D世代(2011年2月) CPUに新世代のCore iファミリーを採用し、3D対応モデルにはCore i7-2620Mを、下位モデルにはCore i5-2410Mをそれぞれ搭載。メモリは全機種8GBに、HDDも3D対応モデルで2TB、下位モデルで1.5TBにそれぞれ増量し、さらに3D対応モデルは独立GPUの性能も向上(GT 330M→GT 425M)され基本性能を強化。ディスプレイもLEDバックライトを採用した「スーパーシャインビューLED IPS液晶」となった。下位モデルのボディカラーは一旦廃止となっていたホワイト系(ファインホワイト)が復活し4色展開となり、全機種に標準搭載のワイヤレスキーボードは「VALUESTAR N」と同じようにアイソレーションタイプとなった。 新/E世代(2011年5月) 全機種でCPUをクアッドコアのCore i7-2630QMに変更し、Blu-ray Discドライブは大容量規格のBDXLに対応。さらに、下位モデルのメモリを4GBに減らす代わりにHDD容量を2TBに増量した。 新/F世代(2011年9月) 全機種でCPUをCore i7-2670QMに強化されたほか、下位モデルではメモリ容量を再び8GBに倍増した。なお、3D対応モデルはNVIDIA GeForceからCPU内蔵グラフィックス(intel HD Graphics 3000)にスペックダウンされている。 新/G世代(2012年2月) 「VALUESTAR N」の21.5型ワイド液晶モデルと同様に、録画関係機能を強化し、フルハイビジョン画質のままで16倍の長時間録画を可能にしたほか、録画した番組を携帯電話などへ転送できる「外でもVIDEO」機能を追加。ワイヤレスLANは電波干渉に強い5GHz帯のIEEE802.11a準拠に対応した。 新/H世代(2012年5月) 液晶ディスプレイにスピーカーバーが合体した「フラット&ブロック」デザインを採用。USBやSDカードスロットを前面に配置するとともに、キーボードの収納エリアを設けたことで使い勝手を高めた。また、以前のモデルで採用されていた「パッと観テレビ」を復活。PC部から独立した地上・BS・110度CSデジタルチューナーを新たに搭載したことで、リモコンや本体のテレビボタンを押すと約2秒ですぐにテレビが視聴できる。基本性能も強化されており、HDDは3TBに増量。また、Core i5搭載モデルも再設定された。なお、デザインの刷新に伴ってハニーブラウンが廃止され、3色展開(3D対応モデルはファインブラックのみ)となった。 新/J世代(2012年10月) OSをWindows 8 64bitに変更するとともに、CPUを第3世代のCore i7-3630QMに性能を強化。付属のリモコンは背面にタッチ操作ができるタッチパッドを搭載した「タッチパッドリモコン」となった。なお、これまで設定されていたCore i5搭載モデルは廃止された。 新/L世代(2013年2月) 基本スペックは「新/J世代」から据え置かれたが、Officeを「Office Home and Business 2013」に刷新された。なお、「新/M世代」発表後も継続販売となったが、3D対応の上位モデルは「新/M世代」発表時に廃止となった。
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