VALUESTAR TX/X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 14:53 UTC 版)
「VALUESTARの機種一覧」の記事における「VALUESTAR TX/X」の解説
静音・ハイパワーなミニタワーPC。「VALUESTAR TX」では発売当初、ホームネットワークを構築するためのサーバーとしても使用できるホームサーバPCであった。なお、「VALUESTAR TX」および「VALUESTAR X」の型番や型名は共にVXから始まる。 (第3次)/4世代(TX・2002年10月) ワイヤレスLANを内蔵。リモートTV機能により、別のPCからワイヤレスで録画予約ができたり、テレビチューナーを内蔵していないPCでも有線LAN経由で視聴することができる。ラインナップは3機種あり、全機種CPUにPentium 4を搭載し、アナログテレビチューナーを内蔵しているが、最上位機種ではBS・110度CSデジタルチューナーも内蔵する。ディスプレイは15型液晶か17.5型ワイド液晶を用意する。なお、「第3次/5世代」発表後は継続販売されなかった。 (第3次)/6世代(TX・2003年5月) CPUをHTテクノロジ intel Pentium 4に進化すると共に、当時としては世界初の水冷システムとDVDプラスマルチドライブ(現在のDVDスーパーマルチドライブ)を搭載。17型SXGA+液晶セットモデルのほかに、本体のみの下位機種を設定。 (第3次)/7世代(TX・2003年9月) 基本性能を向上。 (第3次)/8世代(TX・2004年1月) 新たに、17型液晶とアナログTVチューナーを搭載し、ワイヤレスLANを省いたWindows XP Home Editionモデルを設定。XP Professionalモデルはディスプレイを23型ワイド液晶に大型化し、新たに地上デジタルチューナーも搭載。これにより、地上・BS・110度CSデジタル対応になった。なお、「第3次/9世代」発表後は継続販売されなかった。 /A世代(TX・2004年9月) 本体はブラックボディに起動中は青いランプが灯る新デザインに一新され、水冷システムにSPSファンとエアフローファンを組み合わせた「ハイブリッドクーリングシステム」に進化し、下位機種のディスプレイを19型に大型化となったことで、ホームサーバPCから静音PCへと変化した。また、これまで登場したTXシリーズではMicrosoft Officeがインストールされていなかったが、この世代から標準でインストールされるようになった。 /B世代(TX・2005年1月) 下位機種のディスプレイが再び17型に戻される。 /C世代(TX・2005年4月) 下位機種のディスプレイのデザインを一新。 /D世代(X・2005年9月) この代からシリーズ名を「VALUESTAR X」に改称し、本体デザインもシルバーを基調としたものに変更。水冷システムも第三世代に進化。空気の入口を水冷ユニット、筒体にそれぞれ設けることで冷却効率を向上した。CPUはPentium Dに変更すると共に、HDDを3基装備し、RAID 5機能を搭載したことで、万が一1台のHDDが故障しても、残りのHDDにもデータが記録されているため、安全性も向上された(なお、HDDが故障した場合には速やかにバックアップを行い、修理を行う必要がある)。上位機種のディスプレイは20型ワイドに変更。 /E世代(X・2005年12月) ラインナップが1機種となる。 /F世代(X・2006年4月) 基本性能を向上。 /G世代(X・2006年8月) HDDがRAID 0構成のダブルHDDに変更され、容量も少なくなった(600GB→500GB)。
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