tug of war
「tug of war」の意味・「tug of war」とは
「tug of war」は、直訳すると「引き戦争」となる英語の表現である。具体的には、2つのチームがロープを引き合うスポーツのことを指す。また、比喩的には、2つの異なる意見や立場の間での力の競争や争いを表す。「tug of war」の発音・読み方
「tug of war」の発音は、IPA表記では/tʌg əv wɔːr/となる。IPAのカタカナ読みでは「タグ・オヴ・ウォー」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「タグ・オブ・ウォー」が近い。「tug of war」の定義を英語で解説
"Tug of war" is a sport that directly involves two teams pulling at opposite ends of a rope, with the goal being to bring the rope a certain distance in one direction against the force of the opposing team's pull. Metaphorically, it refers to a situation where two parties are in a dispute or competition for power or control.「tug of war」の類語
「tug of war」の類語としては、「power struggle」や「struggle for control」がある。これらも同様に、力の競争や支配権を巡る争いを表す表現である。「tug of war」に関連する用語・表現
「tug of war」に関連する用語としては、「rope pulling」がある。これは直訳すると「ロープを引く」となり、「tug of war」のスポーツそのものを指す表現である。「tug of war」の例文
以下に「tug of war」を使用した例文を10個提示する。 1. The children enjoyed a game of tug of war at the picnic.(子供たちはピクニックで綱引きのゲームを楽しんだ。)2. The political tug of war between the two parties has been going on for months.(二つの政党間の政治的な力の競争は数ヶ月間続いている。)
3. The tug of war over the budget has led to a stalemate in the committee.(予算を巡る引き合いは委員会を行き詰まりに追い込んだ。)
4. The company has been in a tug of war with the union over wage increases.(会社は賃上げを巡り労組との間で引き合いが続いている。)
5. The tug of war championship was held at the local park.(綱引きの選手権大会が地元の公園で開催された。)
6. The tug of war for control of the company ended with a compromise.(会社の支配権を巡る引き合いは妥協で終わった。)
7. The tug of war at the family reunion was a fun event for all ages.(家族の再会での綱引きは全ての年齢層にとって楽しいイベントだった。)
8. The tug of war between the two departments has delayed the project.(二つの部署間の引き合いはプロジェクトを遅らせた。)
9. The children's tug of war ended in a draw.(子供たちの綱引きは引き分けに終わった。)
10. The ongoing tug of war over the land rights has yet to be resolved.(土地の権利を巡る引き合いはまだ解決されていない。)
タッグ・オブ・ウォー
(TUG OF WAR から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 13:54 UTC 版)
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『タッグ・オブ・ウォー』 | ||||
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ポール・マッカートニー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1980年12月-1981年2~12月 AIR Studios Montserrat, AIR Studios London, Parkgate Studio Sussex, Strawberry Studios South Surrey, Odyssey Studios London |
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ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ![]() ![]() MPL/キャピトル(リイシュー盤) |
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プロデュース | ジョージ・マーティン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ポール・マッカートニー アルバム 年表 | ||||
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『タッグ・オブ・ウォー』(Tug of War)は、1982年に発表されたポール・マッカートニーの4枚目の オリジナルアルバム。ビートルズのプロデューサーであるジョージ・マーティンを迎えて制作され、ジャケットのデザインはイギリスのデザイン集団ヒプノシスが手がけている。
概要
1980年1月のマッカートニーの逮捕後、マッカートニー率いるウイングスは活動が停滞し、メンバーのソロ活動も開始していた。しかし、同年8月頃にはデニー・レインと再会し、本作等のデモ・レコーディングが行われた。また、10月には当時のウイングスのメンバーがスタジオに揃い、8月にレコーディングしたデモ音源を基にしたリハーサルセッションも行われ、本作がウイングスのアルバムとして発売される可能性もあったとのこと[1]。
そんな中、マッカートニーは1980年の秋頃、音楽プロデューサーのジョージ・マーティンにプロデュースを依頼する。これは、マッカートニーが次のアルバムをソロ、若しくはウイングスとして出すか迷った結果のことである[1]。その後、10月の末頃にマッカートニーのソロ名義のシングル「ウィ・オール・スタンド・トゥゲザー」のレコーディングがマーティンのプロデュースによって行われた[1]。
その後、同年12月初旬頃よりマーティンが所有するロンドンのAIRスタジオにてレコーディングを開始。「ボールルーム・ダンシング」、「キープ・アンダー・カヴァー」等は12月初旬に最初のレコーディングが行われている[2]。ところが同年12月8日、ビートルズ時代の盟友であるジョン・レノンがニューヨークで銃撃されるという事件が発生。レノンの死を告げられたマッカートニーは平静を保つためスタジオに籠り、レインと共に「レインクラウズ」のレコーディングに取り掛かった[3]。しかし、マッカートニーのショックは大きなもので、マッカートニーは数カ月の間自宅に引きこもることとなる[4]。
その後、1981年の2月1日から3月4日にかけて、マッカートニーはカリブ海のモントセラト島で過ごすことになる。そして、モントセラト島に存在するマーティンが所有していたAIRスタジオに場所を移しレコーディングを再開した[1]。 この場所でのレコーディングには、レインも同行したほか、スティーヴ・ガッドやスタンリー・クラーク、リンゴ・スターやカール・パーキンス、スティーヴィー・ワンダーら豪華メンバーが参加している[1]。
マッカートニーはレインと言い争いになり[1]、レインは途中でモントセラト島を後にする。そして、ロンドンのスタジオに戻りレコーディングを続行。その最中であった4月27日にレインが脱退を表明し、ウイングスは正式に解散となった。そこで更に時間をかけてレコーディングを行うことが決定し、結果的に多くの楽曲が録音され、2枚組に相当するほどの楽曲が完成した[1]。因みに、アルバムに未収録だった曲の一部は次のアルバム『パイプス・オブ・ピース』に収録された。
楽曲
このアルバムで最も有名な楽曲はアルバムの最後を飾るスティーヴィー・ワンダーとのデュエット曲「エボニー・アンド・アイボリー」である。マーティンのスタジオがあったモントセラト島で書かれたこの曲は、双方にとって大ヒットした作品のひとつとなった[注 1]。日本でもおよそ10万枚を売り上げている。作曲者としてワンダーの名はクレジットはされていないが、作曲も共同作業で行われたという。ちなみに、ワンダーにとってこのシングルが初のイギリスでの首位獲得曲となったことについて、マッカートニーは「この曲のレコーディングには随分時間をかけたが、それだけやっておいてよかった」と発言している。このアルバムには、彼らが制作したもうひとつの共作「ホワッツ・ザット・ユアー・ドゥイン」も収録された。また、「ゲット・イット」では、マッカートニーは彼の少年時代のアイドル的存在のひとりだったカール・パーキンスとデュエットしている。
このアルバムからの2曲目の全米トップ10ヒットとなった「テイク・イット・アウェイ」は、元々リンゴ・スターの1981年のアルバム『バラの香りを』のために書かれたものだったが、ポールは自分で歌ったほうが適していると考えて自らレコーディングした。リンゴはスティーヴ・ガッドとツインでドラムを叩いている。
「過ぎ去りし日々」でジョージ・ハリスンがレノンを偲んだように、ポールも彼への追悼歌「ヒア・トゥデイ」を作曲した。ポールはジョージに自分の曲にも参加してほしいと考え、「ワンダーラスト」のギターソロを弾いてもらおうと考えていたが、実現はしなかった。「放浪癖」を意味するこの曲のタイトルは、彼がウイングス時代のアルバム『ロンドン・タウン』のレコーディングでヴァージン諸島に滞在していた際に、宿泊していたヨットの名前からきている。
収録曲
- タッグ・オブ・ウォー - Tug of War
- テイク・イット・アウェイ - Take It Away
- サムバディ・フー・ケアーズ - Somebody Who Cares
- ホワッツ・ザット・ユアー・ドゥイン - What's That You're Doing? (&スティービーワンダー)
- ヒア・トゥデイ - Here Today
- ボールルーム・ダンシング - Ballroom Dancing
- ザ・パウンド・イズ・シンキング - The Pound is Sinking
- ワンダーラスト - Wanderlust
- ゲット・イット - Get It(カールパーキンスとデュエット)
- ビー・ホワット・ユー・シー - Be What You See
- ドレス・ミー・アップ・アス・ア・ラバー - Dress Me Up as a Robber
- エボニー・アンド・アイボリー - Ebony and Ivory(スティービーワンダーとデュエット)
- Ebony and Ivory(Solo version)
※13は2007年、iTunes Store販売版のボーナス・トラック。(12”収録バージョン)
クレジット
- ポール・マッカートニー - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ベース、アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、スパニッシュ・ギター、ピアノ、シンセサイザー、ドラムス、パーカッション、ボコーダー
- リンダ・マッカートニー - バッキング・ボーカル、ピアノ
- デニー・レイン - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ベース、シンセサイザー
- エリック・スチュワート - バッキング・ボーカル、エレクトリック・ギター
- ジョージ・マーティン - プロデューサー、エレクトリック・ピアノ
- リンゴ・スター - ドラムス
- スティーヴ・ガッド - ドラムス、パーカッション
- エイドリアン・シェパード - ドラムス、パーカッション
- スタンリー・クラーク - ベース
- クリス・スペディング - ギター
- キャンベル・マロニー - ミリタリー・スネア
- ケネス・シリート - オーケストラ・リード、バイオリン
- キース・ハーヴェイ、デニス・ヴィゲイ、アレクサンダー・コック - チェロ
- ジョン・アンダーウッド、ジョージ・ターンランド、ケン・エセックス - ヴィオラ
- パトリック・ハリング、ローリー・ルイス、アラン・ジョン・ピーターズ、ガリナ・ソロドチン、マイケル・レニー、デビッド・オグデン - バイオリン
- ニコラス・リーダー - バスーン
- ジェフ・ブライアント、ジョン・ピグネギー - フレンチホルン
- フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル - ブラス・インストゥルメンツ
- ポール・アーチボルド、ジェームス・ワトソン - トランペット
- レイモンド・プレム - バストロンボーン
- アンディ・マッケイ - リリコン
- スティーヴィー・ワンダー - ボーカル、バッキング・ボーカル、エレクトリック・ピアノ、シンセサイザー、ドラムス、パーカッション
- カール・パーキンス - ボーカル、ギター
- ワンダーラブ - バッキング・ボーカル
- 演奏者不明 - ブラス
チャート
アルバム
国名 | チャート | セールス | ||
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最高順位 | 登場週数 | 認定 | ||
アメリカ合衆国(ビルボード) | 1(3週連続) | 29 [1] | Platinum | |
英国 | 1(2週連続) | 27[2] | Gold | |
日本(オリコン) | 1 | 18[3] | 177,000 | |
スウェーデン | 1 | 10[4] | ||
オーストリア | 2 | 24 |
シングル
年 | 曲名 | 国名 | チャート | 最高順位 | 登場週数 |
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1982 | エボニー・アンド・アイボリー | 北米 | ビルボード/Hot100 | 1 | 19 |
1982 | エボニー・アンド・アイボリー | イギリス | ミュージック・ウィーク | 1 | 10 |
1982 | エボニー・アンド・アイボリー | スウェーデン | 2 | 9 | |
1982 | エボニー・アンド・アイボリー | スイス | 2 | 16 | |
1982 | エボニー・アンド・アイボリー | 日本 | オリコン | 26 | 17 |
1982 | テイク・イット・アウェイ | 北米 | ビルボード/Hot100 | 10 | 16 |
1982 | テイク・イット・アウェイ | イギリス | ミュージック・ウィーク | 15 | 10 |
1982 | タッグ・オブ・ウォー | イギリス | ミュージック・ウィーク | 53 | 3 |
1982 | タッグ・オブ・ウォー | 北米 | ビルボード/Hot100 | 53 | 8 |
脚注
注釈
- ^ ポールにとってはビートルズ解散後、ウイングス時代を含めてイギリス・アメリカ両方の国で1位を獲得した初めて、かつ唯一の曲となった。
出典
参考文献
- 『ポール・マッカートニー・コレクション⑬ タッグ・オブ・ウォー』日本盤ライナーノーツ、北野知行著、東芝EMI ASIN B00005659M
- 『ビートルズ解散後の4人 愛と反目の日々』 デヴィッド・ベナハム編著、中村美夏訳、シンコーミュージック ISBN 978-4401613564
- 『ウイングスパン』 2002年10月 出版社:Bulfinch
- 『ポール・マッカートニー 告白』 2016年6月 出版社:DU BOOKS
- 『1980年代のポール・マッカートニー』月刊ビートルズ臨時増刊号 2019年9月 出版社:BCC出版
「Tug of war」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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