蔑ろ

実用日本語表現辞典

蔑ろ

蔑ろ（ないがしろ）とは、大切な事柄を軽視し、適切な注意や配慮を払わない状態を指す言葉である。この言葉は、主に人間関係や仕事、学習などのコンテキストで使用される。例えば、人間関係では、他人の感情や意見を無視する行為を「蔑ろにする」と表現する。また、仕事や学習においては、必要な業務や学習内容を怠ることを「蔑ろにする」と表現する。このように、蔑ろという言葉は、何かを適切に扱わない状態を表す一方で、その結果として生じる問題や困難を暗示することもある。

（2023年10月26日更新）

蔑ろ

読み方：ないがしろ

侮り軽んずること、冷たくあしらうことなどを意味する表現。「蔑ろにする」などの言い回しで用いることが多い。

（2012年11月20日更新）

デジタル大辞泉

ない‐が‐しろ【^▽蔑ろ】

読み方：ないがしろ

［名・形動］《「な（無）きがしろ（代）」の音変化》

１ あってもないもののように軽んじること。また、そのさま。「親を—にする」

２ しまりのないさま。だらしのないさま。

「狩衣姿の—にて来ければ」〈源・末摘花〉

→等閑(なおざり)［用法］