caesar
カエサル 【Caesar】
Gaius Julius Caesar カイザル、ケーザルとも。ローマの武将・政治家。貴族の出。ガリア征服後ポンペイウスを倒し、各地の内乱を治めて独裁者になったが、反抗者らに暗殺された。救貧事業や太陽暦採用を行う。英語名シーザー。文筆にも優れ、著『ガリア戦記』他。一時クレオパトラの愛人。イエスの言葉に「カエサルの物はカエサルに」があるが(『新約聖書・マタイ伝』)、〈この世の務めと神への務めを共に果せ〉との教えで、後世〈本来あるべき所に返せ〉の意で用いられる。ユダヤ教は彼によって公認されたので、キリスト教はネロの迫害が起きるまでユダヤ教の一分派として安全に伝道ができた。カエサルは後にローマ皇帝の称号。(前一〇〇頃−前四四)
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