CPTPPの加盟申請中・交渉中の国・地域とは? わかりやすく解説

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CPTPPの加盟申請中・交渉中の国・地域

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:04 UTC 版)

環太平洋パートナーシップ協定」の記事における「CPTPPの加盟申請中・交渉中の国・地域」の解説

英国 2018年7月6日イギリステリーザ・メイ首相特別会議を開きイギリス政府として初めて公式にTPPへの参加意思表明した報道では、TPPとあるが、後述のとおりCPTPP参加意向である。また2018年7月18日イギリスリアム・フォックス英国貿易相は、中小企業団体会合講演CPTPP参加について一般から意見求め方針だと明らかにした。この意見公募は、イギリス政府の公式HPで、7月20日開始され10月26日終了した2020年6月17日イギリスは、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定CPTPP)への加盟目指す方針改め表明した2020年9月9日イギリストラス国際貿易相はCPTPP参加11カ国の首席交渉官会談行った正式な交渉入り表明前に意見交換行ったもので、正式加盟前に加盟希望国が、現加盟国全部との協議を行うのははじめてである。会談方式明示されていないが、テレビ会議とみられる2020年10月23日日本イギリスは、日英包括的経済連携協定署名した。この時に両国は「英国CPTPP加入についての関心に関する日本国政府英国政府との間の書簡」の交換行いこの中で日本は「日本国政府は、CPTPP加入手続委員会決定2の附属書)に従い英国CPTPPへの早期加入支援する堅い決意表明する。」との意向示した2021年1月20日イギリスエリザベス・トラス国際貿易大臣は、日英包括的経済連携協定に関する両国会議における講演のなかで、間もなく正式な加盟申請提出する述べた2021年1月30日イギリス国際貿易省は、2月1日イギリスCPTPPへの加盟正式に申請すると公式発表した2021年2月1日イギリスエリザベス・トラス国際貿易大臣は、CPTPP寄託国であるニュージーランドのダミエン・オコナー貿易輸出振興担当大臣に対してCPTPP対す正式な加盟申請提出した同日、エリザベス・トラスイゴシス国際貿易大臣及びダミエン・オコナーニュージーランド貿易輸出振興担当大臣は、2021年CPTPP委員会議長国ある日本の西村康稔経済再生大臣ととウェブ会談行い、エリザベス・トラスイゴシス国際貿易大臣から加入要請通報した旨、報告をした。 2021年6月2日第4回CPTPP委員会が、開催されイギリス加入手続開始及び加入作業部会設置について委員会決定採択した。これによりイギリスのCPTPP加入交渉の正式開始決定した2022年2月18日日本政府は、英国データ流通知的財産などのルール分野協議をほぼ終えた発表した今後は、関税交渉に入る。英国トレベリアン国際貿易相(当時)は「力強いTPPに加わるための画期的な節目だ。交渉フィニッシュライン見えてきた」とコメントした中国 TPP関心示し情報収集などを行っていたが、その後参加向けた行動はとられなかった。 2020年5月28日中国李克強国務院総理首相)は、記者会見CPTPPへの参加について積極的でオープン態度だ」と答えた日本経済新聞記事によれば、「中国首相公の場TPP11への参加言及したのは初めとみられる」。 2020年11月20日中国習近平国家主席総書記)は、オンライン形式開催されAPEC首脳会議において、「環太平洋経済連携協定TPP)への参加中国前向きに検討する」と述べ環太平洋経済連携協定TPP)に加盟する意向明確に表明した2021年9月16日中国商務省CPTPPへの正式加入について、王文濤商務相がニュージーランドオコナー貿易相に申請書提出した発表したCPTPPへの加入現行加盟国全ての同意が必要であるが、加盟国との南シナ海問題における摩擦同じく加盟申請をしているイギリスとの対立もあり、加盟困難になるのではとの見方がある 。 同月23日台湾TPPへの加盟申請について、中国断固として反対すると反対意思表示示した台湾中国定めた一つの中国に基づき台湾中国一部であるという主張から「国家」として認めておらず、TPP加盟国にもそれを促している 。 台湾 TPP交渉参加意向表明したことがある2018年3月5日台湾陳建仁副総統は、CPTPP参加必要な各種準備進め、主要貿易パートナー参加支持働きかける旨、意向示した2018年12月7日日本の外務大臣河野太郎は、記者会見において台湾による日本産食品輸入規制について、規制緩和住民投票否決されてことに関してまた、TPP年内発効いたしますが、台湾からTPPへの参加への意思表明いただいていた中で、こういう事態になって参加出来ないということになるのは非常に残念に思っております。」と発言した2020年11月16日ロイター通信は、台湾通商交渉官であるトウ中・行院政委員無任所大臣に相当)が、「環太平洋パートナーシップ協定参加に向け「比較的」順調な進展があったが、加入ルール一段と明確になるのを待っている明らかにした」と報じた2020年12月14日ロイター通信は、「台湾外交部外務省)は、13日夜の声明で、CPTPP申請前の既存メンバー非公式協議を現在進めており、メンバー国反応はかなりポジティブとの見方であり、全てのメンバー国との非公式協議完了した段階で、参加申請正式に提出する述べた。」と報じた2021年9月17日台湾の王美華経済相は 、中国CPTPP加盟正式申請受けて、「台湾加盟申請影響受けないことを期待して加盟国さらなる発展反応引き続き注意を払う」と述べた。また「台湾は、在庫規制改正市場開放など、CPTPPへの加盟向けて多く準備行っていると述べ加盟国との非公式協議行っており、合意達した時点申請書提出する予定」とも述べた同月22日同国CPTPPへの加入申請正式に提出した先日中国加入申請対抗したのである可能性指摘されている 。この加入申請について、台湾通信社台北中央社報道によると、9月23日行政院内閣)の鄧振中政務委員無任所大臣に相当)兼行政院経済貿易交渉弁公室(OTN)の交渉代表は、記者会見で、加盟申請には「台湾澎湖金門馬祖独立関税地域」の名義用いた説明し台湾同名義でWTO加盟しており、物議最小限抑える狙いから同名義を選んだ」と述べた。またこのタイミング加盟申請した理由については、「台湾密接な交流ある日本がTPP今年議長国務めていることなどを挙げ中国(の加盟申請)とは直接的な関連はない」と述べたエクアドル 2021年12月17日エクアドルCPTPPへの加盟申請したエクアドル外務省の公式ツイッター17日付けで明らかしたもので、日本日本経済新聞12月29日報道したところによれば、NZ外務貿易省は日本経済新聞対し、「エクアドルから17日正式な申請受け取り、他の加盟国共有した」と認めた

※この「CPTPPの加盟申請中・交渉中の国・地域」の解説は、「環太平洋パートナーシップ協定」の解説の一部です。
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