CPTPP作成までの経緯とは? わかりやすく解説

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CPTPP作成までの経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:04 UTC 版)

環太平洋パートナーシップ協定」の記事における「CPTPP作成までの経緯」の解説

2017年5月21日ベトナムにおいて開催され閣僚会合アメリカ除いた加盟国11か国でTPP協定早期発効する事を確認。新協定TPP11」の発効目指す事となった。 2017年7月12日-14日神奈川県箱根町において首席交渉官会合開催され早期発効向けた具体策話し合われた。 2017年8月28日-30日オーストラリアシドニーにおいて首席交渉官会合開催医薬品データ8年保護する項目の凍結固まったほか、著作権の保護期間延長政府調達規制緩和などの凍結修正で、50程度要望出た2017年9月21日-22日東京都内において首席交渉官会合開催2017年9月日本オーストラリアと共にTPP11」を引っ張ってきたニュージーランド政権選挙交替TPP慎重派労働党政権についた2017年10月30日-11月1日浦安市舞浜において首席交渉官会合開催8月会議50程度出されアメリカ合衆国復帰まで、実施棚上げする凍結項目を絞る作業が行われた。ニュージーランド新政権TPP11発効支持する方向政策転換をした。 2017年11月ベトナムダナン開催されAPEC閣僚会合合わせて開催された、TPP署名11か国の閣僚会合において、一旦は11月9日大筋合意宣言されたが、カナダ大筋合意否定するとともに首脳会合開催拒否11月10日夜に再開され閣僚会合でようやく大筋合意再確認されたが、首脳会合開催されなかった。 この大筋合意では、オリジナル版TPP内容のうち、20項目に関してアメリカ合衆国復帰するまで実施を「凍結」をすることとし合意し新名称を「包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(英語: CPTPP, Comprehensive and Progressive Trans-Pacific Partnership)」にすること、CPTPPの略称も使うことを発表した。また4項目についてはなお協議することとされた。 2018年1月22日-23日東京において首席交渉官交渉が行われ、継続交渉とされた4項目のうち、マレーシアブルネイ経過措置起算日については凍結合意ベトナム労働カナダ文化例外については、発効後の取り扱いについて各国とサイドレターを取り交わすことで合意した。それにより凍結項目が確定し英文の法技術的チェック(リーガルスクラブ)も終了したことから、新協定テキスト英文)が確定したことが確認され署名式を2018年3月8日チリで行うことで一致した発表された。カナダトルドー首相も、世界経済フォーラムダボス会議)において、2018年1月24日TPP11への署名意向表明TPP11は、参加11か国の人口合わせて約5億人(世界の約6%)、GDP合計は、日本円にして約1100兆円(世界全体13%)規模の経済連携協定となる。 2018年1月25日アメリカトランプ大統領訪問先スイス受けたテレビCNBCインタビューで、就任時「永久に離脱する」としていたTPPへの参加を「より有利な条件であればやる」と復帰検討する用意があると表明した2018年3月8日チリサンティアゴにおいて、アメリカを除く11か国によるTPP11署名が行われた。これにより、人口5億人の貿易圏誕生することとなった

※この「CPTPP作成までの経緯」の解説は、「環太平洋パートナーシップ協定」の解説の一部です。
「CPTPP作成までの経緯」を含む「環太平洋パートナーシップ協定」の記事については、「環太平洋パートナーシップ協定」の概要を参照ください。

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