CPU RAMとスクラッチパッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 22:21 UTC 版)
「TI-99/4A」の記事における「CPU RAMとスクラッチパッド」の解説
TI製ミニコンピュータを起源とするTMS9900シリーズのアーキテクチャでは、「ワークスペース」と呼ばれるレジスタ群がメインメモリ上に置かれる。1980年代初めごろにはSRAMも高価だったので、TI-99/4Aはワークスペース用にたった256バイトの「スクラッチパッド」RAMしか装備しなかった。 本来はCPU内部に256バイトのRAMを実装することを意図していたが、9900はレジスタとして外部メモリを必要とする形になった。いずれにしてもスクラッチパッドRAMがなければ性能は大幅に低下していた。一部のソフトウェアは小さいループをスクラッチパッドRAMにコピーし、高速化を図っている。
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