CPUが違ってもディスクレス起動できるアーキテクチャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 06:53 UTC 版)
「Domain/OS」の記事における「CPUが違ってもディスクレス起動できるアーキテクチャ」の解説
Domain/OSはサポート範囲の機種であれば、CPUやハード構成が違ってもディスクレスでブートが可能であった。ハードウェアの違いはSAU[1〜15]というブート用のディレクトリに歴代機種のブート部分が格納されていた。ネットワーク起動用のサーバ(以下netmanという)と、ブートROM内プログラムの機能で、各種の番号(SAU)を交換することでnetmanから適切なブートプログラムが転送されOSをローディングした。OSをローディングし起動段階で仮想記憶を使う必要がでると、ブートプログラムを提供したコンピュータにネットワークページングリクエストを行い、ネットワークワイドにデマウントページングを行う。それによりディスクレス起動を行うことができる。また、ディスクを搭載する機種でもブートROMレベルのコマンド操作(ニーモニックデバッガと言う)でディスクレス起動を行うことができる。
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