CPUにおけるリマークの例とは? わかりやすく解説

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CPUにおけるリマークの例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 09:58 UTC 版)

リマーク」の記事における「CPUにおけるリマークの例」の解説

たとえば、1.5GHzで動作するように製造されCPU刻印除去し、1.8GHzで動作するように製造されCPU刻印転写することにより、外観ではそれが1.8GHzの物だと認識させることができる。そうすることにより、1.5GHzの物でありながら1.8GHzの価格販売することが可能となる。 購入者CPU現品チェック店頭で行うことはほとんどなく、それを持ち帰って実機装着するまでこれが不正なのであるかどうか判断することができないまた、リマークは「それなりに動く確率がある」範囲行われるため、動作不安定だったりしてもCPU問題ではなく保有するマザーボードメモリチップセットといったCPUの外にある要因(いわゆる相性問題」)として返品交換受けられないという被害例がある。しかし、リマーク品である事が明確であるならば、販売元製品返品し正規品との交換、又は返金請求出来る。各製造元とも、ホログラムシールやシリアルナンバー管理などによってリマーク品であることが、その時分からずとも後日判明するようになっている。 いくらそれなりに動く範囲偽装であったとしても、その製品は(リマークによって消し去られ表示にある)本来の能力より高い設定動作させられてしまう。つまり、オーバークロックしようと思っていないのに、オーバークロックされた状態で使用されることで動作不具合招いたり、刻印通り真正品であれは本来含まれるはずの機能使用できないという結果になる。この場合対処法は、(返品できない状況であれば)そのCPU本来の動作周波数を見つけて設定するしかない

※この「CPUにおけるリマークの例」の解説は、「リマーク」の解説の一部です。
「CPUにおけるリマークの例」を含む「リマーク」の記事については、「リマーク」の概要を参照ください。

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