CPUにおけるアイドル状態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/15 12:10 UTC 版)
「アイドリング」の記事における「CPUにおけるアイドル状態」の解説
CPUにおける処理が停止しており、何らかのトリガによって稼働状態に遷移できる状態をアイドル状態と呼ぶ。一般的にCPUは稼働状態に比べてアイドル状態での消費電力は非常に小さい(ゼロにはならない)。継続して行われるべき処理がなく、また、停止状態から稼働状態への遷移に必要な時間的なロスよりも、CPUを稼働状態においたままの消費電力の無駄が問題となる場合、アイドル状態を積極的に利用する利点がある。多くのCPUアーキテクチャでは、停止命令(halt命令等)によってこの状態に遷移する。 オペレーティングシステムとファームウェアは協調して動作し、実行すべきプログラムの有無や、周辺機器との入出力の有無などを監視し、必要に応じてCPUをアイドル状態と稼働状態の間で遷移させる。
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