豊玉高校とは? わかりやすく解説

豊玉高校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 05:01 UTC 版)

SLAM DUNKの登場人物」の記事における「豊玉高校」の解説

インターハイ予選大阪府大会を2位通過したインターハイ出場常連校で、全国ベスト8強豪校。湘北のインターハイ初戦対戦相手である。 前年度インターハイでは翔陽高校勝利ラン&ガンオフェンスを得意とする攻撃的なチームで、今年度インターハイ大阪府予選では得点ランキングでの個人ベスト3をこのチーム選手独占している。彦一曰く名門」という触込みだが、相当の不良校のようで、応援野次暴言が非常に目立ち選手にもその色は強く出ている。 この高校ではバスケ部に最も投資しているが、バスケ部大会で期待通り成績出せないことを理由に、それまで部員たちが慕っていた北野監督一方的に解任しており、これが部員たちと新監督不協和音原因一つとなり、さらにはバスケ部全体混乱陥れる原因になった週刊バスケットボールによるインターハイ出場校への総合評価Aランクだが、実力的には同じAランクでも海南ほどではないとのこと。ユニフォームの色は青と白横断幕は「努力」。山王同様、アニメではインターハイ編前にストーリー終了したため、岸本と輝男以外のメンバー本編登場しない南 烈(みなみ つよし) 3年、184cm、背番号9(2年)→4、SF主将少年時代から北野ラン&ガンバスケットに憧れ岸本と共に入学。しかしその後成績伸び悩み理由北野解任され自分たちがラン&ガンバスケで全国ベスト4まで勝ち進み尊敬する北野を再び監督として呼び戻すことを何より目標とする。クイックモーションからのスリーポイントシュートを得意とし、インターハイ大阪府予選では得点王獲得したほか、ディフェンス力も木暮に「かなりディフェンスはいい」、「俊敏なフットワーク」と評されている。普段冷静だが、北野侮辱される激し怒りをあらわにする前年の翔陽戦では、真に対して威嚇として振り回した肘が当たり怪我を負わせ、結果的にチーム逆転勝ち導いてしまう。それ以来エースキラー」の異名がつき、自分の中でそれを無理矢理正当化するものの、同時に良心の呵責苦しむことになった。湘北戦では流川への故意にも取れラフプレーによって肘を当て流川の左目を腫れ上がらせる怪我を負わせた。だが、それでもなお試合参加し活躍見せ流川見て逆に自らの罪悪感押しつぶされ後半から調子が全く出なくなりことごとくシュート外してチーム失速原因となる。終盤流川を完全に潰すつもりで強引なシュートに行くも、北野言葉から思い留まり自分負傷した北野再会し彼の言葉自分たちがバスケをする大前提思い出し大阪No.1スコアラー実力見せ付ける2連続スリーポイントシュート4点差にまで追い上げた実家薬局「南龍生堂」を営み試合後の夜に湘北の宿舎訪れて流川謝罪するとともに塗り薬渡し試合中には「日本一選手になる」という趣旨発言をした流川に「山王の沢北を倒せたらなれるかもしれへんで」と語った花道には「カリメロ」と呼ばれるアニメでは本編には登場していないが、第4期エンディングに登場している。 岸本 実理(きしもと みのり) 声 - 田中一成 3年、188cm、背番号5、PF大阪得点ランキング2位実力者。南とは少年時代からの幼馴染で、尊敬する北野のために豊玉強くすると誓う。喧嘩早く非常に短気。湘北が移動中の新幹線では、木暮絡んだことで花道とは一触即発の状態になり試合中花道対し故意ラフプレー行った。非常に口が悪い威張り屋で、大阪予選では彦一の前で仙道小馬鹿にし、インターハイ前日試合会場外では牧に対し挑発するも、牧からは覚えられておらず相手にされなかった。一方で後輩の輝男からは「本物バスケ」を教えてもらった尊敬されている。 湘北戦では終盤タイムアウト時にはプレイ精彩欠いた南に対し激怒するも、仲裁入った金平歯向かい暴言吐き激怒した金平殴られる。それでも金平に「名ばかりでも一応監督はおらなあかん規則や」と言い放った負傷から復帰した南から北野観戦来ていることを告げられ100%ゲーム集中するうになる新幹線での一件以来花道からは「チョンマゲ」と呼ばれる試合序盤花道を全く相手にしていなかったが、終盤には花道脅威的な身体能力翻弄された。 豊玉スタメンで、唯一アニメ本編にも登場する板倉 大二朗いたくら だいじろう) 2年、183cm、背番号6、PGスタメン唯一の2年生安田推測によると、高校コンバートされポイントガード。顔に似合わない綺麗なシュートフォームを持ち大阪府予選では1試合平均25点を記録して得点ランキング3位の座に就く。湘北戦では挑発的な言動ラフなプレー自身殴りかかる寸前まで宮城冷静さを失わせ、マッチアップ優位に進めた後半スリーポイント決めるなどオフェンスでは見せ場作るも、ディフェンスでは平常心取り戻した宮城との平面勝負勝てず、そのスピード翻弄された。南が絶不調陥った際は彼を気遣った。 湘北戦前日にも宮城に対して挑発行い、彼からはそれ以来バカ面」と呼ばれる矢嶋 京平(やじま きょうへい) 3年、180cm、背番号7SGスタメン選手板倉から「ヤジさん」と呼ばれる。 湘北戦では三井マッチアップし、試合序盤には板倉パスから得点決める。 豊玉選手たち最初に流川を「ナガレカワ」と読み間違えたのは彼である。 岩田 三秋(いわた みつあき) 3年、190cm、背番号8、C。 スタメン選手実力赤木に「魚住のほうが数倍強かった」と評された。 湘北戦では赤木マッチアップしたが前半から一方的に押され相手格上であると悟るとラフプレー走って赤木から詰め寄られる。 大川 輝男(おおかわ てるお) 声 - 石川英郎 1年、181cm、背番号14控え選手彦一中学時代の同級生で、彦一舎弟のような間柄だった。当時彦一より小さく、「彦一君」と呼んでいた。彼にバスケ教えたのも彦一である。 しかし、転校後に20cmほど急激に背が伸び作中では彦一より16cmも背が高くなり、呼び捨てにするなど態度変わった彦一宛てた手紙では豊玉1年生唯一となるインターハイ登録メンバー入り自慢していたが、実際ベンチウォーマーまた、南ら上級生と金平の確執知らず、湘北戦終盤タイムアウト時に発生したチーム内紛時には戸惑っていた。 金平かねひら就任当時31歳監督成績不振理由解任され北野後任として監督就任した就任時に部員たちの前で北野指導法否定し、「これからラン&ガンスタイルを捨て弱点ディフェンス強化していく」と発言したことで、北野信奉する南や岸本らを中心に部員から早くも嫌われる2年後も関係は修復されておらず、湘北戦では試合前やハーフタイム中のロッカールーム部員たちにアドバイスをするものの相手にされず、試合終盤タイムアウト時には今まで募らせてきた怒りをついに爆発させ、岸本殴打し部員にも不満をぶちまけた。しかし部員たちが心の底から勝ちたがっていることはよく知っており、終盤には南のひたむきなプレーに涙を流し大きな声援送った学校経営陣からは監督就任後2年以内全国ベスト8壁を破る結果を出すことを求められており、結果出せなければ北野同様に解任されることを告げられていたが、結果的にそのノルマ達成することはできなかった。

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