翔陽高等学校
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翔陽高等学校(しょうようこうとうがっこう)
- 架空の学校
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翔陽高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 05:01 UTC 版)
「SLAM DUNKの登場人物」の記事における「翔陽高校」の解説
インターハイ予選決勝リーグ進出をかけ、湘北と対戦した高校。 スタメンのうち4人が190cm以上の長身選手である非常に大柄なチーム。ベンチに入りきれない部員が多くいる名門校で、アニメでは過去4年連続インターハイ出場を果たしたと説明されている。県内では海南大附属に次ぐ強豪と呼ばれている高校だが、正規の監督は不在。インターハイ終了後も冬の選抜に向けて3年生のスタメン全員が残った。 ユニフォームの色は緑と白。横断幕は「闘魂」。 藤真 健司(ふじま けんじ) 声 - 辻谷耕史 3年、178cm 66kg、背番号13(1年)→9(2年)→4、PG。 主将で選手兼監督。普段は監督という立場上シックスマンだが、司令塔としてチームに及ぼす支配力は絶大。190cm以上の長身選手であるチームメイトたちほどの長身はないが、ジャンプの最高点に到達する前にシュートを放つという独特のタイミングを持ち、さらに左利きであることから、彼のシュートへのブロックはタイミングを合わせることが難しい。 監督としての性格は極めて冷静沈着で、プレイで熱くなったメンバーをなだめたり、試合進行上での的確なアドバイスを与えたりするが、選手としてコート上に立つと監督時とは別人のように熱い性格になり、牧は「プレイヤーとしての奴はクールとは程遠い」、「藤真のいない翔陽はいわば2軍であり普通の強豪にすぎないが、藤真が入ることによって翔陽はインターハイ常連チームの顔になる」と語っている。女性ファンもおり、陵南対武里戦を観戦中にはファンとの握手に応じている。 翔陽高校の歴史上、1年生にしてスタメンの座を勝ち取った唯一の選手。1年時には牧と共に「これから神奈川は彼ら2人の時代になる」とも言われていたが、牧の前に以降2年間、常に県No.2の座に甘んじた。「打倒・牧」への最後のチャンスとなった3年のインターハイ予選での湘北戦の後半で初逆転されたことから出場。4人のビッグマンを指揮し、流れを翔陽に傾けるが、最終的には敗北。彼の出場時間は湘北戦での僅か14分のみに終わり、選手に専念できなかったことを田岡に惜しまれる。アニメでは、フェイダウェイ・ジャンプショットを放ちながらも木暮のカットにより失敗するシーンも描かれた。 決勝リーグの第1戦では花形、長谷川と共に陵南対武里戦を観戦し、原作では試合後に海南対湘北戦の会場も一度は訪れたものの「海南の勝利も敗北も見たくはない」という複雑な心境から観戦しなかったが、後の対陵南戦と対武里戦では観戦に訪れた。海南対陵南戦を観戦している際に仙道を「恐るべき男」と称し自分や牧と同じ地位まで上ってきたことを確信し、自分のいないところでNo.1を争う彼らに複雑な気持ちを表している。 2年生時のインターハイにおける豊玉高校との対戦では前半で20得点を決める活躍をするも、対戦相手の南が威嚇のために振り回した肘が自身の側頭部に当たり、縫うほどの怪我を負い負傷退場となる。湘北対豊玉戦当日の練習ではランニング中、自身が対戦した前年度のインターハイでの対豊玉戦を回想している。 試合には途中出場したことから、花道には「ホケツ」、「ホケツ君」と呼ばれる。 アニメでは花形、長谷川、彦一とともに湘北への激励に訪れた際、花道から練習試合を申し込まれこれを受ける。彦一に参加者を集めさせ、陵南との混成チームによる湘北との練習試合をし、弥生に仙道ともども「ポイントガードとして間違いなくトップクラス」と評された。 原作終了後の黒板漫画では髭を生やしていた。 花形 透(はながた とおる) 声 - 風間信彦 3年、197cm 83kg、背番号5、C。 スタメン選手。前年度のインターハイの時点でベンチ入りを果たしている。 魚住に「翔陽のスター」と評される存在で、ゴール下の要。田岡には赤木と魚住に並び神奈川No.1センターを争う3人のうちの1人に挙げられており、柔のセンターというように、高野とのコンビによるポストプレイやハイポストからのパスアウト、赤木のブロックを読んでのフェイダウェイ・ジャンプショットなどの技術や頭脳プレイを得意とする。 学業の成績も優秀であり、完全版の裏表紙によると期末テストで学年1位をとったとのこと。 湘北戦の前半では、監督と主将という2つの重圧を背負う藤真の負担を少しでも軽減しようと奮闘し、赤木とも互角以上に渡り合った。後半は自身とのリバウンド争いを制した花道が藤真のスティールを避けるために腕を振った際、花道の肘が自身の側頭部に当たり、出血した上、眼鏡も破損したが、花道がファウル4つになったことを喜び、試合を続行。流れを翔陽に傾ける。アニメでは、終盤に逆転狙いのスリーポイントシュートを放つものの失敗し、その直後に試合が終了した。 最初は花道を全く相手にしていなかったが、後半からは花道の動きを「予測がつかん」、「瞬発力が全然違う」と評し、花道に幾度もリバウンドを取られ、試合終盤には永野とともに花道のダンクに吹き飛ばされた。インターハイ予選決勝リーグの湘北対陵南戦の観戦中には「桜木のことは認めている」「細胞が瞬間的に反応した」ような感じだったとも口にしている。 眼鏡をかけていることから、花道には「メガネ」と呼ばれる。 アニメでの陵南との混成チームによる湘北との練習試合では、当初は流川とマッチアップして彼にフェイダウェイ・ジャンプショットを決められるなど翻弄されるも、ベンチスタートとなった花道が試合に出場すると自ら真っ先に花道のマークを買って出た。後半には長谷川との交代で出場した福田が花道とマッチアップしたため、自身は長谷川に代わって三井とマッチアップした。 原作終了後の黒板漫画では眼鏡を変えた。 長谷川 一志(はせがわ かずし) 声 - 塩屋浩三 3年、190cm 81kg、背番号6、F。 スタメン選手。 藤真によれば、大人しすぎる面があり、欲がなさ過ぎるのが欠点だが、誰よりも努力し、チームの主役になれる実力を持った選手。中学時代に対戦経験があったことを忘れていた三井にも、「これほど動きのいい奴を忘れるはずがない」と内心で言われている。 中学時代に自分を圧倒した三井が高校では不良になっていたのを街で偶然目撃し、その変わり果てた姿に失望する。湘北戦では復帰した三井に敵対心を燃やし、試合前にはトイレの中で「三井の得点は5点以内に抑える」と豪語して、試合の前半は三井の得点を5点に抑え込む。後半のタイムアウト時には自身が三井をボックスワンでマークすることを藤真に志願し、三井に「お前はオレに勝てない」、「高校バスケットをナメるなよ」と挑発し、約15分間にわたり三井の得点を許さなかった。しかし、残り時間5分を切った所での自身の三井に対するファウルによるフリースローから、三井はスリーポイントシュートを3連続で決める活躍を果たし最終的には20得点を許す。 アニメでは、湘北戦後に三井のことを見直し、陵南との混成チームによる湘北との練習試合後は三井と認め合い和解したような描写が描かれた。また、この試合では前半はフル出場を果たし、後半開始前に福田と交代。 中学時代は坊主頭だったが、高校入学後は髪を伸ばして伊藤に「ツンツン頭」と呼ばれるような逆立てた髪型になる。原作終了後の黒板漫画では再び坊主頭となった。 永野 満(ながの みつる) 声 - 林延年 3年、191cm 84kg、背番号7、F。 スタメン選手。前年度のインターハイの時点でベンチ入りを果たしている。 湘北戦では流川とマッチアップ。試合序盤に流川と宮城からパスカットを決める。後半のタイムアウト時には、高野と共に花道と流川を睨みつけていた。試合終盤には花形と共に花道のダンクに吹き飛ばされる。決勝リーグでは初戦の海南対湘北戦を終始に渡り観戦し、その後も2戦目の海南対陵南戦、最終日の試合の観戦にも訪れた。 原作終了後の黒板漫画では眉毛が細くなった。 高野 昭一(たかの しょういち) 声 - 幹本雄之 3年、193cm 85kg、背番号8、センターフォワード(C-F) スタメン選手。前年度のインターハイの時点でベンチ入りを果たしている。 湘北戦では花道とマッチアップ。試合開始数分にトラベリングをとられるが、アニメでは花道の赤木直伝の技である「目で殺す」に臆して歩いた。後半ではファウルを恐れ硬直する花道から得点を狙うが、それを読んでいた流川に後方からのファウルで阻まれ、そこで得たフリースローも2本とも失敗。その後は立ち直った花道にパスをカットされ、試合の流れを決するダンクを決められる。決勝リーグの観戦にも訪れており、湘北対海南戦では自分たちを苦しめた花道が素人だったことを知り悔しがるが、永野から「俺たちは、その素人に負けたんだ」と戒められている。 原作終了後の黒板漫画では永野同様、眉毛が細くなった。 伊藤 卓(いとう たく) 声 - 里内信夫 2年、180cm 71kg、背番号9、G。 藤真が監督として専念する際のスタメン選手。 湘北戦では宮城とマッチアップし、試合開始直後は緊張で動きの鈍い宮城を相手に身長差を生かしたパスやスリーポイントシュートを決めて優位に展開したが、彼が立ち直るとそのスピードに翻弄され、後半は藤真の出場時に交代。 湘北対海南戦では当初、観客として高野の左隣に座っていたが、後に花形と長谷川が合流した際には高野の左隣に座席はなく階段になっていた。 原作終了後の黒板漫画では外見の変わった先輩たちを見て驚き、髭を生やした藤真を見てショックを受けていた。
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