明治神宮外苑
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明治神宮外苑(めいじじんぐうがいえん)は、1926年に完成した東京都新宿区霞ヶ丘町と港区北青山にまたがる[1]、スポーツ・文化施設や緑地、公園などからなる一帯[2][3]。明治神宮が外苑のうち66.2%を保有し、管理している[3][4]。通常は略して神宮外苑と呼ばれることが多く[1]、さらに「外苑」と略されることもある(外苑前駅など)。
注釈
- ^ 三井不動産は、ヴィンテージマンションで知られている近隣南青山5丁目にある南青山第一マンションズの建て替え計画案でも、脅迫状等が飛び交う泥沼の紛争の当事者となっている。三井不動産(三井不動産レジデンシャル)と一部マンション住民である電通関係者らが代表を務める管理組合との協定による、その他マンション住民にとり不透明な補償費の還元面等を内容とする強引な建て替え計画案への反発を起因として、2018年7月の着工予定から2023年12月現在まで建て替え工事がストップしている[14] [15]。
- ^ 2023年9月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)によると、再開発計画による伐採本数は約3000本に上るとのことである[20]。
- ^ 「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会#1.4億円が嘉納財団へ」も参照。
- ^ 「2016年東京オリンピック構想#招致構想の変遷」「2020年東京オリンピック構想#2016年招致計画からの変更点」も参照。
出典
- ^ a b 神宮外苑 所在地 霞ヶ丘町、港区北青山 モバイル新宿区(2022年5月28日閲覧)
- ^ 明治神宮外苑公式サイト(2022年5月28日閲覧)
- ^ a b c d e 首都圏ナビ WEBリポート 明治神宮外苑の再開発計画が明らかに まちの姿はどう変わる?NHK(2022年5月20日)2022年5月28日閲覧
- ^ a b c d e f g “明治神宮外苑再開発に私が”賛成”する理由|”. note(ノート). 倉本圭造 (2023年4月30日). 2023年9月3日閲覧。
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- ^ 山口 智 (2004年6月). “明治神宮の森” (PDF). 一般財団法人民間都市開発推進機構. 2017年11月11日閲覧。
- ^ 「機動隊1300人が行進 神宮外苑で観閲式」東京新聞 TOKYO Web(2021年10月28日)2022年6月15日閲覧
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- ^ 山口, pp. 74, 86–88.
- ^ a b “9:スポーツの拠点となった「神宮外苑」 ~ 四谷・牛込 | このまちアーカイブス | 不動産購入・不動産売却なら三井住友トラスト不動産”. smtrc.jp. 2023年9月26日閲覧。
- ^ 山口, pp. 180–187.
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- ^ 東洋大学准教授 大澤昭彦:戦後復興、開発の波から緑を守った東京都、70年経った今は真逆に… 東京新聞朝刊2022年5月18日1面・7面(2022年5月30日閲覧)
- ^ “有名人ばかりが住む南青山のマンションで「建て替え」をめぐり大騒動 隣人同士が挨拶しなくなり、脅迫状まで”. 週刊現代. (2018年9月1日)
- ^ “有名人在住の南青山マンション騒動、ついに「怪しい業者」が登場! もう誰も信じられない”. 週刊現代. (2018年9月1日)
- ^ a b 「坂本龍一さんの遺志継ぐ 神宮外苑の再開発 見直し求め集会」『朝日新聞』朝刊2023年4月23日(社会面)同日閲覧
- ^ 外苑再開発の背景 明治神宮の財政 維持費が圧迫/稼ぎ頭の球場「建て替えが必要」 『東京新聞』朝刊2022年4月23日1面(2022年5月29日閲覧)
- ^ “五輪招致、高橋元理事への捜査のウラで… 森元総理の「胸像」建立がスタート、背景に「森ファミリー」利権が(5)”. デイリー新潮(『週刊新潮』2022年8月25日号). (2022-8-26). オリジナルの2022-8-29時点におけるアーカイブ。 .
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- ^ “外苑再開発、イコモスが撤回要求 東京都と事業者に”. 共同通信. (2023年9月7日). オリジナルの2023年9月8日時点におけるアーカイブ。
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- ^ a b Nast, Condé (2023年7月23日). “「神宮外苑の再開発に、なぜ私は賛成するのか?」倉本圭造──特集「都市の緑を考える」Vol.02【GQ VOICE】”. GQ JAPAN. 2023年9月8日閲覧。
- ^ 国立競技場建て替えで移植した樹木が「負のレガシー」に…神宮外苑再開発でも膨らむ懸念 東京新聞 2022年3月30日 06時00分 - ウェブアーカイブ(ウェイバックマシン、2022年6月28日)
- ^ 神宮外苑再開発に東京都が「ハードル」 その意図は、今後の影響は 土舘聡一 朝日新聞 2023/9/13 20:30 - ウェブアーカイブ(ウェイバックマシン、2023年12月8日)
- ^ 「神宮外苑再開発を米著名作家やラグビー元日本代表が批判 野球場とラグビー場取り壊し反対の署名始める」東京新聞 TOKYO Web(2023年1月25日)2023年4月23日閲覧
- ^ “村上春樹さん、神宮外苑の再開発に「強く反対」「このまま残して」”. 朝日新聞 (2023年6月26日). 2023年6月26日閲覧。
- ^ 平井康嗣(日刊ゲンダイ) (2021年2月11日). “山口敏夫元労働相が語る「なぜ森会長と喧嘩してきたのか」”. 日刊ゲンダイDIGITAL. 2022年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月1日閲覧。
- ^ “森喜朗がトップ務めた財団活動終了の謎…“天敵”はこう見た”. 日刊ゲンダイDIGITAL. (公開:2021年2月14日6:00 更新:2021年2月15日15:01). オリジナルの2021-4-14時点におけるアーカイブ。 .
- ^ 「三井不・神宮外苑再開発/プロジェクトサイト立上げ/24年の着工目指す」『建設通信新聞』2022年5月20日4面
- ^ 【東京インサイド】神宮外苑再開発 事業者がイメージ図初公開、4月から樹木調査始まる 朝日新聞デジタル(2022年5月19日)2022年5月28日閲覧
- ^ 神宮外苑地区に係わる都市計画案に関する意見書pdfファイル
- ^ 神宮外苑地区計画により伐採もしくは移植が計画されている樹木pdfファイル
- ^ 国民の献費と献木、奉仕により創り出された優れた文化的遺産である神宮外苑の未来への継承についての提言pdfファイル
- ^ 樹木の伐採を回避し近代日本の名作・神宮外苑を再生する提案pdfファイル
- ^ 近代日本の公共空間を代表する文化的遺産である神宮外苑の保全・継承についての提言pdfファイル
- ^ 緊急要請 神宮外苑いちょう並木根系調査の見直し審議会再審の要請pdfファイル
- ^ 緊急要請 公示東京都環境影響評価条例第五十九条第1項による実施制限の解除条例第六十一条を行わないでくださいpdfファイル
- ^ 日本イコモス要請書全文2022年1月23日pdfファイル
- ^ 条例第91条に基づく要請pdfファイル
- ^ 仮称神宮外苑地区市街地再開発事業評価書に関して日本イコモス国内委員会が指摘した虚偽の報告に係わる事業者の誠意ある対応と内容に関する回答の要請pdfファイル
- ^ 秩父宮ラグビー場の移転により破壊される神宮外苑霞ヶ丘門の保全に関する要請pdfファイル
- ^ 秩父宮ラグビー場の移転による歩行者通行の安全性に関する検証と廃止される区道沿いの樹木伐採の保留に関する要請pdfファイル
- ^ 神宮外苑地区再開発計画の見直しを求める声明pdfファイル
- ^ 【東京】東京五輪で外苑、臨海をメーン会場に想定(2/7) 建設新聞社(2006年2月7日)
- ^ 【東京・神宮外苑】動きだす再整備、スポーツ施設を連鎖建替 日刊建設工業新聞ブログ(2015年4月30日)
- ^ 「神宮外苑 都が将来像」「再開発、休場跡に広場」『朝日新聞』朝刊 2018年8月24日(東京27面)
- ^ 「神宮外苑 再開発始動へ/都、まちづくり指針」 『日本経済新聞』朝刊2018年11月23日(東京面)2018年12月20日閲覧。
- ^ 東京2020大会後の神宮外苑地区のまちづくり指針<取りまとめ>pdfファイル
- ^ 東京都道414号の一部。
- ^ 外苑キャンパス 京都造形芸術大学HP
- ^ 池上正樹(ジャーナリスト)「膨張続ける神宮外苑再開発利権 明治神宮と三井不がホテル計画」『週刊エコノミスト』2017年2月7日(2018年8月22日閲覧)
- ^ 日本初上陸!シークレットなディナー・パーティー「ディネ・アン・ブラン」 都田恵理子 Madame Figaro jp October 4, 2015、
ディネ・アン・ブラン 東京 東京実行事務局
- 1 明治神宮外苑とは
- 2 明治神宮外苑の概要
- 3 隣在する施設
- 4 有名な出来事
- 5 外部リンク
神宮外苑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 09:23 UTC 版)
詳細は「明治神宮外苑」を参照 明治神宮外苑(通称、神宮外苑)は、明治天皇・昭憲皇太后の遺徳を永く後世に伝えるため、民間有志により結成された明治神宮奉賛会が、広く国民より募った寄付と全国青年団の勤労奉仕によって造営された。 青山練兵場の跡地である敷地は、現在の東京都新宿区と港区にわたり、聖徳記念絵画館を中心に、明治神宮外苑競技場(のちの国立競技場)・明治神宮野球場・明治記念館などがある。 かつて、明治神宮の北参道(裏参道)から千駄ヶ谷を通って明治神宮外苑・外苑橋まで続く道路には、これに沿って乗馬道が整備されていた。しかしながら大東亜戦争後には遊歩道となり、現在は首都高速道路4号新宿線に変わっている。
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