歴代ANNニュースのテーマソング
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「ANNニュース」の記事における「歴代ANNニュースのテーマソング」の解説
解説文中、下記のニュース番組タイトルを、以下の通り省略する。ANNニュースセブン→『セブン』 ANNニュースライナー→『ライナー』 ANNニュースレーダー→『レーダー』 ANNニュースファイナル→『ファイナル』 ANNニュースフレッシュ→『フレッシュ』 1970年 - 1975年3月 / タイトル・作曲者不明壮大なオーケストラ演奏の曲。エンディングはオープニングのラスト5秒をアレンジしたもの。オープニングは宇宙空間を模したような背景でエンディングはブルーバック。 1975年4月 - 1980年9月 /ANNニュース テーマ 作曲:宮川泰「宮川泰テレビテーマ・ワールド」(日本コロムビア、2018年8月発売)リニューアル前(前期)は約5秒間のイントロの後、女性の合唱と男性の合唱で「パッパヤーパッパヤー」と流れるテーマであり、そのタイトルバックは夕日をバックに平原をキリン等が走るというアニメーションで、このアニメは石ノ森章太郎が手掛けた。 なお「宮川泰テレビテーマ・ワールド」に収録されているこのテーマ曲はオリジナルではなく、CD収録のために録り直されたものである。 1980年10月 - 1982年3月 / ANNニュース テーマ(アレンジバージョン) 作曲:宮川泰前バージョンのアレンジをポップなものに変更。 このバージョンでは前半にイントロ(5秒)の後、「パッパヤーパッパヤーパッパヤーパッパヤー」と歌われている。但し、スポットニュースのバージョンは「パッパヤ―パッパヤー」で直ぐにファンファーレに入る。『ファイナル』のみはイントロやファンファーレは入らない。エンディングテーマは前半イントロ5秒が流れる。テレビ朝日以外では「池上通信機のテレビカメラが動作するシーンの後、カメラの断面図に拡大ズーム」がカットされ、電波塔の映像をバックにする画面から始まるバージョンも存在する。 『ファイナル』は、平日は20秒版、土日は15秒版のものが使われている。 わずかな期間ではあったが、このオープニング映像と前バージョンテーマ曲の組み合わせによるオープニングも存在した。 1982年4月 - 1984年9月 / タイトル・作曲:不明1982年4月から6月まで3ヶ月間のみ使用された電子音系のものと、1982年7月から使用されたシンセサイザー演奏のテクノ系のものがある。 最初の3か月間はボウリングのピンを倒すような音が使われた。 3ヶ月後から使われた後期のテクノ系は、オープニングアニメとエンディングタイトルはそのままで、音楽のみ差し替えた。『セブン』『ライナー』は共通、『ファイナル』は微妙にアレンジしたもの、『レーダー』のものは、リズミカルにアレンジしたものだった。エンディングは共通でリズミカルな5秒のもの。 1984年10月 - 1985年9月 / タイトル・作曲者不明オーケストラ演奏と各報道番組共通の黄金タイルアニメ。 オープニングテーマは3種類あり、スポットニュース用10秒バージョン、『セブン』『ライナー』の15秒バージョン、『レーダー』『ファイナル』の25秒バージョン。エンディングテーマは共通で75-80テーマ(初代パッパヤーバージョン/宮川泰作曲)のエンディングをアレンジしたようなオーケストラ演奏5秒のもの。 1985年4月以降『レーダー』のオープニングが平日は5秒長くなり、土日は5秒短縮。 10秒バージョンはフジテレビ、日本テレビと共にクロスネットを結んでいるテレビ宮崎の「UMKニュース」でも使われていた事がある。 1985年10月 - 1990年9月 / タイトル不明・作曲:松岡直也1985年にスタートした『ニュースステーション』(以下『Nステ』)のオープニングテーマが使われた。 音楽は『セブン』→『フレッシュ』とスポットニュースは『Nステ』のオープニングテーマの前半部、『ライナー』、『ファイナル』(週末のみ)は後半部およびCM前用のものを、『レーダー』では後半部が使われた。 アレンジの題材となった『Nステ』のオープニングが変更されると、タイトル文字が変更された。 週末の『フレッシュ』のみ、1993年3月まで使われていた(『CNNデイブレイク』内包時の平日は同番組のテーマ曲にスタジオ映像のオープニングを使用)。また、一部の地域ではこの音楽が2005年頃まで使われた。 1990年10月 - 1993年3月 / 「ASTINA」作曲:窪田宏 1993年4月 - 1996年9月 / 平日昼:「ルネサンス」クライズラー&カンパニー (3:27くらいから)内包先の『ザ・ニュースキャスター』のテーマソング。 1996年10月 - 1997年9月 / 「Mistral」歌・作曲:大黒摩季大黒の多重録音コーラスのみで作られたアカペラ曲。 1997年10月 - 1999年3月 / タイトル・作曲者不明音楽はオーボエ、ピアノとハープの演奏によるもの。従来のテーマ曲と違い落ち着いた曲調であった。 季節ごとにオープニング・エンディングアニメーションの背景が変化するという凝った演出が見られた。 『フレッシュ』ではエンディング5秒のテーマがオープニングに使用された。オープニングもスタジオを映したもの。 1999年4月 - 2002年12月 / タイトル・作曲者不明3拍子のもので、シンセサイザーによる演奏である。 土曜深夜枠のみ、アレンジの異なるバージョン(伴奏が違う)を使用していた。 平日昼枠については、2000年10月から2002年9月まで、独自テーマ曲(Silent Poets「HOPE」)を使用。 『フレッシュ』ではエンディング5秒のテーマがオープニングに使用された。 テレビ宮崎では、2021年1月11日までこの曲が昼のANNニュースのローカルパート後のエンディングで使用されていた。 このテーマ曲以降、オープニング・エンディングの背景が天カメの映像となる。 2003年1月 - 2003年9月28日 / 「天下の飾りもの」作曲:ナッシュスタジオ当初は昼枠のみで2002年10月から使われていたが、2003年の年明けから他の時間でも使用されだす。しかしCGは先代のまま。 2003年2月にオープニング・エンディング共に若干曲の編集が変更され、当初の物はわずか一か月間しか使用されなかった。 2003年9月29日 - 2009年5月17日 / 「ANNニューステーマ曲」作曲:光氷櫓オープニングは時間帯によってそれぞれ違うバージョンが存在する。 地上デジタル放送ではロゴアニメーション映像を16:9に引き伸ばしたものを使用。 朝・最終版(最終版は2007年の年末年始まで)はスタジオとアナウンサーが映し出され、平日昼枠では3本程度ニュース項目を取り上げて最後のニュース項目でこのテーマ曲が流れる。 平日、土曜昼枠ではその時間に流れるニュース映像の切り貼りをバックにテーマ曲(「The advant」作曲:ナッシュスタジオ)が流れ、専用のロングバージョンが用意された。 午後のスポットニュース並びに平日・土曜昼枠のOPのCGに「All-nippon News Network」のロゴが挿入されていた。 ちなみに、オープニングテーマはベースギターの演奏が入るのに対し、エンディングテーマはピアノ演奏を主体としたものになっている。 2003年9月29日 - 2006年3月31日の平日早朝枠(『朝いち!!やじうま』内)では「TIME ANGEL Ver.II/作曲:ナッシュスタジオ」が使用された。 東日本放送では、2018年現在もこの曲が日曜朝のエンディングで使用されている。 2009年5月18日 - 2021年1月3日 / 「time-line」作曲:榊原大ピアノソロ演奏によるもの。オープニング音楽は時間帯によって5秒・10秒・11秒バージョン、新しくなったCGは5秒・デジタル放送・アナログ放送・午後バージョンが存在。なお、BGM5秒バージョンはわずか2ヶ月で消滅し、10秒バージョンに変更された。11秒バージョンは平日昼枠のみ。テーマ曲・CGの使用期間として歴代最長使用記録となっている。(テーマ曲は11年7か月使用、CGは12年使用) 榊原自身はこの作品を商品化していないが、「ブロードキャスト・トラックス テレビ朝日編」に収録されている。 平日昼のヘッドラインのテロップはデジタル放送に対応したものになっており、アナログ放送では当初「ANN NEWS」のロゴが見えなくなっていたが、2010年7月5日からレターボックス化に伴うテロップの変更により解消された。なお、平日昼ニュースのBGMは、2014年4月1日、同年6月30日、及び2018年10月1日に、それぞれ変更されている。 2021年1月4日 - 現在/タイトル・作曲者不明6年8か月ぶりにすべての枠でテーマ曲が統一された。当初、CGとテロップは先代のままとなっていたが、2021年5月31日からこれまでのブルー基調からイエロー基調に変更された。
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