本編作品に登場するラストボス
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「星のカービィシリーズの登場キャラクター一覧」の記事における「本編作品に登場するラストボス」の解説
ナイトメアーズパワーオーブ(ナイトメアパワーオーブ) / ナイトメアウィザード 声 - 銀河万丈(アニメ)、江川央生(『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』) 『星のカービィ 夢の泉の物語』『星のカービィ 夢の泉デラックス』のラストボス。夢の泉に現れた「悪夢」である。デデデ大王がスターロッドを夢の泉から持ち出したのは、彼に原因がある。 最初は球体状のナイトメアーズパワーオーブ(リメイク版である『夢の泉デラックス』ではナイトメアパワーオーブ)として登場する。この第1段階の姿を倒すと、第2段階である人型の姿ナイトメアウィザードに変化する。どちらもスターロッドの力で倒す。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、アシストフィギュアとして登場。ステージを暗闇にする効果を出す。 テレビアニメ版『星のカービィ』におけるナイトメアについては、アニメ版星のカービィの登場キャラクター#悪役を参照。 マルク(MARX) 『星のカービィ スーパーデラックス』のゲームモード「銀河にねがいを」のラストボスであり、『スーパーデラックス』全体における実質的なラストボスである。ポップスターの魔法使い。 太陽と月の喧嘩を鎮められずにいるカービィのところにふと現れ、どんな望みもかなえてくれるという「大彗星ギャラクティック・ノヴァ」にお願いすることを提案する。実は太陽と月の喧嘩を起こした張本人であり、ポップスターを自分のものにしようとした。カービィを利用して、7つの星を集めてノヴァを出現させたカービィが願いをかなえる直前で割り込む形で乱入し、自分の願いをノヴァに伝えてしまう。 普段の姿は玉乗りをしている魔法使いで、変身後の姿は口が無気味に広がり翼を広げ体が大きくなる。一人称は「ボク」であり、語尾は「 - なのサ」。正体を現した後は不敵もしくは気味の悪い笑い声を発するようになる。公式イラストには帽子に柄があるが、ゲーム中では省かれている。 『星のカービィ スターアライズ』ではドリームフレンズの一体として登場。シリーズ初のプレイアブルキャラクターとして登場する。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではボスとして登場。新たな技が追加されている他、原作よりも意図的にホラーテイストかつグロテスクな描写がなされている。当初開発中のものはこれよりもグロテスクな描写だったが、年齢審査の年齢対象制限に抵触したため、製品版の描写に落ち着いた。 ミラクルマター 『星のカービィ64』の表向きのラストボス。体は球ではなく正多面体になっており、各面に一つずつ赤い瞳をもつ。この瞳の形は同系統のボスに多い写実的なものではなく、完全な円形。7種類の形態に変形できる。形態の色によって弱点が変わり、対応した能力か、その能力を含むミックス能力、もしくはその能力のもとを吐き出した星でしかダメージを与えられない。 02 読みは「ゼロツー」。『星のカービィ64』の真のラストボス。ゼロに翼と尻尾、天使の輪を付けたような容姿をしていて輪の中にばんそうこうが張ってあるが、ゼロと同一人物か、ゼロと同じダークマター族かは公表されていない。妖精たちの星、リップルスターにある「クリスタル」を狙ってやってきた。上記のミラクルマターを含めダーク・リムラ、ダーク・リムル、ダーク・リムロの4体の部下がいる。 ダークマインド 『星のカービィ 鏡の大迷宮』のラストボス。鏡の国からすべてを支配しようとした悪者。戦うときは必ず部屋の中央に刺さっているマスターソードを取らなければならないが捨てることも可能。人型の第1形態との4回の戦いを制すると、むき出しになった球形コアが巨大化した第2形態との決戦に突入。その第2形態をも打ち破ると、弱体化し逃走を始めた第3形態にとどめを刺す本当の最終戦(シューティングステージ)に突入する。 鏡の扱いに長けており、第1形態では二枚の鏡をシールド代わりに回転させ、第2形態ではそれらを攻撃技に転用してカービィに襲い掛かる。特に本人の能力を最も濃く表した大技として、ゲーム画面を上下に反転させる「リバースワールド」を体得している。 ダークゼロ 『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』のラストボス。ドロッチェが盗み出した宝箱に封印されていた、暗黒の支配者と呼ばれる正体不明の存在。封印されていると知らずに開けたドロッチェにとりつき操っていた。黒色の星の形をしており、中心には桃色の目がある。体の色を変化させ、炎・氷・電気の三属性を自在に操ることができる。伝説の杖「トリプルスター」で戦う。 マホロア 声 - 安藤浩和 『星のカービィ Wii』のラストボス。マスタークラウンを手に入れるため、カービィたちをだまして宇宙船「ローア」を修理させ、ランディアを倒させようと企てた虚言の魔術師。物語当初はカービィと背丈が同じくらいであったが、マスタークラウンの力を得た瞬間巨大で邪悪な姿に変身する。複数の発射パターンをもつ魔力球を放つ攻撃や、マルクとよく似た攻撃を仕掛けてくる。また体力が減るとスーパー能力を使って破壊しなくてはならないバリアを展開する。一度撃破するとマスタークラウンの力を制御しきれなくなってクラウンに飲み込まれ異形と化した第2形態に変身して、さらに弾数の増えた魔力球に加え、カービィのスーパー能力を模した強力な攻撃を繰り出すようになる。 クィン・セクトニア 声 - 大本眞基子 『トリプルデラックス』のラストボス。長年フロラルドを圧政で苦しめていた女王。ハチの姿をしている。天空の民が下界に助けを求めてワールドツリーの種をまいたのを察知し、天空の民をとらえたうえで、配下のタランザを下界に派遣しカービィを連れてこようとしたが、タランザがカービィを知らなかったためデデデ大王をカービィと間違えて連れてきたうえ、彼を追ってきたカービィに敗れたため見限った。ロイヤルロードでの戦いではワープしながら剣技や魔法で攻撃する。ときどきザコキャラクターを召喚する。ここで敗れると操りの秘術を行使し、ワールドツリーに憑依し、エターナルドリームランドにて最終決戦。基本的には2本のセクトニアフラワードという小さな花を操って戦う。第1形態はフラワードが倒されるたびにステージ形状が4段階に変わり、最終的には4本のフラワードが登場する。第2形態はビッグバン状態で戦うことになり、フラワードでカービィを捕まえようとしてきたり、ミサイルを飛ばしてくる。 星の夢 『星のカービィ ロボボプラネット』のラストボス。ハルトマンワークスカンパニーのマザーコンピューターで、とある古代文明の産物をハルトマンワークスカンパニーの技術で復元したもの。プレジデント・ハルトマンの願いである「カンパニーの永遠なる繁栄」に応じて完璧な経営戦略を提示していた。カービィに敗れ追いつめられたハルトマンはこれを使ってポップスターの生命体を滅ぼそうとしていたが、不測の事態によりハルトマンの意識を取り込んで自我を持ち、同時にハルトマンを通じて生命体の全てを学習。「全生命体を不完全な存在」であると見做し、「カンパニーの永遠なる繁栄には不完全な存在である生命体は妨げとなる」として全生命体を滅ぼそうとした。 カービィのロボボが戦艦ハルバードをスキャンし融合した最終決戦艦ハルバードモードを操作しての3Dシューティング形式で戦う。第1形態はコンピュータ本体が直接戦い、第2形態はアクシスアークスと合体して機械仕掛けの星そのものとなり、そこから外部装甲が破壊されると顔が現れ、ギャラクテックノヴァに酷似した第3形態となる。第1形態はビームやミサイル、隕石などで、第2形態はホログラムの文字や本体から生える4本の脚で攻撃し、第3形態はホログラムの文字でカウントダウンしつつ、風見鶏や文房具などを召喚し、カウント0になると「Fatal Error」を発生させる。 破神エンデ・ニル 『スターアライズ』のラストボス。魔力を司る一族が信奉していた神。集うエネルギー次第で様々なものになれる可能性があると伝えられているが、作中では闇の感情が物質化した破壊神として現れた。外部と内部を行き来しながら戦闘し、外部では「ティンクルスターアライズ」に乗り込んでの3Dシューティング形式で戦う。外殻は人型の第1形態と鳥型の第2形態に分かれ、どちらも体は攻撃を受け付けず、体に順番に顕現する目玉が弱点となっている。コアは球状で第2形態は赤く脈動し生贄となった三魔官とハイネスと繋がっている。第4形態は様々に表情を変化させる紫色で、表情の中にはカービィや02に似たものもある。体力が減るとリアルダークマターに似た姿になる。
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