恐竜関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 03:50 UTC 版)
「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」の記事における「恐竜関連」の解説
石板 エンシェント夫妻が2126年に、白亜紀後期の地層で見つけた石板で、秘属性を除く6属性に対応した6つのかけらと中心部分から成る。地球の生物たちの生命のパワーが具象化したもので、絶滅に瀕した恐竜たちの思念が詰まっている。もとは6500万年前の隕石とともに地球にやって来たもので、隕石に反発しようとした地球と、絶滅しかけた恐竜たちの生命のパワーによって生み出されたとされる。 ノーピスが石板のコピーの製作に成功したことで、本物の石版を持たなくとも恐竜を召喚できるようになったが、成体化はできても幼体化はできなくなった。タイムマシンの動力源にもなるが、石板のコピーでは代用できないため、第二期最終回でレックスたちが未来に帰る際はザンジャークのタイムマシンを利用した(そのため、ザンジャークは石板のパワーによらないタイムトラベルシステムを開発していたことになり、少なくともタイムトラベルのための動力源は石版だけではない)。第二期の最終決戦で黒い翼竜を倒すために使われ、コスモストーンとともに破壊された。 恐竜カード 本物の恐竜が封じ込められているカード。エンシェント博士によって、6500万年前に絶滅してしまう恐竜たちを保護する目的で開発されたのが始まりである。同種の恐竜カードは複数枚存在する場合もある。 石板と接触させることで、そのカードの恐竜が召喚され、体力を消耗するとカードに戻る。また、カードに描かれた6つの属性(炎、水、雷、土、草、風)と同じ属性の物質に触れたときも恐竜が召喚されることがある。他の恐竜に倒されるなどしてカードに戻った場合は、カードは地上に落下し回収する必要が生じるが、召喚者の意思でカードに戻った場合は召喚者の手元に自動的に帰ってくる。 わざカード 恐竜たちにわざを発動させるカードで、ソーノイダが恐竜バトルの目的で開発した。恐竜カードの属性と同じ属性のわざ(超わざ)を使うと最大限の力を発揮する。 恐竜カードといっしょにカプセルに入っていることもあり、恐竜カードと接触した状態でカードに描かれた6つの属性と同じ属性の物質に触れるとわざカードの能力を持った状態で覚醒し、恐竜の意志でわざを発動できるようになる。 タマゴ型カプセル 恐竜カードが入っているタマゴ型のカプセル。わざカードが一緒に入っていたり、わざカードだけが入っていたりすることもある。サウロロフスは1つのカプセルに2枚の恐竜カードが入っていた。 お助け恐竜 戦闘の際、Dキッズ及びアクト団の召喚する恐竜のサポートを行なう恐竜または古生物。 チビ恐竜 恐竜カードをスラッシュする際、奥から手前へスラッシュすると成体になるが、手前から奥へスラッシュすると幼体になり、その幼体の姿の俗称をチビ恐竜と呼んでいる。 ガブ、エース、パラパラ、ティラノ、スピノ、サイカ、パキケファロサウルス、テリジノサウルス、ディノニクス、メガロサウルス、ブロントの11体にのみ確認されている。石版のコピーでは幼体化できないはずであるにも関わらず、なぜブロントがチビ恐竜の姿でいられたのかは不明である。 本アニメにおける恐竜の幼体は犬程度の大きさであり、リュウタたちは剣竜の助言で周囲の人間たちからの詮索を避けるため、ガブたちのことを新種の犬だと言い張っている。亜紀にも第二期までは犬であるとしてしばらく正体を知らせていなかった。 第二期の最終決戦で石版が破壊されたため、幼体化はできなくなった。 バトルフィールド 恐竜同士が戦う際に出現する特殊フィールド。通常は空間がゆがむ程度だが、一度に多くの恐竜が召喚されるなどして時空のゆがみが大きくなると周囲が中生代(恐竜時代)のような空間になる(実際に恐竜時代にタイムスリップしているわけではない)。 初期の頃は全体的に暗い色調で演出されていたが、第一期第14話からキャラクターが明るい色調で表現され、第一期37話から空の色だけが変わる形になった。 ディノモンド 通常より数倍の大きさを持つ巨大な琥珀。オーエン博士がセイスモサウルスの胃の化石から発見したが、アクト団によって奪われた。この琥珀の粉末を溶鉱炉などの高温熱源に入れると大量のエネルギーが放出され、純粋なアクトメタルが精製される。アジ島のマシンパワーを全開にさせるはずだったが、主電源につないでもあまりパワーアップしなかった。 コスモストーン 石板と同じく6500万年前の隕石とともに地球にやって来て恐竜を滅ぼした7つの小さな球状の宝石である。イエロー、ブルー、パープル、ホワイト、レッド、グリーン、ブラックの全7種類から成り、それぞれが恐竜の属性(雷、水、土、風、炎、草、秘)に対応しているため、属性の相性に応じて、恐竜を強化させたり、弱体化させたりすることができる。 それぞれ高いエネルギーを持った危険物質であり、それぞれの特定の効果は明かされていないが、一般に人間が素手で触れることはできない(スパルタカスはイエローコスモストーンに触れることができる唯一の人物であった)。機械には影響を与えないらしく、タルボーンヌは素手で掴むことができた。 7つ全てが組み合わされると、それらは宇宙を破壊するのに十分なエネルギーを放出すると言われている。 コスモスストーンは世界中に散らばっているが、ブラックコスモスストーンの発見の経緯を考えると、全てのストーンが同じ期間に存在するはずであるため、ストーンを見つけるためになぜタイムトラベルする必要があるかは不明である(おそらく、ザンジャークは最も簡単に手に入れることができる時間上でストーンを探していたのであろう)。ザンジャークはコスモストーンを揃えることで宇宙をコントロールできるようになると信じており、全てのコスモストーンを手に入れることで宇宙を支配することがザンジャークの目標である。エンシェント夫妻を誘拐したのもコスモストーンを探し出す装置を開発させるためであるが、彼らはわざと一部に欠陥を生じさせて作るなど妨害工作を行なっていた。 その一方でノーピスは、コスモストーンを揃えると、この宇宙を含む全ての時空間だけでなく、次元全体が破壊され、宇宙の再起動をもたらす、つまり新しい進化の始まりが起こると考えていた。 ノーピスにはこの新たに再起動された宇宙を支配する野望があったが、後に7つのコスモストーンが一つになり、黒い翼竜が形成されると、彼はこれほどに大きな力を制御してはならないと悟り、バックランド号を動かし黒い翼竜の核に特攻して黒い翼竜を滅ぼした。その際コスモストーンは石版とともに残らず破壊された。マーベル・シネマティック・ユニバースにおけるインフィニティ・ストーンとのいくつかの類似性が指摘されている。 コスモストーンの所有者または所在地の変遷は以下の通りである。イエローコスモストーン:ソフィア→スパルタカス→ミハサ(ザンジャーク)→ノーピス→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→破壊 ブルーコスモストーン:宝島→ミハサ(ザンジャーク)→ノーピス→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→破壊 パープルコスモストーン:両界山(五行山)→ザッパー(ザンジャーク)→ノーピス→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→破壊 ホワイトコスモストーン:洞窟→レックス(Dキッズ)→服部半蔵→ミハサ(くノ一)→武田のくノ一→武田信玄→ミハサ(ザンジャーク)→ノーピス→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→破壊 レッドコスモストーン:ペルシャの洞窟→ジーニー(ティタノサウルス・コルバーチ)→タルボーンヌ(アクト団)→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→ノーピス→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→破壊 グリーンコスモストーン:バサシ城→パラパラ→ルイ13世(フランス王国)→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→ノーピス→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→破壊 ブラックコスモストーン:火山→マンモス→Dキッズ・アクト団→ノーピス→ザンジャーク→破壊
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