恐竜軍団(怪獣軍団)
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「恐竜大戦争アイゼンボーグ」の記事における「恐竜軍団(怪獣軍団)」の解説
地底の大空洞で密かに生息していた恐竜たちが、暗黒星雲・ガザリヤ星人であるゴッテスの手によって強制的に地球征服の尖兵にされ、地上に現れた軍団。母星である70光年彼方のレグルス系の惑星ガザリヤ星の水資源が枯渇したため、よく似た環境の地球を植民星にすることがゴッテスたちの侵略目的だった。1億年もの間に独自の進化を遂げ、防衛軍の最新鋭兵器が通用しない頑強な肉体を誇り、火炎の息や怪光線といった超能力を身につけている。目から放つ光線により、犬やコウモリなどの動物を赤く変色させ、凶暴化させる能力を持つ。この能力に操られた動物はカラージュと呼ばれ、強い電気ショックを受けるか、操っていた恐竜が倒されると元に戻る。尖兵として改造された恐竜は目が赤い。第19話までの恐竜が進化した怪獣は、恐竜と認識されているが、第20話のギラーはサイボーグ、第21話のガルウ以降はより完全な怪獣として改造された設定となった。最終決戦後は、ゴッテスが倒されゴッテスの支配下から解放されたことに喜びながら大人しく自分たちの世界へと帰り、出入り口はD戦隊によって塞がれた。 諸元恐竜帝王ウルル身長 60m 体重 4万t 恐竜帝王ウルル 恐竜軍団のボスである巨大なティラノサウルス。IQ300の頭脳と超能力を持つ。目から出す赤い光線は恐竜たちに動物を操る能力を与える。口から炎と電撃を放つ。恐竜たちを操って帝国を築き、人類を攻撃する。第19話で度重なる失敗でゴッテスの怒りを買い、直々に戦いを挑むよう命じられD戦隊と戦うも、アイゼンボーグ号のアイゼンクロスカッターで首を斬られ戦死、その後ゴッテスの部下にすぎなかったことが判明した。口から二手に分かれる破壊光線を放ち、アイゼンボーグ号を爆発寸前に追い込む。その際、ピンク・レディーの「UFO」をBGMに踊り出す場面がある。着ぐるみは映画『極底探険船ポーラーボーラ』に使用されたティラノサウルスの流用。 諸元恐竜魔王ゴッテス身長 2-50m 体重 100kg-3万t 恐竜魔王ゴッテス 第12話から声のみで初登場。第13話から18話までは巨大な2つの眼として恐竜帝国のウルルのいる地底空洞の部屋の壁面に現れ声で指令を送り、第19話から実態を表した。第18話までは単に「恐竜魔王」と呼称されていた。帝王ウルルの陰で暗躍していたガザリヤ星人の侵略者。帝王ウルルの度重なる失敗に業を煮やし、直々に戦いを挑むよう命じる。帝王ウルルが倒された後、海岸で善と愛の前に現れてD戦隊に挑戦の意図を述べ、帝王ウルルは自身の部下にすぎないことを明かした。帝王ウルルの死後は恐竜を怪獣に改造し、手に持った鞭で暴れさせた。胸のペンダントがある限り、何度倒されても復活できる。最終話で、スペリオ星人ムサシにペンダントの表面を覆い隠され、復活できぬままアイゼンボービッグファイヤーを受けて爆死した。 諸元魔女ゾビーナ身長 2.2-52m 体重 90kg-2万8千t 魔女ゾビーナ 第26話から登場したゴッテスの仲間のガザリヤ星人。女性ながら暗黒星雲でも名うての恐竜調教師であり、ゴッテスの婚約者を自称。ゴッテスをはるかに上回る冷酷非道な性格を持ち、ゴッテスへの態度も厳しい。調教には鞭と液化毒ガスを使用する。地球の女性の風俗に興味を持ち、デパートのショーウィンドウを覗いた際に見た衣服を参考にして専用の機械でドレスを作ったり、地球のダンスを覚えたこともある。等身大となって、映画撮影所を訪れたD戦隊を葬ろうとしたこともある。第38話で自ら巨大化、シーザラスを使ってアイゼンボーを氷漬けにして苦しめるも失敗。必殺剣で胸を貫かれて倒された。 恐竜については、『恐竜探険隊ボーンフリー』の人形アニメモデルが構成員として登場している。また『ファイヤーマン』から数多くの怪獣たちの登場シーンのフィルムが、第1話における恐竜軍団の復活シーンや初期OP映像などに流用されている。
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