刊行開始から完結までとは? わかりやすく解説

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刊行開始から完結まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 10:27 UTC 版)

谷崎潤一郎訳源氏物語」の記事における「刊行開始から完結まで」の解説

本書刊行開始の際には中央公論社による大々的宣伝活動が行われ、鏑木清方による発売記念ポスター作成された。さらには東京大阪において以下のような出版記念講演会開催されている。 1939年昭和14年1月24日日比谷野外音楽堂において、谷崎山田孝雄池田亀鑑小島政二郎横光利一谷川徹三今井邦子吉川英治嶋中雄作の9名が講演行った1939年昭和14年2月大阪において、谷崎潤、谷川小島森田たま舟橋聖一島木健作嶋中雄作の7名が講演行った。 この旧訳は、当初毎月2冊ずつ配本し、全13回の配本1939年昭和14年1月完結予定していたが、第1回配本多く追加注文殺到したため追加注文分の用紙確保印刷手間取りその結果第2回配本当初予定していた1939年昭和14年2月ではなく2か月遅れの1939年昭和14年4月になり、第3回配本第2回配本の2か月後である1939年昭和14年6月になった。それ以後も「時局進展緊迫につれて種々な社会情勢変化に遭ひ、人力機械力や資材などの上にも思はぬ障害起こってきたりして」刊行は遅れることになったものの、長いときでも2・3か月間隔刊行され2年半がかりで1941年昭和16年4月脱稿同年7月最終巻が刊行され26巻が完結した最終巻の刊行を急ぐために、『源氏物語和歌講義の上下巻までは谷崎自身執筆したものの、最終巻の「源氏物語系図」「同年立」および「同梗概」については中央公論社社員相沢正が『湖月抄』や『すみれ草』などをもとに作成したものとなった配本と巻立 第1回配本 1939年昭和14年1月23日巻101桐壺、第02帚木、第03空蝉 巻2 第04夕顔、第05若紫 第2回配本 1939年昭和14年4月巻3 第06末摘花、第07紅葉賀、第08花宴 巻4 第09、第10賢木、第11花散里 第3回配本 1939年昭和14年6月巻5 第12須磨、第13明石 巻6 第14澪標、第15蓬生、第16関屋 第4回配本 1939年昭和14年7月巻7 第17絵合、第18松風、第19薄雲 巻8 第20槿、第21乙女 第5回配本 1939年昭和14年8月巻9 第22玉鬘、第23初音、第24胡蝶 巻1025、第26常夏、第27篝火、第28野分、第29行幸 第6回配本 1939年昭和14年10月1130藤袴、第31真木柱、第32梅枝、第33藤裏葉1234若菜上 第7回配本 1939年昭和14年12月20日1335若菜下1436柏木、第37横笛、第38鈴虫 第8回配本 1940年昭和15年3月1539夕霧1640御法、第41帖 幻、雲隠、第42匂宮、第43紅梅、第44竹河 第9回配本 1940年昭和15年6月1745橋姫、第46椎本1847総角、第48早蕨 第10回配本 1940年昭和15年9月1949寄生2050東屋 第11回配本 1940年昭和15年12月2151浮舟2252蜻蛉 第12回配本 1941年昭和16年4月25日2353手習、第54夢浮橋24 源氏物語和歌講義 上巻 第13回配本 1941年昭和16年7月25日25 源氏物語和歌講義 下巻26 源氏物語系図同年立、同梗概奥書

※この「刊行開始から完結まで」の解説は、「谷崎潤一郎訳源氏物語」の解説の一部です。
「刊行開始から完結まで」を含む「谷崎潤一郎訳源氏物語」の記事については、「谷崎潤一郎訳源氏物語」の概要を参照ください。

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