いまい‐くにこ〔いまゐ‐〕【今井邦子】
今井邦子
大正・昭和期の歌人。徳島県生。旧姓山田。本名くにえ。明治42年文学を志して上京、中央新聞の記者となる。島木赤彦を知り「アララギ」の同人となるが赤彦没後「アララギ」を脱し『明日香』を主宰。閨秀歌人として知られた。茂吉の指導も受け、また後進の育成にも努めた。歌集『紫草』『明日香路』のほか、評論・随筆・童話集がある。昭和23年(1948)歿、57才。
今井邦子
今井邦子
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今井 邦子(いまい くにこ、明治23年(1890年)5月31日 - 昭和23年(1948年)7月15日、旧姓山田、本名くにえ)は、徳島市出身の「アララギ」の歌人、小説家。後に短歌誌「明日香」を創刊した。山田邦子名で新聞記者もしていた[1]。夫は立憲政友会衆議院議員の今井健彦。通産省事務次官を務めた両角良彦は甥にあたる。
- ^ 古泉千樫と原阿佐緒、石原純不倫恋愛事件 : 原阿佐緒宛古泉千樫未発表書簡 大正期『アララギ』裏面史(3)千野 明日香、法政大学国文学会. 日本文学誌要75巻、2007-03
- ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)40頁
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