若菜下とは? わかりやすく解説

若菜 (源氏物語)

(若菜下 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 03:04 UTC 版)

若菜」(わかな)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第34帖。本巻は源氏物語中最長の巻であり[1]、現在では通常本文の存在しない「雲隠」を除いて「若菜上」(わかな じょう)および「若菜下」(わかな げ)とし、それぞれ第34帖、第35帖とされていることが多い。源氏の絶頂期であり、同時に衰運の始まりとなる時期である。


  1. ^ 本巻は源氏物語中の他のどの巻と比べても圧倒的に長い巻であり、写本や版本、文字数や単語数など数え方によって異なるが、本巻を上下2巻に分けた場合でもほとんどの場合「若菜上」「若菜下」のいずれかが最長の巻になる。


「若菜 (源氏物語)」の続きの解説一覧

若菜 下

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)

源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「若菜 下」の解説

源氏41歳3月-47歳12月朱雀院五十の賀に際して女楽催され源氏女三の宮に琴を教える。女楽直後紫の上が病に臥し源氏はその看護余念がないその間柏木かねてより想い遂げ女三宮懐妊させてしまう。柏木女三宮送った手紙を手にして事情知った源氏は、懊悩する。一方で源氏遠まわし諷諌に、柏木恐怖のあまり病を発しそのまま重態陥る若菜参照

※この「若菜 下」の解説は、「源氏物語各帖のあらすじ」の解説の一部です。
「若菜 下」を含む「源氏物語各帖のあらすじ」の記事については、「源氏物語各帖のあらすじ」の概要を参照ください。

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