中世のキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:05 UTC 版)
「クロノ・トリガー」の記事における「中世のキャラクター」の解説
ガルディア21世 (Guardia XXI) A.D.600年の時点でのガルディア国王。魔王との決戦で剣を取るが倒れて一時期寝込んでいた。リーネ共々、クロノ達がタイムトラベルをしている事には薄々勘付いており、虹の貝がらをガルディアに運んだ際には、リーネと連名で子孫であるマール宛に手紙を残している。 リーネ (Leene) A.D.600年のガルディア王妃。魔物にさらわれるが、本来の歴史では無事に助け出されて事なきを得ているものの、迷い込んだマールがリーネと間違われて保護され捜索が打ち切られてしまったため、「助けられずに死んだ」という歴史改変が起きかけた。 カエルの正体については思うところを示唆させている。年齢よりも若く見え髪型以外はマールとそっくり。特定のエンディングではカエルと結婚する。現代で千年祭が行われているリーネ広場は彼女の名前に由来する。 サイラス (Cyrus) 中世ガルディア王国の前騎士団長。必殺技はニルヴァーナ・スラッシュ。グランとリオンに挑んでグランドリオンを入手、化け蛙ゴールデンフロッグを退治して勇者バッジを取り戻した。10年前、伝説の剣グランドリオンを携え幼馴染で親友のグレンと共にデナドロ山で魔王に闘いを挑んだが、力及ばず敗死。その後、魔族が「北の廃墟」に彼を冒涜する墓を造って葬った。それから400年後まで廃墟に亡霊として留まり続けることになるが、とあるイベントで魂が救われる。そして、墓に刻まれる言葉も彼を称える言葉になる。なお、カエルがおらず魔王がいる状態でサイラスの亡霊と出会うと、通常と違うコメントを発する。 剣術そのものではカエル(グレン)の方が腕前が上であると本人が発言しているが、騎士団長に出世して、グランドリオンに認められたことからも、彼本人も屈指の実力者であったことが伺える。 ビネガー (Ozzie) 魔王軍の将軍の1人。狡猾な罠を駆使する軍事参謀。身を守る事に非常に長けており、絶対に破る事ができないバリアーを展開する術を使う。ピンチになるとすぐに逃げてしまう。後にパワーアップして「グレートビネガー」となる。魔王がいなくなってからは彼が代わって魔王の地位に就くが、器ではなかった。中世に飛ばされてきたジャキを最初に見つけた。口癖は「ビネガ〜ピ〜ンチ!」。名前の由来は酢の英語名「ビネガー(vinegar)」、英語版の名前の由来はオジー・オズボーン[要出典]。三将軍の名は、日本語版では調味料、英語版では実在するミュージシャンの名前をもじったもので統一されている。 続編『クロノ・クロス』にも登場する。 マヨネー (Flea) 魔王軍の将軍の1人。外見は美しく巨乳だが、実はオカマ。肩書きは“空魔士”で、その名の通り空間全体に効果をもたらす魔法を得意とする。「トキメキ熱視線」という、投げキスで相手を自分にメロメロに洗脳する技も持つ。後にパワーアップして「スーパーマヨネー」となる。名前の由来はマヨネーズ、英語版の名前の由来はミュージシャンのフリー[要出典]。 魔王城に潜入した時はコウモリに化けており、侵入したクロノたちに付きまとってくる小さなコウモリがマヨネー。最初にマヨネーの部屋に侵入した際は「マヨネー?」という偽物と戦うが、偽物を倒すと姿を現す。 続編『クロノ・クロス』にも登場する。 ソイソー (Slash) 魔王軍の将軍の1人。青色の皮膚を持つ。正々堂々の勝負を重んじる剣士。“外法剣士”の肩書きで呼ばれており、屍を操る術を使うが、自身が闘う場面では魔法に頼らず己の剣術の腕のみ(第一戦では素手)で戦う。ただしビネガーの「ミックスデルタ」に協力しているため、魔法自体は使える模様。彼が振るう刀は「ソイソー刀」というそのまんまの名前で、彼を倒すと実際にクロノが装備できる武器として手に入る。後にパワーアップして「スーパーソイソー」となる。名前の由来は醤油の英語名「ソイソース(soy sauce)」、英語版の名前の由来はミュージシャンのスラッシュ[要出典]。 ビネガー、マヨネー、ソイソーの3人をまとめて指す名称として「魔王三大将軍」がある(ビネガー本人が自称)。この他に「三魔騎士」という呼び名もあるが、ゲーム本編のテキストには登場せず、攻略本『クロノ・トリガー ザ・パーフェクト』や続編の『クロノ・クロス』で表記されている名称になっている。 続編『クロノ・クロス』にも登場する。 タータ (Tata) ひょんな事から勇者バッジを拾ってしまった少年。それが原因で勇者として崇められることになり、引っ込みがつかなくなって実際に旅に出る事になってしまう。本人はいたずら好きで臆病な普通の村の少年であり戦闘力は一切無いが、彼が勇者として魔王を倒しに行くエンディングも存在する。 トマ・レバイン (Toma Levine) 虹色の貝殻を求めて旅をする冒険家。情報通でもあり、それに裏打ちされた推測力も中々のもの。酒が大好き。A.D.1000年のチョラスの街の酒場には彼の子孫のトマ13世がいる。 続編『クロノ・クロス』には子孫のトマ14世が登場する。 フィオナ (Fiona) 戦争で砂漠化した森を蘇らせようとする壮大な計画を抱く女性。魔王との戦いに出た夫のマルコの帰りを一人待っている。計画に多大な時間が掛かるのは重々招致していただけに、永久に動けるロボを頼っている。 魔王のしもべ マノリア修道院や魔王城に巣食う、魔王城の戦闘員。太めの身体で青い服を着た個体と全身紫の個体がいる。また、グランドリオンが眠るデナドロ山に登場するオウガンに似た個体も複数いる。 バンタ タバンとルッカの祖先。ガルディア王の依頼でリーネ王妃へのプレゼントを作っている。才色兼備の娘を欲しがっていた(後に、時代は違うが子孫のルッカとして叶うことになる)。 グランとリオン (Masa and Mune) グランドリオンに古代より宿りし精霊の兄弟。合体して巨大な姿に変身できる。赤い石で作られたナイフに込められたボッシュの希望が生命を得たもの。赤きナイフはドリストーンが持つその特性により、魔神器からラヴォスエネルギーを吸収し、グランドリオンへとその姿を変えた。 続編『クロノ・クロス』にも登場する。 ヤクラ (Yakra) リーネ王妃を誘拐した魔物。大臣に変身していた。A.D.1000年には彼の子孫でより強力なヤクラ13世が登場、クロノたちへの恨みは子孫にまで伝わっていたことが判明する。その子孫もまた大臣に変身して王国の乗っ取りを画策していた。
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