マイルドセブン・ドライブラリー
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「プレイドライブ」の記事における「マイルドセブン・ドライブラリー」の解説
1994年:芸文社がプレイドライブPDQMスペシャル「MILD SEVEN DRIVE RALLY」を開催。 尾針得介が監修して全国各地にコースを設定し、PDクイジーマップの特別編として年に1回(1995年は2回)開催した。この企画は日本たばこ産業の協力により1994年から2000年(2000年だけコマ図を使用しないスタイルに変更)まで実施され、1994年は6コース、1995年春編は8コース、1995年夏編は8コース、1996年は10コース、1997年は12コース、1998年は6コース、1999年は6コース、2000年は4エリアで開催された。これらのコースを掲載した小冊子が『プレイドライブ』の付録となっていた。 1998年10月号:『プレイドライブ』創刊30周年を期に誌面を大規模リニューアル。この号からA4変型判へ拡大し、誌面構成も刷新して大規模なリニューアルを実施。国内モータースポーツの競技結果報告を主軸にしつつも、自動車業界全般を意識した一般自動車誌への転身を図った。製本方法が中綴じで表紙が外れやすかったこともあり、2000年6月号からはA4変型判のまま無線綴じに変更された。 『平綴じのプレイドライブにかかわって十ン年、わかってはいたが、いざ判型を変えてみると、長年やってきたクセや習慣みたいなものが体に染みついているのがよくわかる。こうすればいいと思っていたことを、いざやってみると思いどおりにはいかない。でもこれで「新生PD」が歩み始めたのは事実。今まで以上に充実し、迫力ある誌面展開を約束します』--プレイドライブ1998年10月号編集後記 2004年8月:ラリージャパン開催直前『プレイドライブ』9月号増刊を発行。日本で初めて開催されたWRC世界ラリー選手権・ラリージャパンの会場で『プレイドライブ』を販売するため、9月1日発売号を9月号増刊として8月27日に発売。小冊子「ラリージャパン・エンジョイハンドブック」を特別付録とした。そのため8月1日発売号を9/10月合併号とし、9月15日にはラリージャパン速報「Jの挑戦」を10月号増刊として発行した。 2006年4月号:『プレイドライブ』のロゴを変更したリニューアルを実施。1998年の大規模リニューアル後、制作態勢の度重なる変更が起こり誌面の方向性が定まっていなかった。また、WRC世界ラリー選手権の日本開催が定着したことで、国内ラリー界が求める要素も変わってきていた。これらに対応するため2006年4月号から再び誌面をリニューアルした。それまではPDというアルファベットの短縮ロゴを使用してきたが、プレイドライブというカタカナに変更した。 『世界ラリー選手権・ラリージャパンが開催3年目を迎え、ラリーという言葉も、ようやく世間の人々の耳になじみ始めた今、プレイドライブは改めて原点に立ち返る決心をしました。和気あいあいの雰囲気を楽しむサンデードライバーから、プロとして世界のフィールドを目指すドライバーまで、モータースポーツをエンジョイするための情報が満載された雑誌に衣替えします。国内のラリー、ダートトライアル、ジムカーナを、読者の皆様と一緒に盛り上げるために、さらにパワーアップします! なかでも4輪駆動部門と2輪駆動部門が今シーズンから一本化された全日本ラリー選手権の記事については、今まで以上に力を入れて「ニッポン最高峰のラリー」を伝えたいと考えています』--プレイドライブ2006年3月号INFORMATION 2007年7月:この月に発行された2007年8月号をもって休刊。取り扱っていたカテゴリーに関わる人口の減少に加え、雑誌業界の不況を乗り切ることができず、40年近い歴史に幕を閉じた。 創刊当時から続いていた人気企画のPDクイジーマップもプレイドライブの休刊とともに終了した。 『39年という長きに渡り、たくさんの方々がプレイドライブを読んで時に喜び、時に笑い、そして時に怒って、時には悲しいお知らせもあり、それでも読み続けていただいて参りました。しかしながら、ライセンス人口が減少するにつれ、プレイドライブを読んでくださる方の数も減っていきました。B5版からA4版へと変わり、昨年はロゴもカタカナに戻しました。しかしここにきて、内容はもちろん販売方法など、抜本的な解決策なしには時代の波を乗り越えられないところまで来てしまいました。そこでお願いです。プレイドライブに少しだけ「お休み」をください。39年間の疲れを癒させてやってもらえないでしょうか。ご愛読いただいた皆様、誠にありがとうございました。そして大変申し訳ありません。でも、休んだら必ず戻ってきます。元気になったプレイドライブを見かけたら、どうか手にとって見てやってください。そしてそれまで、モータースポーツを楽しんでいてください』--プレイドライブ2007年8月号編集後記 2008年6月:『プレイドライブ』が定期購読直販誌として復刊(2008年7月号)。休刊後にモータースポーツ関係者から復刊を要望する声が上がり、JMRC(JAF MOTORSPORTS CLUBS REGIONAL CONFERENCE・JAF地域クラブ協議会)の協力もあり、2008年4月1日に復刊が決定。同年6月1日から、一般書店販売を行わない定期購読のみというスタイルで販売を開始した。購入方法としては、定期購読の年間契約のほかに全国の「販売協力ショップ」における単号購入が可能だった。 また、2008年4月7日から編集部員による「プレイドライブ日誌」というブログが開始された。 『昨年の春、休刊の話が出てより、大勢の方から「復刊するためには何をすればいい?」というお話をいただきました。こうした皆様のお力添えをいただきまして、復刊嘆願署名を3000人の方々よりいただきました。さらに復刊に向けたアンケートでも、やはり3000人近い方々にお答えいただきました。本当にありがとうございました。皆様のおかげで、こうして復刊できたことを、心よりお礼申し上げます。それと同時に、皆様に「復刊して良かった」と思っていただけるような本にしていかなければいけません。身の引き締まる思いで復刊初号を作りました』--プレイドライブ2008年7月号復刊のご挨拶〜編集部より〜 2012年3月:この月に発行された2012年4月号をもって再び休刊。国内ラリー、ジムカーナ、ダートトライアルの結果報告を中心とした参加型モータースポーツ専門誌として約4年間発行したが、2012年1月に再び休刊することが発表され、3月1日発売の4月号をもって休刊した。 『読者の皆さまに多大なるご支援をいただいて2008年に復刊した「プレイドライブ」ですが、諸般の事情により今後の発行を続けることが難しいと判断することになりました。厳しい経済環境にも関わらず高価な購読費用をお支払いいただき、これまで発行をご支援いただきましたことに厚く御礼申し上げます。読者の皆さまの熱い思いに支えられて、社内でも各部門が協力しあってここまで発行して参りましたが、市場環境の変化を踏まえて休刊の決定をさせていただきました。これまで長きに渡って「プレイドライブ」をご支援いただきましてありがとうございました』--プレイドライブ2012年4月号プレイドライブ休刊のお知らせ 2012年3月:編集部を合同会社サンクに移し、新たに再発行されることが決定。前回と同じく定期購読直販誌として6月1日から販売を予定。これに伴い芸文社のプレイドライブ編集部は3月31日をもって廃止された。 2012年6月:6月1日に7月号を発行して復刊となった。
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