ボルエナンの里
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:18 UTC 版)
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」の記事における「ボルエナンの里」の解説
アイアリーゼ・ボルエナン 声 - 茅野愛衣 ボルエナンの里で唯一残ったハイエルフ。称号に「無垢なる乙女」を持つ。外見はプラチナブロンドに碧眼、20代の大人びた美女だが、うっかり屋で少し残念なところがあり、勇者ダイサクからはよくからかわれていた模様。一方で世界樹の記憶庫と接続すると性格が一変して神々しい雰囲気を放つようになる。愛称は「アーゼ」。 「精霊魔法」「精霊視」「鑑定」などのスキルやギフトを所有する。サトゥーに精霊光を制御する術や精霊視の技術を伝授したほか、ミーアの精霊魔法の師匠でもある。 サトゥーの事情を竜神殺しなどを含めて全て教えられている唯一の人物。サトゥーと初めて直接出会ったとき、(彼が知らなかったとはいえ)婚約を請う儀式を行ったことから過剰に意識していた。里と世界樹を救うために奮闘したサトゥーに思いを寄せるようになるが、種族の壁や自身の立場に阻まれている。それでも互いに憎からず思っており、亜神アーゼの時には誓約の口づけを返している。里を旅立ってからは遠距離恋愛のように毎日「遠話」で話をしている。 ラミサウーヤ・ボルエナン ミーアの父。巨乳好き。娘と同様に無口。「ボルエナン遊戯会、夜明けの四天王」の一人で、最弱の存在とのこと。 リリナトーア・ボルエナン ミーアの母。長文エルフ。夫や娘とは対照的にお喋り。精霊視スキルを持つ。賢者トラザユーヤの娘。 ルストフーア・ボルエナン アーゼに仕える巫女。長文エルフ。アーゼとサトゥーが想い合っていることを察しているが、里のハイエルフがもう一人しか残っていないために彼らが深い関係にならないよう注意していた。サトゥーが主を連れて旅に出なかったことに感謝の言葉を告げる。2人の甘々な様子に砂糖を吐きそうな表情を見せる。 ネーア 日本料理の研究家。長文エルフ。伝説の料理であるハンバーグなどの再現に励んでいたが、サトゥーからレシピを伝えられ感涙する。ルルを始めとした後衛陣に護身術を指導する。サトゥーに頼まれてチョコを完成させた。 ヒシロトーヤ・ボルエナン 狩りの名人で弓使い。長文エルフ。顔が広い。レベル40台。昔は「調停者」という役職についていた。数百年前に迷宮都市セリビーラで修行したことがあり、青銅証を所持している。サトゥーたちが迷宮の危険性を知っても挑戦を止めないことが分かると、彼らを死なせないために自分達の技術を伝授することにした。エルフ師匠のまとめ役。サトゥーの呪文詠唱の師匠で、射撃担当のルルも教えている。 ポルトメーア・ボルエナン 西洋人形のような容姿とは対照的な乱暴な口調が特徴。ポチの師匠を務める。肩口で切りそろえられたソバージュ髪。いつもは鎧姿。長文エルフ。サトゥーから青薔薇の魔剣を貰っている。 シシトウーヤ・ボルエナン タマの師匠を務めるござる語尾の男性。だが見た目は長髪の美少女エルフ。長文エルフ。刀を使う。「またつまらぬモノを斬ってしまった」が口癖。 ゴーヤ ミーアの兄的存在。200歳。レベル13。ミーアを心配しているが過保護すぎてうっとうしがられている。サトゥーをライバル視して何かと勝負を挑むが詠唱以外の能力でことごとく敗北し、最終的にはミーアを彼に託すことを決める。短文エルフ。 グルガポーヤ・ボルエナン 螺旋槍使いの短文エルフ。リザの師匠。槍聖。 ギマサルーア・ボルエナン 魔法剣士の女性の短文エルフ。ナナの師匠の一人。 キーヤ 魔法道具工房の工房主。長文エルフ。ゴーレムに魅入られている。ドーアの夫。虚空用の有人ゴーレムを作っている。 ドーア 魔法道具工房の工房主の1人。キーヤの妻。ゴーレムに魅入られている。虚空用の有人ゴーレムを作っている。 ユセク ボルエナンの里に住むスプリガンの短槍使い。里のスプリガンでは最強とされる。グーヤにも劣らない槍の使い手。魔刃を短槍の先から飛ばすという離れ業「魔刃砲」を使える。リザのもう1人の師匠。 ケリウル ボルエハルトの鍛冶師ザウジルの叔父に当たるドワーフの盾使い。レベル38。ナナの師匠の一人。レプラコーンの里で修行していた。リザとは利き肉を競うライバル。 ノーア カレーの再現に挑む女性の料理エルフ。人見知りで、サトゥーとの接触もネーアに代行して貰っている。 ケーア 裁縫工房の工房主。下町のおばちゃん風の口調の長文エルフ。外見は可憐な美少女。サトゥーとアリサに刺繍の指導をした。 ジルサリーア・ボルエナン 三つ編みにめがね。世界樹一級園芸員。普段は晶枝の手入れのために虚空展望台に入り浸っている。長文エルフ。2千歳超え。 プーヤ 邪海月の一件で汚染樹液対策を担当したエルフ。 ツトレイーヤ・ボルエナン エーアの弟子。錬金術士。長文エルフ。丁寧な口調。 エーア ツーヤの錬金術の師匠。長文エルフ。将棋四天王の1人。サトゥーの新武装開発にも協力した。 ギリル ボルエナンの森の東方に建つトラザユーヤの館を管理する老ブラウニー。レリリルの祖父。 セオル 影人(シャドウ)族の斥候。かつてトラザユーヤのパーティーのメンバーとして「階層の主」と戦った経験を持つ。アリサに「階層の主」の行動パターンや危険性を教授した。 トラザユーヤ・ボルエナン 声 - 浜田洋平 「賢者」と呼ばれたエルフで、シガ王国でも有名な存在。故人。ミーアの母方の祖父に当たる。 かつて、里を出て旅をして様々な功績を上げ、セリビーラで「階層の主」の討伐を果たすが、年若いエルフ等を連れて迷宮探索を行った際に供のエルフが死んだり重傷を負わせるという失態を犯し、その親たちから恨まれ里を追放された。その時の生き残りがシリルトーアやユサラトーヤらしく、彼らが里を出たのはトラザユーヤの追放に抗議するため。今でも彼を慕っているものはエルフ以外にも多い。その時の経験で「命への執着が薄い(すぐ命を諦める)」というエルフの欠点を危惧しており、それを解決するべく研究を続け灰鼠首長国の外れに安全な訓練施設「トラザユーヤの揺り籠」を作ったが、先述の恨みで里の者からは無視されたことを手記では嘆いていた。
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