フーコーの振り子とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ビジネス > 新語時事用語辞典 > フーコーの振り子の意味・解説 

フーコーの振り子

読み方:フーコーのふりこ

フランス物理学者レオン・フーコー発案した地球自転していることを証明するための装置長いロープ先に重い錘(おもり)を下げて揺らすと、コリオリの力はたらき少しずつずれながら振り子運動を行う、というもの。

日本では国立科学博物館など複数施設でフーコーの振り子を見ることができる。

兵庫県西脇市童子山公園には、300kgの錘を20メートルロープ吊るした日本最大のフーコーの振り子がある。10年来停止していたが、2011年4月数時間だけ再度動かされた。

フーコーのふりこ【フーコーの振り子】


フーコー‐ふりこ【フーコー振(り)子】

読み方:ふーこーふりこ

地球の自転影響調べる、非常に長い針金と重い金属球とからなる単振子(たんしんし)。振り子振動面は一定であるが、地球自転しているため、振動面が北半球では時計回りに、南半球では反時計回り回転するように見える。1851年フランス物理学者フーコー実験した


フーコーの振り子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 03:50 UTC 版)

フーコーの振り子(フーコーのふりこ、: Pendule de Foucault: Foucault pendulum)は、地球自転現象を示す演示実験である。自転運動する物体上で、長い弦をもつ周期の長い振り子を長時間振動させると、次第に振動面が変化することが観察できる。1851年フランスレオン・フーコーが考案し、パリパンテオンで公開実験を行った。




「フーコーの振り子」の続きの解説一覧

フーコーの振り子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 10:25 UTC 版)

童子山公園」の記事における「フーコーの振り子」の解説

1981年開催神戸ポートアイランド博覧会川鉄地球館設置されたフーコーの振り子を移設したものである。博覧会後西脇市寄贈され童子山公園設置された。2011年4月24日に「西脇ふりこフェスティバル」が開催され7時稼働した2019年9月現在、稼働せず。

※この「フーコーの振り子」の解説は、「童子山公園」の解説の一部です。
「フーコーの振り子」を含む「童子山公園」の記事については、「童子山公園」の概要を参照ください。


フーコーの振り子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 00:20 UTC 版)

非ホロノミック系」の記事における「フーコーの振り子」の解説

非ホロノミック系古典的な例はフーコーの振り子である。局所座標系では振り子地軸北方に関して特定の方向向いた鉛直面内を振れている。系の陰の軌道振り子位置を通る緯線である。振り子地球固定され座標系静止していても、太陽基準とした座標系から見れば地球公転にしたがって運動しており、振り子動き地球公転によってもたらされたものである。この座標系慣性座標系考えることができるものの、より厳密に考えればこれも慣性系ではない。地球固定され座標系遠心力コリオリ力観測される事実から、非慣性座標として知られている。 緯線にそった運動は、通過時刻によって特徴付けられ、フーコーの振り子の振動面は局所座標において鉛直周り回転する。この平面時刻 t における初期状態からの回転角は系の anholonomy である。緯線の円を1周して生じる anholonomy は緯線の円のなす立体角比例する飛行機搭載され振り子は、飛行機経路(不規則であってもよい)のなす立体角にやはり比例する。フーコーの振り子は平行移動物理的な例である。

※この「フーコーの振り子」の解説は、「非ホロノミック系」の解説の一部です。
「フーコーの振り子」を含む「非ホロノミック系」の記事については、「非ホロノミック系」の概要を参照ください。


フーコーの振り子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 03:23 UTC 版)

地球の自転」の記事における「フーコーの振り子」の解説

地球の自転に関する最も有名な実験は、1851年レオン・フーコーによって初め行なわれたフーコーの振り子の実験である。パリパンテオン頂上から67 mの糸に質量28 kgの球を吊るして行なわれた。地球の自転により、振り子振動面は緯度応じた速さ回転したパリ緯度では、1時間時計回り11度という値が予測され、それが実際に観測された。フーコーの振り子は現在、世界中博物館振動し続けている。

※この「フーコーの振り子」の解説は、「地球の自転」の解説の一部です。
「フーコーの振り子」を含む「地球の自転」の記事については、「地球の自転」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「フーコーの振り子」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フーコーの振り子」の関連用語

フーコーの振り子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フーコーの振り子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2024 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフーコーの振り子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの童子山公園 (改訂履歴)、非ホロノミック系 (改訂履歴)、地球の自転 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS