世界最大・世界最長のフーコーの振り子
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「フーコーの振り子」の記事における「世界最大・世界最長のフーコーの振り子」の解説
アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドのオレゴン・コンベンション・センター(英語版) にあるフーコーの振り子は、弦の長さが約21m(70フィート)、錘の質量が約340kg(750ポンド)であり、錘の質量では世界最大を自称している。 ソビエト連邦時代、サンクトペテルブルクの聖イサアク大聖堂のドームにフーコーの振り子が設置されていた。当時、聖イサアク大聖堂は宗教利用を禁じられ博物館として利用されていた。大聖堂のドーム高は約100m。取り付けられた振り子の弦もドーム高に合わせて98mあり、恐らく世界で最も長い弦長をもつフーコーの振り子であった。 ラトビアの首都リガにあるリガ・ラジオ・アンド・テレビ・タワーは、再開発プロジェクトに合わせて2019年より改装工事を行っている 。リニューアル時に、塔を支える脚の間に、弦の長さが70m以上、錘の重量500kgのフーコーの振り子が設置されることになっている。竣工予定は2023年から2024年頃で、「完成すれば世界最大で最長のフーコーの振り子となる予定」と主張している。
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