世界最大の砂時計 砂暦(すなごよみ)
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「仁摩サンドミュージアム」の記事における「世界最大の砂時計 砂暦(すなごよみ)」の解説
琴ヶ浜の「鳴り砂」の保全と環境保護を願い設置された「一年計砂時計」。「砂暦(すなごよみ)」と名付けられた大砂時計で、1トンの砂を一年かけて落とす世界最大の砂時計。全長5.2メートル、直径1メートルというジャンボ容器を使い、1トンもの砂がわずか直径0.84ミリメートルのノズルから刻々と落ちている。 砂は山形県西置賜郡飯豊町遅谷の鳴り砂を選定し、1秒間に0.032グラム、1時間に114グラム、1日で2740グラムの砂が、コンピューター制御によって時を刻んでいる。砂暦は、同志社大学名誉教授(粉体工学)であった、故三輪茂雄氏が監修し、3年かけて完成した。費用の1億円は、ふるさと創生事業から拠出された。 式典に集まった旧・仁摩町民がロープによって反転させ1991年1月1日から動き始めた。 オープン時よりギネスブックに登録はされていなかったが、ギネスブック出版元の日本窓口からの打診を受け2015年発行の「ギネス世界記録2016」に掲載された。 なお、鳥取駅前に鳥取砂丘の砂を用いた日本最大の砂時計(全長6メートルの一時間計)を作る計画がある。
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