テラモーンとは? わかりやすく解説

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テラモーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 21:36 UTC 版)

テラモーン古希: Τελαμών, Telamōn), は、ギリシア神話に登場する英雄である。サラミース島の王で、カリュドーンの猪狩り[1][2]アルゴナウタイ[3][4][5]ヘーラクレーストロイア攻略に参加した[6][7]長母音を省略してテラモンとも表記される。




注釈

  1. ^ aias の語源を aietos (ワシ)の語で解釈する古代の俗説(高津による注釈、p.224、注釈No.138)。ワシは大神ゼウスシンボルで、ヘーラクレースの祈りに対してゼウスが吉兆としてのワシを遣わしたということである。『オデュッセイア』ではゼウスはオデュッセウスに対してで応えている。
  2. ^ プルタルコスソローン伝」(10)によるとピライオスはエウリュサケースの兄弟。プルタルコスはこの2人によって譲渡されたとしている。

脚注

  1. ^ アポロドーロス、1巻8・2。
  2. ^ ヒュギーヌス、173。
  3. ^ ロドスのアポロニオス、1巻93。
  4. ^ アポロドーロス、1巻9・16。
  5. ^ ヒュギーヌス、14話。
  6. ^ a b アポロドーロス、2巻6・4。
  7. ^ a b ディオドロス、4巻32・5。
  8. ^ アポロドーロス、3巻12・6。
  9. ^ a b c ディオドロス、4巻72・1。
  10. ^ a b c d アポロドーロス、3巻12・7。
  11. ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p,169a。
  12. ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p,174a。
  13. ^ クレータのディクテュス、6巻2。
  14. ^ ストラボン、14巻6・3。
  15. ^ クレータのディクテュス、6巻4。
  16. ^ パウサニアス、1巻35・2。


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