ゲッターチームの関係者
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「ゲッターロボ」の記事における「ゲッターチームの関係者」の解説
ジョーホー 声 - 富田耕生 武蔵の後輩で浅間学園の柔道部員。毬栗頭で丸眼鏡。不登校気味で自宅で奇妙な発明をしている。竜馬や隼人に後れを取る武蔵に献身的に尽くす。後に文次に弟子入りする。 大枯 文次(おおがらし もんじ) 声 - 矢田耕司 「浅間山の発明狂」を自称する発明家。外見は体育会系だが、学者・技術者としての実力は一流。ゲットマシンの出撃コース上に自宅兼研究所があるため、出動の度に騒音に悩まされて早乙女研究所に抗議に乗り込んできた。そこでミチルに一目惚れして以後「ミチル姫」と付きまとうようになり、ゲッターチーム、特に武蔵と諍いが絶えなくなる。後にゲッターナバロン砲の砲撃手となる。登場後は主に武蔵に代わってギャグメーカーを務める。 『ゲッターロボG』での企画段階では戦死した巴武蔵に代わってゲッターチームに昇格する予定であったが、竜馬の戦死が回避されたこともあり、結局は実現しなかった。 ドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボVSゲッターロボG』では、早乙女博士をゲッター線研究に集中させたいというミチルの頼みで、早乙女研究所の副所長に就任していた。また、この際に早乙女博士からゲッター線学を学び、「早乙女博士の一番弟子」を自称していた。だが、研究所の防衛を防衛軍に任せ、防空システムとセキュリティシステムを取り外してしまい、地竜一族によるゲッターG強奪を許す。その責任を取ろうと、研究所を襲撃しに来たゲッタードラゴンにジープで特攻しようとするも、寸前で竜馬達の乗った旧ゲッターが到着し未遂で終わる一幕もあった。 浅太郎(あさたろう) 声 - 緒方賢一 文次が発明した万能ロボット。文次を「先生」と呼び、もっぱら助手・補佐役として行動する。間の抜けた外見からは想像もできないほど高度な人工知能を有しており、その機転で(メカザウルスの翼を噛みちぎって)ゲッターロボを窮地から救ったこともある。ただし一言多かったり、肝心なところでドジを踏んだりするので、文次に怒られることもしばしば。便器から歯磨き、洗顔までの機能があり、頭のプロペラで飛行も可能。 神 大造(じん だいぞう) 声 - 矢田耕司 神隼人の父で、神重工業株式会社の社長。隼人が中学生の時に妻(明日香と隼人の母親)が病死しているが、その時にも仕事一辺倒だったこともあり、隼人は常に彼に反発し冷徹な態度をとっていた。しかし『ゲッターロボG』では建設中だった神重工業ゲッター線研究所を犠牲にしてまで息子の隼人を助けた。 神 明日香(じん あすか) 声 - 菊池紘子 神隼人の姉。隼人が父に対して冷徹な態度をとっていたのに対し、姉の明日香とは仲がよい。第16話では恐竜帝国の手により、催眠術で操られてゲッター計画の設計図を奪うことになる。 『ゲッターロボG』第6話では婚約者の坂崎と共に新早乙女研究所を訪れるが、百鬼帝国の手により坂崎を失うことになり、第29話でパリに留学していたが、帰国時に百鬼帝国の攻撃で重傷を負うなど不幸が多い。 流 竜作(ながれ りゅうさく) 声 - 神弘無 / 八奈見乗児(ゲッターロボG) アニメ版での竜馬の父親。剣術道場を継がせるために、竜馬を連れて帰ろうとした。隼人と武蔵が2人がかりでも勝てないほどの達人。性格は竜馬を上回る頑固。 『ゲッターロボG』では現役で剣道大会に参加している。『ゲッターロボG』劇中のテレビ紹介では65歳となっていた。 流 一岩(ながれ いちがん) 漫画版での竜馬の父親。既に故人であり竜馬に抱かれて遺影として登場。日本全土の武道家に恐れられた道場破り。道場破りに身をやつしたのは、その強さを疎まれて悪評を立てられ道場が持てなかったため。竜馬の中に自分以上の才能を見出していたらしく、幼少の頃から犬と戦わせるなどの常軌を逸した修行を課していた。 巴 タケ(ともえ タケ) 声 - 菊池紘子 巴武蔵の母。武蔵が「ガールフレンドが出来た」と集合写真をミチルとのツーショットのように細工し母に手紙を送ったため、誤解し研究所にやって来た。それが嘘だとばれると武蔵に激怒した。なお、武蔵は戦闘中など恐怖感に蝕まれると「お母ちゃ〜ん」と彼女を思い出す。 敷島博士(しきしまはかせ) 声 - 矢田耕司(ドラマCD版『ゲッターロボVSゲッターロボG』) 漫画版とドラマCDに登場する早乙女研究所の兵器開発部門の主任。旧日本軍では原爆の研究をも含む兵器開発に携わっていた(漫画版では、水爆)。破壊による醜悪さをこよなく愛する異常者でもあり、自分の作った兵器で殺された相手の死体をじっくりと観察し、かたや自ら開発した兵器によって自分自身が殺されることを夢見ているマッドサイエンティスト。早乙女研究所を襲撃した地リュウ一族の人質にされた際には自分が貸し与えた武器を構えて対峙した竜馬に向かって嬉々とした表情で敵もろとも殺してくれと懇願、その様子に怖れをなした敵が単独で逃亡を図ったところを竜馬が討ち取って事なきを得たが、しかし博士本人は死ねなかったことに深く落胆する様子を隠さず竜馬を絶句させた。 百鬼帝国との戦いを終えた後の出来事を描いたドラマCD『スーパーロボットミュージアム ゲッターロボVSゲッターロボG』においては浅間山に建てられた「ゲッター博物館」の館長として登場。再び戦いが起きた時に備えるべく完全修復し保管していた初代ゲッターロボを竜馬たちに託した。老いによる衰えをサイボーグ化で克服しており、ゲッターロボアークの時代にも健在である。
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