オグリ! 〜小栗判官物語より〜とは? わかりやすく解説

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オグリ! 〜小栗判官物語より〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/17 05:05 UTC 版)

オグリ! ~小栗判官物語より~』は、木村信司作・演出による宝塚歌劇団の芝居の演目。

目次

概要

中世に生まれた説教節の中でも、スケールの大きな話として知られる「をぐり」を舞台化した作品。壮一帆をはじめとする花組生26名と、専科の萬あきら、藤京子が出演した。野々すみ花は、この作品に出演した後、宙組に組替えとなり、宙組トップ娘役に就任した。

テーマは、死と再生。舞台中央には、巨大な馬の張りぼてが置かれ(荒馬・鬼鹿毛。この馬が、場面ごとにさまざまな役割を果たしていた)、パタパタといわれる「からくり屏風」を使って、オグリの乗り鎮めが表現されていた。

上演期間

  • 2009年5月8日(金)~5月19日(火) 宝塚バウホール
  • 2009年5月26日(火)~6月1日(月) 日本青年館大ホール

物語

《第二幕》 冥土では、閻魔大王から阿修羅道へ落ちることを宣告されたが、小栗の剛胆さと家来たちの忠義に心を打たれ、生き返らせることにする。しかし小栗は、耳も目も口もきけず、自分で動けない姿だった。首から下げられた、熊野本宮の湯の峰温泉に浸かれば蘇ると記した木の札を見て、お上人が「その車を熊野に向かって引けば、千人、万人もの僧があげたに等しい供養になる」と、付け加える。多くの人の手に引かれ、小栗の車は、照手が下働きをする美濃の国よろず屋の前で止まるが……。

配役

スタッフ

  • 脚本・演出木村信司
  • 作曲 … 長谷川雄大
  • 編曲 … 手島恭子
  • 振付 … 竹邑類
  • 装置 … 太田創
  • 衣装 … 繁田真樹子
  • 照明 … 勝柴次朗
  • 音響 … 大坪正仁
  • 小道具 … 市川ふみ
  • 歌唱指導 … 楊淑美
  • 演出助手 … 原田諒
  • 舞台進行 …荒金健二

楽曲

  • 遥かなる呼び声
  • 恋文
  • 命よりも長く
  • 宣命
  • 鬼鹿毛
  • 狂い
  • 心はふたつ身はひとつ
  • 復活(命よりも長く)
  • 熊野権現
  • 命よりも長く(Rep.)
  • パレード(遥かなる呼び声)

放送

2009年11月に タカラヅカ・スカイ・ステージで放送

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