エリュシオン王国
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「パンドラの塔 君のもとへ帰るまで」の記事における「エリュシオン王国」の解説
セレスの故郷の国。エンデの故郷である『アテナイ』を含む『同盟国』と50年近く戦争をしている。軍が強い力を持っている。
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エリュシオン王国
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「ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-」の記事における「エリュシオン王国」の解説
カーディアス・バルドフェルド 適正属性: エリュシオン王国の国王でリースの父親。周囲に反対されたが背中を押してくれ弟に国を任せて冒険者として旅立ち、リースの母親であるローナと出会い恋に落ちる。しかし約束の10年が経ち、城に戻るかローナと添い遂げるかを悩んでいると、次はローナに背を押され城へ帰還する。その際、ローナは既にリースを身籠っていたがカーディアスはその事実を知らずに別れてしまう。城に戻ったカーディアスを待っていたのは、病に侵され衰弱した弟の姿であり、しばらくして崩御した弟の遺志を継ぎ国王の職務を引き継いだ。当然反対意見もあったが、元から国王としての才覚は持ち合わせていたため、すぐにその頭角を現し周囲を納得させた。 王を引き継ぐ時、弟の子供である3人を自分の養子として引き取り、自らは高名な貴族と結婚し、その間に長男を儲ける。 国王としての公務に追われ10年の月日が経ったある日、一通の手紙が届く。それはかつて別れたローナからの物であり、『娘をお願い』と一言書かれた手紙を読み、ローナの死と娘のリースの存在を知った。 しかしその事実を知らずにエリュシオンへ帰り、10年近くも二人を放置していた自分を許すことができず、周囲の意見を無視してリースを引き取る。だが、罪悪感は消えることはなく、娘に対してどう接すればいいのか苦悩する。そしてリースを王族の宿命に巻き込まないため、冷たく接していたが、リースからローナとリースの本心を告げられることで長年の呪縛から解き放たれリースに感謝し受け入れた。 その後は今までできなかった分リースのことを溺愛するようになる。リースがシリウスと結ばれる時は第六感でそれを察知し遠く離れたエリュシオン城で大いに取り乱したほど。 リーフェル・バルドフェルド 適正属性: リースの従姉にあたる前国王の娘。誰もが目を引く美貌の持ち主(リースと違い慎ましやかな胸の持ち主)。 優れた指導力に周囲を引き付けるカリスマの持ち主。勘も異常に鋭く、周囲からは次期女王は確実と言われるほど。 前国王が崩御した際に、現国王であるカーディアスに養子として迎えられる。前国王は敬愛していたが、カーディアスに対してもよく喧嘩はするものの関係は良好。優秀な従者のセニアや幼馴染であり騎士であるメルトたち等、信頼できる者達も居る。 ある日カーディアスの娘であるリースが城に来た際、彼女の可愛さに一目惚れし、自分を姉と呼ばせる。いち早くリースの心を開かせ、その信頼は精霊が見えることを教えられるほど。 城の生活に精神を擦り減らしていくリースを気遣い、学校に通うことを勧める。その後、庭で乗馬中に落馬してしまい腕に怪我を負うが、それを機に体調を崩してしまい、何人もの医者や魔法士に診断を受けるが原因が掴めずにいた。毎日苦しむ姉の姿を見ていてもたってもいられなくなったリースがシリウスを紹介し、原因を判明し取り除くことで快調する。 以降はシリウスのことを度々スカウトしたり、リースと結ばれるよう仕向けたりと手を回すことが増える。シリウスが卒業試験でロードヴェルと戦った際、試合終了後に衆目の面前で『無属性』のシリウスをスカウトしたが、世界を見て回り見分を広めるよう言いつけることで彼の旅立ちを支援する。 近衛騎士のメルトとは幼馴染で恋人の関係。 セニア 適正属性:? リーフェルの専属従者の兎の獣人。 見目麗しい容姿とエリナを彷彿とさせる慈愛に満ちた表情の持ち主。しかし一方でただの従者ではなく、鋭い目つきと身のこなしからは戦闘経験の豊富さが見て取れる。 リーフェルに忠誠を誓っており、彼女が心を許しているリースに対しても妹のように思っており、彼女たちに害を為すものに対しては冷酷になることができる。 メルト 適正属性:? リーフェルの近衛騎士。忠誠心が高く融通が利かない性格。リーフェルとは幼馴染で恋人同士。 リーフェルが原因不明で床に伏せた際、近付く者に対して過剰なまでに反応してしまう。原因を突き止め快復させたシリウスのことは認めている。 リーフェルやセニアに頭が上がらず、結婚前から尻に敷かれる未来が容易に想像できてしまう。 ローラ 適正属性:? 元冒険者のリースの母親。 カーディアスと共に旅をする中で惹かれ合い結ばれリースを身籠る。カーディアスが城に戻る際に背中を押すが、その時には既にリースを身籠っており、カーディアスにはそのことは告げずに一人で出産した。その後は女で一人でリースを育てるが、子供を育てながら冒険者としては活動できないため暮らしは貧しかった。 父親が国王であることと、自分に何かあった際のためにリースへの教育は厳しくしていたが、親子関係は良好だった。 自分が病に倒れた際にカーディアスへ手紙を宛てており、自分の死後にリースを託し他界した。 ロードヴェル 適正属性:水・土・風属性(三重(トリプル)) 珍しい『トリプル』で400歳を超えるエルフの男性。甘いものに目がなく、シリウスが作るケーキに魅了されたケーキ中毒者1号。魔法に関する好奇心が異常なまでにあり、ライオルが剣術ならロードヴェルは魔法馬鹿。マグナの師匠。 エリュシオン学校の学校長を務めいているが、その職への執着は薄く、エリュシオン王族への義理から続けている状態。近年の学生の質の低下に嘆いており、引退も考えていた所にシリウスが入学し、一目でシリウスの才能を見抜き興味を持つ。普段は『ヴィル先生』として姿を変えて身分を隠しながら学校を見守っている。 迷宮でエミリアたちが【鮮血のドラゴン】に襲われた際には、報復として鮮血のドラゴンを全滅させたシリウスの本意を探り、危険な存在ならば排除することを考えたり、学校のことを大切にしている。 シリウスが入学してからは引退のことなど一切考えておらず、充実した5年間を過ごすことができた。 シリウスが卒業するにあたり、『無能』と称された『無色』であっても無限の可能性があることを在校生や教師陣に教えるために、卒業試験の課題としてロードヴェルとの真剣勝負を提示し、周囲を唖然とさせるほどの試合を見せつけ学校の意識を改革させることに成功した。 外見は子供であったシリウスに対して、その実力を認めるだけでなく、親友と思えるほど仲を深めた。 ライオルとは過去に因縁があり、犬猿の仲である。 マグナ 適正属性:土属性 ロードヴェルの弟子であり、シリウスが所属するカリオスクラスの担任である魔法士。ロードヴェルにも負けないほどの甘味好きで、師弟揃ってシリウスのケーキに魅了されるケーキ中毒者2号。 大らかで優しい性格で、ロードヴェルの無茶に振り回される苦労人。 土魔法を極めており、土魔法に限っては師であるロードヴェルに迫るほどの実力を持っている。 シリウスのことは魔法の技術、ケーキ制作の技術と様々な面で認めている。 マーク・ホルティア 適正属性:火属性 エリュシオンの貴族の次男。貴族だが傲慢な性格ではなく、礼儀正しく努力を怠らない真面目な性格の男性。 シリウスと同じカリオスクラスに所属しており、エミリアの完璧な佇まいから自分の従者に勧誘するが一蹴されてしまい、エミリアが仕えているシリウスに興味を抱く。自分の従者がシリウスに危害を与えようとしたことを知り怒り、従者をクビにした上でシリウスに謝罪し友人となる。 リースを賭けたドロー戦の戦いぶりを見て、またエミリアとレウスがシリウスの師事を受けていることから彼に魔法の指南を受け成長を実感する。 グレゴリ 適正属性:火・土属性(二重(ダブル)) エリュシオンの貴族で学校の教師を務めている。傲慢で虚栄心が高い性格の男性。 アイオーンクラスの担任で、貴族を優遇して平民を冷遇する。亜人(獣人の蔑称)と無色(無能)を差別しており、エミリアとレウスが仕えているシリウスを特に蔑視している。 過去に父親を無色と獣人に殺されたことで差別するようになったとのことだが、実際は父親が奴隷にしていた無色と獣人たちに耐えがたい扱いをしており、命と引き換えに反乱を起こした奴隷たちに殺されてしまったが、奴隷に反乱されたことなど貴族の沽券に関わるため、奴隷の反乱という真実は隠蔽された。 革命の一端として、殺人鬼集団【鮮血のドラゴン】をエリュシオンに招き入れ、そのことで弟子の命に危機が迫ったことでシリウスの逆鱗に触れる。
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