その他の主人公の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 23:20 UTC 版)
「リコーダーとランドセル」の記事における「その他の主人公の関係者」の解説
隣のタケ兄(タケヒコ) 声 - 櫻井孝宏 1巻から登場。宮川家のお隣さんの息子で、本名はタケヒコ。年齢は32歳。仕事も女も長続きしないダメ人間。以前から転職を繰り返しており(原因の大半は社内恋愛絡みであり、フラれて気まずくなったから)短期のバイトも転々としているため、母親からは事ある毎にお小言を言われている。あつみ、あつし共小さなころからよく面倒を見てもらっていたため現在でも仲は良い。身長があつしとほぼ同じなので、いらなくなった(主に失恋が原因で)服をあげているが、昔はやんちゃをしていたらしく小学生には問題のある服も多い。国立大卒で外面も良く「モテそう」と作中では度々言われるが、その顔は必ず見えないようにフキダシなどで隠されているため素顔は不明(後にあつしから「ぼくと同じくらいの顔」と評されている)。連載初期は髪が長かったが就職活動のため短くした。 バイト先がコロコロ変わるため、神出鬼没である。その伝手を使ってあつみにバイトを紹介している。またかつてのバイト先から「今の仕事をやめたらまたうちでバイトを頼む」と言われるなど、バイト先からの評判は良かった模様。 13巻では、起業した友人から誘われついに正社員となる。しかし社内恋愛が原因で退社を繰り返していたことを正直に話したこともあり、在宅勤務という形になった。また同作では、他社面接に落ちまくっていたのは「フラれるたびに退社していた」ことを素直に話していたためと語られている。以後は昔の職場の人たちから声を掛けられることが多くなり「再就職するならウチに戻ってきてほしい」「仕事が忙しいので数日間だけ臨時で手伝ってほしい」と頼まれることが多くなった。反面、外に出る必要がなくなったので無気力になり始め、引きこもりがちになった。更に15巻では32歳のイケメンで収入ありということで三浦さんからロックオンされるなど、周囲の環境が大きく変わり始めた。16巻では母親から「そろそろ結婚しな。32歳に猶予なんてない」と無理やり婚活パーティーに行かされるが、結局参加はせず居合わせた三浦とお茶をする。 宮川きよし(みやがわきよし) 声 - 橋詰知久 1巻から登場。あつみ・あつしの父。あつみと同じくらい小さく見えるが、身長155センチメートル(1巻p.6)。田舎の一族も揃って同様に小柄であり、七代前の唯一背が高かった先祖の着物を家宝として崇めている(このご先祖様は後に登場しており、あつしとそっくりだった)。実は一番あつしとの身長差を気にしており、叱る時の光景があまりに情けないのでわざわざ踏み台を持ってきてあつしを見下ろしながら反省を促していた。 あつし・あつみの母 声 - 佐藤奏美 1巻から登場。あつみと同じくらい小さく見えるが、身長150センチメートル。42歳。パートで家を空けていることもしばしば。最近は体重が気になる模様。夫と同じく親族は揃って小柄。 なつみ姉 あつし・あつみの従姉妹。社会人のOLだが、背はあつみと同じくらい小さい(身長140センチメートル)。 本人は「社会に出たら身長は関係ないわ」と言っているが、職場では踏み台必須、衣服は自分で仕立て直しが必須、車はボンネットの短い車種が必須、飲酒の際には年齢証明のために免許証が必須など、関係はありすぎる。 なお、一見大人びた顔立ちだが、メイクを落とせばあつみ同様の童顔で、「結婚しても絶対素顔は見せないわ」とのこと。吉岡先輩にはその素顔を気に入られているが、逆にメイクを施した顔はロリらしくないので嫌がられている。 休日にはあつみとショッピングに行くなど仲は良好。特に宮川家の母には可愛がられている。 2巻にはあつみ・あつしの従姉が登場しており、顔や口調はなつみと似ているが髪型が少し異なる。 アニメには未登場。 あつみ・あつしの祖母 1巻から登場。田舎でのんびり暮らす老婆(母方の祖母)。穏やかなように見えるが実は人を使うのが上手い性格。 タケ兄の母 2巻から登場。年季の入った肝っ玉母さんだが、登場当初は容姿が違っていた。仕事を辞めてはプラプラしている息子に毎回怒鳴っている。あつし・あつみの母とは仲がいい。息子は在宅勤務になったものの、家にずっといられて鬱陶しがっているのであまり扱いは変えていない。16巻では息子に「結婚しな。32歳に猶予なんてない」といって婚活パーティーに無理やり送り出している。 木島さん 声 - 明坂聡美 2巻から登場。当初は名前設定がなかった。あつしをよく不審者としてパトカーで連れ去って行く婦人警官の一人。ボブ寄りのおかっぱで巨乳。あつしが小学生と理解してからは、誤解を解いて回る側になっている。おっとりした天然で思ったことは思わず口にしてしまう、時には失言をかますこともある。登場当初は盛山先生並に男慣れしていない性格だった。 パロディ作品「リコーダーとアカランドセル」では、男性の警官として登場。平和になった世界に満足していた。 三浦さん 声 - 合田彩(第1・2期)/喜多丘千陽(第3期) 2巻から登場。当初は名前設定がなかった。木島さんの先輩の婦人警官。アラサー。婚活中。合コンで10歳サバを読んだという伝説の持ち主。おっとりしている木島さんと比べると嫉妬深く怒りっぽい。柔道もやっており、長身のタケヒコを投げたことから腕も立つ様子(それ以前にも木島と一緒に変質者を取り押さえたことがあった)。 あつしからタケヒコのことを聞いて「独身のイケメン」ということで興味を持つが、無職と聞いてすぐに冷める。しかし15巻では就職したと知り、おめかしして会いに行くなどかなり積極的になった。しかし当のタケヒコからは「警察官」ということで怖がられており、柔道の練習に誘った時もうっかり投げてしまうなど裏目に出ている。16巻では婚活パーティー(3回目)に参加する途中でタケヒコと遭遇し、お茶に誘って色々と身の上を聞いたが、やり方が取り調べそのものだったので委縮されてしまった。 パロディ作品『リコーダーとアカランドセル』では、男性の警官として登場。平和になった世界に満足していた。 青野さん 声 - 柏山奈々美 アニメ第3期に登場。原作では6巻から登場した。新人婦警。熱意はあるが空回り気味。吉岡をあつし同様の小学生と勘違いして釈放するなど、騙されやすい素直な人物。その元気っぷりにより周囲から警察官になることを勧められたという。 西村さん 木島・三浦・青野の同僚警官。こちらは男性。一人称は「僕」だったが10巻から「俺」に変化した。イケメン判定に厳しい川内先生から「けっこうイケメン」と評されたほど。非常に独創的でオリジナリティ溢れる自作私服を愛用している。そのセンスはあつしの心を鷲掴みにしたが、世間一般的には、婚活に熱心な三浦をして、独身イケメン公務員という優良物件を断念させるほど。これに関しては本人に自覚がなく「異性は制服を着ている僕が好き」なんだと勘違いしている(制服姿が一番マシなだけである)。後に盛山先生の態度(男性が苦手なので顔は見ず服を見ていたことで服を気に入ったと思われた)を勘違いし、趣味が合うと考え好意を抱き始める。 しかし以後は出番が減っていった。 タケ兄の友人 13巻から登場。独立して起業したベンチャー企業の社長。数年ぶりに会ったタケヒコが定職についていないと知り正社員に誘った。しかしタケヒコの退職歴を聞き、「まずは社外で彼女を作ってから」ということにした。オチでは「出社しなければ大丈夫だろう」と判断され、在宅勤務で様子を見ることに。後にタケヒコからの希望もあり社内での勤務に就かせた。 大場ゆか 17巻から登場。小学5年生の女子だがあつしと同じく大人と見間違える程の容姿をしている。隣の学区の小学生でタクミと同じ塾に通っている。 あつしとは同じ悩みを持つ者同士で気が合い仲良くなったが、よく通報されるという話を聞いてすごいワルだと勘違いしている。 森田真由 アニメ第1話に登場。『森田さんは無口。』からのゲスト出演。声無し。 松坂花 声 - 南條愛乃 アニメ第1話に登場。『森田さんは無口。』からのゲスト出演。
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