ご教示
読み方:ごきょうじ
ご教示【ごきょうじ】御教示
「教え示す」という意味の「教示」に、丁寧表現の「御」(ご)を付けた言い方。(相手に)教わる・教えてもらう、指導・手ほどきを受ける、という意味合いを表現する場面で用いられる。どちらかといえば「知識の伝達」という意味合いの色濃い表現といえる。
主な表現例としては、「ご教示いただく」「ご教示賜る」「ご教示ください」「ご教示の程お願い致します」といった言い回しが挙げられる。いずれの表現も「教えてください」という趣旨を恭しく述べた言い方である。「(ご)教示」は、教わる側もしくは第三者が、教える者(の教えるという行動)を敬って述べる表現であり、教える立場の者が自らの行為を指して「ご教示(する)」と述べる場面は基本的にない。
「教示(する)」の同義語として「示教(する)」という表現もある。ただし「示教」は昨今の日常会話において見聞きする機会はほぼないと言ってよい。他方「(ご)教示」は今日のビジネスシーン等でもよく用いられている。
「教示」と似た意味合いの表現として「教授」が挙げられる。「教授」も「ご教授いただく」「ご教授ください」といった表現で用いられる場合が少なくない。「ご教示ください」と「ご教授ください」の区別が特に意識されずに用いられているように見受けられる例も多々ある。
「教示」は字面上「教え示す」という意味を示し、「教授」は同じく「教え授ける」という意味を示す。三省堂大辞林・第三版では、「教授」の意味を「学問・技芸を伝え教えること」と定義している。この点を鑑みると、「情報を渡す」という意味合いの「教える」には「教示」がふさわしく、「技能を伝授する」という意味合いの「教える」には「教授」がふさわしい、といった区別が成り立つ。
たとえば、「参加申し込みの方法について~」「もしご存知でしたら私に~」という内容であれば「ご教示ください」が合う。「産業革命もたらした功罪について~」「漆塗りの技法について~」という内容であれば、これは一言二言で伝達できる内容でもなく「ご教授ください」の方が合うといえる。
ご教示【ごきょうじ】御教示
「教え示す」という意味の「教示」に、丁寧表現の「御」(ご)を付けた言い方。(相手に)教わる・教えてもらう、指導・手ほどきを受ける、という意味合いを表現する場面で用いられる。どちらかといえば「知識の伝達」という意味合いの色濃い表現といえる。
主な表現例としては、「ご教示いただく」「ご教示賜る」「ご教示ください」「ご教示の程お願い致します」といった言い回しが挙げられる。いずれの表現も「教えてください」という趣旨を恭しく述べた言い方である。「(ご)教示」は、教わる側もしくは第三者が、教える者(の教えるという行動)を敬って述べる表現であり、教える立場の者が自らの行為を指して「ご教示(する)」と述べる場面は基本的にない。
「教示(する)」の同義語として「示教(する)」という表現もある。ただし「示教」は昨今の日常会話において見聞きする機会はほぼないと言ってよい。他方「(ご)教示」は今日のビジネスシーン等でもよく用いられている。
「教示」と似た意味合いの表現として「教授」が挙げられる。「教授」も「ご教授いただく」「ご教授ください」といった表現で用いられる場合が少なくない。「ご教示ください」と「ご教授ください」の区別が特に意識されずに用いられているように見受けられる例も多々ある。
「教示」は字面上「教え示す」という意味を示し、「教授」は同じく「教え授ける」という意味を示す。三省堂大辞林・第三版では、「教授」の意味を「学問・技芸を伝え教えること」と定義している。この点を鑑みると、「情報を渡す」という意味合いの「教える」には「教示」がふさわしく、「技能を伝授する」という意味合いの「教える」には「教授」がふさわしい、といった区別が成り立つ。
たとえば、「参加申し込みの方法について~」「もしご存知でしたら私に~」という内容であれば「ご教示ください」が合う。「産業革命もたらした功罪について~」「漆塗りの技法について~」という内容であれば、これは一言二言で伝達できる内容でもなく「ご教授ください」の方が合うといえる。
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