こずえの協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:28 UTC 版)
湯島二郎 声 - 森功至 大学生。入院時こずえが間違って病室に入ってしまったことから出会った。こずえが二郎の今は亡き妹に似ているため、親しくなる。こずえはそれ以上の感情を持っていたが二郎にはフィアンセが存在している。アニメではこずえが破傷風になり治療後完治しないまま川を渡り落ちそうになったところを助け交流が始まるが、山本と白河がいる青葉学園のコーチを任されている。富士見と青葉学園とのインターハイ決勝に全日本女子代表の最後の1人を選抜するためバレーボール協会の山田会長とかつて中学オールジャパン監督を務め日本へ帰国後全日本監督を務める猪野熊と共にやって来る。こずえが全日本に選抜される前後共にこずえが悩み苦しんでいる際はこずえの相談相手となり不安を和らげ、時にはこずえを不安から立ち上がらせる。こずえと同様に全日本男子代表の1人に選ばれクイック攻撃を得意武器とする。決勝戦での対ソ連戦では完全にマークされかつ3人の鉄壁ブロックにクイック攻撃はほとんど通用せず、第1・第2セットを取られあとが無くなった第3セットでは最終手段としてクイック攻撃にひねり回転を加えたスパイクを放ちこずえに「第二の魔球」のヒントを与える。 こずえの母 声 - 北浜晴子 / 演 - 岡江久美子(ドラマ) 和服姿が特徴の美しげな女性。娘であるこずえに対しては、子宮属炎に罹患した際はかなりショックを受けており、退院後にかなり叱責していた。テレビドラマ版での名前は「亮子」。 一ノ瀬努 声 - 森功至 / 演 - 松尾敏伸(ドラマ) こずえの遠縁(こずえの叔父と努の叔母が夫婦)であり、良き理解者。中学、高校共に新聞部へ入部しこずえの長所、短所をノートにまとめていた。これは努の死後、形見として活用された。真面目で正義感の強い性格であり、こずえには優しく、時には厳しく接している。自殺しようとした学生をかばって電車にはねられて命を落とした。アニメ版では高校には進学せず、家業の八百屋を継ぎ産地直売方式を成功させた。原作では中学時代にみどりが努に書いたラブレターをこずえから渡されて読んだものの、その内容を真に受け最後に「早川みどり」と明記してあることを確認せずラブレターを破いてしまい、こずえが書いたものだと勘違いしてしまう慌て者の一面もある。家業を手伝うために中学3年生でオートバイを運転し、16歳のときには自家用車を運転している。しかし、仕入れ先の農家から帰る山道で車ごと崖から転落し、こずえとの富士登山の約束を果たせぬまま死亡した。テレビドラマ版では、こずえの試合会場に向かう際に子供を守ろうとして交通事故に遭い死亡している。 三田村 声 - 井上真樹夫 / 演 - 森本亮治(ドラマ) 富士見学園、富士見高校サッカー部のキャプテン。「バッキャロー」が口癖でみどりと仲がよく、こずえとは富士見学園の図書室でこずえが三田村の頭に本を落としてしまった際に出会い、同じ運動部として共に意気投合する。こずえ達が春季全国大会優勝後バレー部専用の新体育館建設をめぐる際などで何度か文系の努を殴るが後に和解し親友となる。美沢学院とのインターハイ県大会準決勝日に努が働きに出たことを聞き、試合を放棄してまで努のもとに向かおうとするこずえの頬を叩き「君は一ノ瀬の気持ちを踏みにじってでもバレーを捨てるというのか」とこずえに厳しく接する一面もあるが、バレー部の試合には積極的に応援に駆け付けるなど富士見学園の時からこずえ・みどり・中沢の良き理解者の1人である。青葉学園山本の大ボールスパイク攻略に大いに貢献する。原作では富士見高校入学後にこずえ・みどりの刺激を受け男子バレー部に入部する。テレビドラマ版での名前は「裕次」。 こずえの父 声 - 小林修 / 演 - 清水章吾(ドラマ) 職業は会社役員。緑系のダブルスーツがトレードマーク。テレビドラマ版での名前は「良夫」。原作では大沼みゆきの父が社長である自動車会社の部長を務めていることが描かれている。 努の父 声 - 肝付兼太 / 演 - 竜雷太(ドラマ) 職業はアニメでは八百屋、テレビドラマではラーメン屋で名前は「新平」。 マヤ 声 - 小原乃梨子 アニメオリジナルのキャラクター。元バレー選手。元一流スポーツ選手のカミナリ族チーム「マイティシックス」のリーダーで、チームの中ではバイクの操縦が一番うまく「皮ジャンパーのマヤ」のあだ名を持つ。強いものを見ると勝負をせずにはいられない性格であり、インターハイに優勝し奈良に慰安旅行に来た富士見バレー部(特にこずえ)に対し執拗に勝負を挑んできた。この勝負に負けた後、こずえを「キャプテン」と呼ぶ。こずえが自分との勝負の際にコートの四隅に置いていたバイクに激突した時の傷が元で破傷風になった時には、こずえ達が避難している診療所の前を偶然通りかかる。事情を知ると「マイティシックス」のメンバーと嵐の中を血清を届けるために診療所のある奈良の山中と大阪間をバイクで6時間かけて往復した。間一髪間に合い血清を届けると、何も言わず去って行った。 大原まり 声 - 森ひろ子 富士見女子大バレー部キャプテン。こずえの良き理解者の1人。浜紀中四天王に4人制バレーで敗れたこずえとみどりを合宿に参加させて2人に木の葉落としを会得するきっかけを与える。こずえと腕相撲をした際左腕も強いことを知ると両腕アタッカーになれると見抜き、木の葉落としを会得させると同時にこずえを両腕アタッカーに育て上げる。試合中ミスが目立っていた工藤がこずえの猛特訓中に倒れたことで同様の苦しみを身を持って思い知るためにやって来たこずえを千本サーブで扱く。気絶したこずえが精神困憊に陥っていることを本郷から聞き、こずえを看病しながら彼女自身もキャプテンになりたての頃は猛特訓に明け暮れ、中学からの幼馴染である香川がある日突然練習を拒否し始めレシーブの特訓でも受けずにその場に立ちすくむ理由が分からず、この時香川が緑内障を患い既に視力をほとんど失っていたことに気付かなかった過去を話し心の通じ合う大切さをこずえに教える。 トコ 声 - 恵比寿まさ子 アニメオリジナルキャラクターで団地に住む女の子。本名は不明で「トコちゃん」と呼ばれている。努と仲が良く野菜販売の売り込みを手伝う。努が近所の同業者から暴力を受けた際、車の陰から「お巡りさんが来るよ!」と叫んで努を救済する。インターハイ県大会決勝戦の天竜高校との試合中にコートへ駆け込み、こずえに努の危篤を知らせた。その後、努の死によって絶望に陥りバレーを辞めようとしていたこずえを再起させた。 鮎原瞳 演 - 勝田里奈(舞台) 後述する舞台オリジナルキャラクターでこずえの姉。体が弱く、心臓病で夭折してしまう。
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