オールジャパン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 03:58 UTC 版)
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寺堂院から八木沢香を迎えパワーアップしたミニオン紡績はこの年の実業団選手権で優勝を果たした。そのためか最も多くの選手が全日本入りしている。中学・高校時代のチームとは異なりこずえがキャプテンになることはなかったが、決勝でのソ連戦の後では最優秀選手に選ばれる。なおその後出版された昭和の続編では同じく企業チームが舞台になるものの、このメンバーは登場しない。 松山由利子 声 - 高橋和枝 ミニオン紡績所属キャプテンで全日本のキャプテンも務める。日本一の名アタッカー。同じメンバーのこずえに対する木山の執念深く故意の嫌がらせを察知し、試合外でもこずえをサポートする。 山上典子 声 - 恵比寿まさ子 ミニオン紡績所属、ゼッケン2番。トスの名手。 小野沢正子 ミニオン紡績所属、ゼッケン7番。 浜田愛 ミニオン紡績所属、ゼッケン8番。 古本優子 光洋紡績所属キャプテン、ゼッケン3番。変化球サーブの名手。 岩谷京子 光洋紡績所属、ゼッケン4番。「拾い屋」の異名を持つ名レシーバー。こずえの風船アタックを簡単にレシーブした。 関千代子 光洋紡績所属、ゼッケン9番 長田恵子 光洋紡績所属、ゼッケン11番 木山しげみ 声 - 駒村クリ子 カワモト電機所属キャプテン、ゼッケン5番。気が強く、打倒ソ連に自分の得意技である一人時間差攻撃は欠かせない自負を持つ。自分のパートナー(後藤)がこずえのためにオールジャパン選抜メンバーに入れなかったことで敵意を持っていた。羽田から出発する際に出発ロビーでこずえを見つけた時からすでに敵意を持っていた。最初のペア練習の際木山自身がわざと失敗したりこずえがスパイクしにくいトスをわざと上げるなど、いかなる手段を使ってでもどこまでも執念深くこずえをメンバーから追い出そうとする。こずえを完全崩壊させるべく他のメンバーに聞こえるように嫌味を言い聞かせたりこずえの失敗を喜んだり、実力が完全発揮できない原因は全てこずえにあるとメンバーの中で群を抜いてこずえに対し嫌悪感をむき出しにする。しかし原作にこのエピソードはなく初対面での紹介時に島本富子と並んでワンカット描かれたのみ。世界選手権開催国ブルガリアの宿舎の女店主に気の強さを気に入られる。木山が悪意をもってジャンプしているこずえの顔面目掛けてトスしなければ、魔球「竜巻落とし」が生まれることはなかった。ソフィア市内を散策中道に迷ってしまいついて来るこずえに対し溜りに溜まっていた蟠りを爆発させた時ソフィア東地区のジュニアバレーを指導する老人と遭遇し子供たちにスパイクを見せてほしいと頼まれる。こずえにトスを上げもらい一人時間差攻撃を披露し満足げな表情を浮かべると「君たちには低い理想を持ってほしくない、理想は常に高く掲げてがむしゃらに進む」という子供たちに語った老人の言葉により、こずえが一人時間差攻撃には絶対不可欠なトサーと認め正式に全日本メンバーとして認める。決勝ラウンド第1戦の対イタリア戦ではスパイクを打とうとして松山と衝突してしまい床に叩きつけられるがメンバーの気遣いによりチームワークの大切さに気づく。 島本富子 声 - 清水マリ→浅井淑子 カワモト電機所属、ゼッケン10番。木山と手を組みこずえを追い出そうとするが木山のようなこずえに対する嫌悪感はない。 猪野熊大吾 声 - 中曽根雅夫→村瀬正彦 / 演 - 船越英一郎(ドラマ) 本名・大川一郎。中学オールジャパン、全日本の監督。ヒゲ・サングラスという怖そうな格好をしている。選手達をスパルタで鍛え上げるが、終盤は選手を怒らせて上達させる。個人の実力よりチームワークの大切さを重要視する。決勝戦前では「何かうまいこと言おうとしたが、忘れた!」と言って選手の緊張を解くなど優しさをうかがわせる。アメリカへ出発する際はヒゲを剃り、サングラスもとり、まんざらでもない姿を見せるがアニメ版では初登場時から容姿はそのままである。アニメ版では本郷と大学時代からの友人で無名だった北朝鮮の大学チームを世界選手権準優勝に導いた実績を持つが、大学時代は‘バレーの鬼’と本郷が呼ぶほど人間が変わりバレーに打ち込むがそれ故に頻繁に流血するような練習や特訓を行いケガ人が続出してバレー部を潰してしまう。卒業を待たずに大学を去り大学時代の特訓により右腕が全く使えなくなってしまい両親を早く亡くした過去を持つ。世界ジュニア選手権大会後は日本へ帰国直前に他国から指導依頼が入り中学オールジャパンのメンバーたちと惜別の念で別れ1人飛行機で旅立って行った。こずえにバレー選手としての好意を抱いている。三条の実の兄(実写版では父)でもあるがわけあって生き別れとなり、世界ジュニア選手権大会後彼女の成長を喜ぶと同時に別れを告げ翌日旅立って行った。帰国後全日本チームでは再会したこずえを徹底的に鍛えなおすが、こずえがスランプに陥り雑用ばかりやっている姿を見て叱咤する。「竜巻落とし」完成時には「世界の鮎原になれ!!」とこずえを勇気づけるなど選手1人1人を大切にする場面も多くみられる。原作では世界ジュニア選手権大会後物語には登場しないが、インターハイの会場で再会した三条から兄妹ともに養子になり養父が経営する会社の実業団バレーの監督として活躍していることを伝えられる。
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