実業団選手権
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「全日本社会人ハンドボール選手権大会」の記事における「実業団選手権」の解説
1960年12月に初の実業団大会として「高松宮賜杯 第1回全日本実業団ハンドボール選手権大会」が広島県広島市で開催された。男子は6チームで開催されたものの、女子は愛知紡績しか出場を申し込んでおらず、開催は見送られた(1963年に愛知紡績が第1回優勝チームに認定された)。1962年2月の第2回大会から女子が参加。 1970年3月の第10回大会では、男子は前回大会のベスト8による高松宮杯リーグと32チームによる日本協会杯トーナメントが行われた。 1971年7月の第12回大会女子は韓国の白花醸造が特別参加し、1972年7月の第13回大会女子でも2年連続で参加した。 1970年代前半は開催地を転々とするサーキット方式の「日本実業団リーグ」として開催されていたが、1976年から日本リーグへ移行された。同年の第17回は予選リーグと決勝リーグの方式に変更。第18回からノックアウト方式に変更された。 1989年6月の第30回大会は予選リーグ・決勝リーグの方式が採用されたが、翌年の第31回大会ではノックアウト方式に再び変更。 1994年の第35回大会は中止となり、代替大会としてJBHプレジデントカップが開催された。 2001年の第42回大会は予選トーナメント・決勝リーグの方式を採用。翌年の第43回大会では、男子は前回大会と同じ方式を採用したが、女子は予選リーグ・決勝トーナメントの方式を採用した。 2003年の第44回大会は男女ともに予選トーナメント・決勝リーグの方式が採用されたが、翌年の第45回大会から再び男子が予選トーナメント・決勝リーグの方式、女子は予選リーグ・決勝トーナメントの方式に変更された。 2006年の第47回大会では女子が5チームのみの参加となり、1回総当たりリーグ戦となった。 2010年の第51回大会では女子が予選リーグ・決勝トーナメントの方式に変更された。同年度から全日本実業団ハンドボール連盟が全日本社会人ハンドボール連盟(2010年発足)の下部組織となり、同大会限りで「全日本実業団ハンドボール選手権大会」の終了と、次年度からは「全日本社会人ハンドボール選手権大会」へ改称されることが決定。また同大会の男子では一般クラブチームのHC山口が初参加した。
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