実業団入り後・初マラソンで4位
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「田中智美」の記事における「実業団入り後・初マラソンで4位」の解説
そうした田中の走りに注目した第一生命保険・山下佐知子監督(1991年世界陸上東京大会銀メダリスト・1992年バルセロナオリンピック4位)の勧誘を受けて、2010年に大学卒業後、第一生命に入社。入社後は、同僚の尾崎好美(2009年世界陸上ベルリン大会銀メダリスト・2012年ロンドンオリンピック18位)の練習相手として実力を着実に上げた。そして、2011年の第31回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会でアンカー(6区)を務め、第一生命の9年ぶり2度目の優勝に貢献した。翌2012年には全日本実業団ハーフマラソンで、自身初の全国大会優勝を飾った。2014年の第34回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会では5区で5人抜きの快走を見せ、区間2位と好成績を残した。2015年現在は、第一生命のキャプテンを務めている。 マラソンを始めたきっかけは、2000年シドニーオリンピックの女子マラソン種目で高橋尚子が日本女子陸上界において、史上初の金メダルを獲得した事である。尾崎好美にも触発され、2014年3月9日に開催された名古屋ウィメンズマラソンでフルマラソンデビューを果たした。そして、いきなり2時間26分05秒のタイムで4位に入賞した(日本人選手では木崎良子・早川英里に次いで3位)。この大会での実績が認められ、野口みずきや福士加代子も参加しているナショナルチームの練習に初招集された。
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