『A's』から登場
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「魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物」の記事における「『A's』から登場」の解説
レティ・ロウラン 声 - 鈴木菜穂子(『A's』)、大原さやか(『The MOVIE 2nd A's』) 時空管理局本局運用部の提督。リンディとは友人同士であり、クロノとも面識がある。管理局の装備・人事・運用の責任者であり、フェイトの嘱託魔導師試験の採点官でもある。「優秀な人材であれば過去や出自は問わない」という信条を持っており、なのはやフェイト、はやてが管理局で働けるようになったのも彼女の存在が大きい。仕事は真面目で部下となったヴォルケンリッター・なのは・フェイト・はやてを厳しく指導する面を持つ(『The MOVIE 2nd A's』パンフレットより)。他方、酒乱の傾向がみられ、A'sサウンドステージ03ではヴォルケンリッターをはじめとする花見の出席者にからみまくっている。『StrikerS』でも陰ながら機動六課の設立に関与(影の後見人)していたらしく、後に息子のグリフィスがこの機動六課に参加している。 『Reflection』では、違法渡航対策本部長としてフローリアン姉妹やイリスの動向を監視している。 マリエル・アテンザ 声 - 阪田佳代 愛称はマリー。レティの部下でエイミィの後輩にあたる。時空管理局本局メンテナンススタッフで、主に魔導師の装備のメンテナンスを担当した他、レイジングハート及びバルディッシュの強化改修も担当している。また、『The MOVIE 1st』のコミカライズ版ではクロノのS2Uを改良している。 『A's』から『StrikerS』までの間に昇格したらしく、本局第四技術部主任として陸士108部隊と行動を共にしていた(官職は精密技術官)。その後ギンガと共に機動六課にしばらく出向することとなる。その際、ヴィヴィオをなのはやフェイトの娘と勘違いするとんちんかんぶりを見せる。 戦闘機人であるギンガとスバルのメンテナンスも担当しているらしい。JS事件終結後は、ナンバーズの更生プログラムにも従事している。 『StrikerS サウンドステージX』では、『StrikerS』以前からの登場人物で唯一出演している。 『Vivid』ではヴィヴィオのデバイスであるクリスを製作。 『Force』では隊員たちのデバイスの調整を始め、AEC武装の調整やデータ収集、ディバイダーの解析など多岐に渡って特務六課のサポートをしている。 『Reflection』でもレイジングハート、バルディッシュ、レヴァンティン、グラーフアイゼンの強化・改修を行う。 ギル・グレアム 声 - 長克巳 時空管理局顧問官を務める局の重鎮。クロノの父・クライドの上官であり、ハラオウン母子との親交も深く、クロノの執務官研修の担当官を務めた。また、フェイトの保護観察官でもある。非常に温厚で、物腰穏やかだが威厳のある人物。 なのはの世界のイギリス出身。高い魔法資質の持ち主で、傷ついた管理局員を助けたことにより魔法と出会うなど、なのはと似ている部分がある。 『A's』の11年前、艦隊司令として「闇の書」を護送中、闇の書の防衛プログラムが暴走。クライドの乗艦「エスティア」が闇の書に取り込まれてしまう事態となり、最後まで艦に残ったクライドごと闇の書を破壊した。その件について深く思い詰めており、「闇の書の永久封印」を決意する。 独自の調査によって闇の書の次の主がはやてであることを突き止め、身寄りのない彼女に「両親の知人」と偽って生活の援助を行いつつ、はやてもろとも闇の書を封印するという非情な作戦を進めていたが、内心では自分の行いに罪悪感を抱えており、闇の書覚醒時にクロノによって作戦を看破された際に実行を断念。闇の書封印の切り札として製作されたデバイス、氷結の杖「デュランダル」を彼に託した。事件終結後は自ら局を辞職し、故郷でリーゼ姉妹とともにはやてへの支援は続けながら隠遁生活を送っている。はやてもグレアムのしようとしていたをことを知っているかは不明だが、6年後になっても変わらずグレアムに手紙などを送っている。 『StrikerS』には直接登場しないが、たびたび名前が登場。 『The MOVIE 2nd A's』では登場せず、代わりにリンディが保護観察官になっている。 リーゼアリア&リーゼロッテ 声 - 谷井あすか(アリア)、松来未祐(ロッテ) グレアムに長年仕える双子の使い魔。猫を素体としている。通称アリアとロッテ、二人を指すときはリーゼと呼ばれる。双子ゆえに髪型以外はほぼ同一の容姿だが、冷静沈着、品行方正なアリアに対して奔放ないたずらっ子のロッテと性格は対照的。クロノの幼い頃の魔法と戦闘の師であり、アリアは魔法、ロッテは体術の師として持てる技術を教え込んだ。 主であるグレアム同様クライドの死亡した事件について思い詰め、その意思に賛同して「仮面の戦士」に変化して「闇の書」を完成させるために暗躍する。 作中に登場した使い魔では最強クラスの実力を持ち、なのはやフェイト、クロノ、さらにはヴォルケンリッター達を手玉に取って翻弄した。『A's』第8話では、なのはの持つ遠距離魔法であるディバインバスターをカートリッジシステムにより、さらに強化させたディバインバスター・エクステンションを防いだ上で超遠距離でのバインドを決めたり(アリア)、戦いに集中していたとはいえ、シグナムとフェイトに全く気配を悟らせることなくフェイトのリンカーコアを取り出す(ロッテ)など、圧倒的なまでの強さを見せつけた。第9話で「闇の書」の性質を利用してヴォルケンリッターを全滅させて「闇の書」を完成させるが、直後にクロノによって拘束される。それまではグレアムとのチームで管理局史上最強の攻撃オプションとして支えてきた。後年アギトを得た八神家がそれを凌ぐ力を持つことになるが、名実共に生ける伝説と言える。また、「闇の書の永久封印」計画に関して、クロノがグレアムを尋問している際、「自分達の独断で行動している」と話したり、罪悪感を抱いているグレアムとは違い、はやてもろとも闇の書の封印にためらわないなど、彼女らも闇の書を憎んでいた。闇の書事件後は、グレアムと共にイギリスで隠棲。主とともにはやての成長を見守っている。『-THE GEARS OF DESTINY-』では、はやてへの罪悪感、闇の書の騎士であるヴォルケンリッター、特にリインフォースへの怨みの板挟みとなり苦悩している。 『StrikerS』では、はやてが持っていたアルバムの写真で登場。2人とも人間形態ではなく猫の姿になっていた。 『The MOVIE 2nd A's』ではグレアム共々登場していない。 クライド・ハラオウン 声 - 中田譲治 クロノの父親であり、リンディの夫。故人。『A's』の11年前、艦隊として「闇の書」を護送中、闇の書の防衛プログラムが暴走。自分の艦船である「エスティア」のコントロールをジャックされてしまう。クルーを全員脱出させたのち、艦隊司令のグレアムに嘆願し「エスティア」と運命を共にした。 『The MOVIE 2nd A's』では、リンディや他の管理局員と共に闇の書とその主を護送中にナハトヴァールが暴走して自分の体や艦船が浸食されてしまう。これ以上の暴走と浸食を阻止するため、小型艇で艦船から離脱して闇の書と運命を共にした。 アレックス&ランディ 声 - 平井啓二(アレックス)、柿原徹也(ランディ) アースラのオペレーター。アレックスは茶髪で眼鏡をかけており、ランディは紫色の髪が特徴。『The MOVIE 1st』では逆輸入的な状態で登場している。
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