陸士108部隊
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「魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物」の記事における「陸士108部隊」の解説
時空管理局の一部隊。機動六課とも交流が深く、協力体制が整っている。後にはスバルの所属する湾岸特別救助隊との関係も深まっている。 ギンガ・ナカジマ 声 - 木川絵理子(『StrikerS』)→早見沙織(『ViVid』) ミッド西部エルセア出身。スバルの姉。17歳。時空管理局・陸士108部隊所属の捜査官。階位は漫画版時点で二等陸士、本編では陸曹。魔法術式・近代ベルカ式/魔導師ランク・陸戦A、魔力光は強い青。空港火災時にフェイトに救出され、それ以来フェイトに対して憧れの感情を抱いている。左利きで、母の形見である「リボルバーナックル」は左手用を使用する。戦闘の際には他に「ブリッツキャリバー」や、スバルと同様「ウイングロード」を使用。 母クイントから「シューティングアーツ」を学んでおり、スバルが管理局員を目指した際には師として教えており、六課に入った後のスバルにも優位を築いていた。母のことをあまり覚えていないスバルにとっては母親的存在でもある。長髪の楚々とした容姿ながら色々とスバルとの共通点が多く、人当たりの良い性格。 スバル同様、スカリエッティとは別の組織により戦闘機人の実験体としてクイントの遺伝子から造られ、保護された後にナカジマ家の養子となった。ナンバーズの間の呼称は「タイプゼロ・ファースト」。スバルとは元となった遺伝子が同一であるということでの姉妹関係だが、姉妹の絆は人一倍強い。地上本部襲撃事件の際、ナンバーズ達との交戦時に重傷を負わされ、結果的にスバルの目の前で拉致されてしまう。その後、スカリエッティの手で「ナンバー13」として再調整を受けた後に機動六課の前に現れ、スバルと激戦を繰り広げる(スカリエッティのクローン体を体内に植え付けられているのはナンバーズのみで、彼女には植え付けられていない)。JS事件後は再調整の解除とそのリハビリをしつつ、ナンバーズ達の更生プログラムに参加し彼女達の再教育を行っている。後に捜査官に復帰、さらにスバルを含むチンク、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディの長姉となる。サウンドステージXでは、機動拘置所のスカリエッティに対する聴取を担当した。 実はかなりの大食いで、漫画版ではスバル、エリオと共にお弁当の空き箱の山を築いていた。 ゲンヤ・ナカジマ 声 - 大川透 陸士108部隊部隊長。スバルとギンガの父親。新暦71年の空港火災にスバル達が巻き込まれたのは、彼に面会に来る途中のことで、彼自身も途中から現場に駆けつけ、はやてに代わって応援部隊の指揮を執っていた。階級は三等陸佐。新暦72年時点から、時空管理局陸士108部隊長。 本人の気持ちの中では、2人の娘を局員にはしたくなかったらしい。妻クイントの事故死に疑問を抱き、地道ながらも極秘裏にことの真相を探っていたが、亡き妻との約束で2人の娘を育てる時間を優先したこともあり、告発できるほどの確証には至っていなかった。 はやては、前述の空港火災の後、一時期ゲンヤの部隊で研修をしていたことがあり、ゲンヤのことを師匠と呼んでいた。階級が逆転した現在でも「信頼できる上官」として慕われている。本編中ではそういう個人的な関係もあって、部下(カルタスとギンガ)を機動六課の捜査協力にあてることになる。 先祖が地球の日本出身で、日系人であると言える。スバルによれば「魔力ゼロ」らしい。JS事件後は、ゼストから託されたデータを元に戦闘機人事件を可能な限り解明し長い因縁にケリを付けた。またギンガと共にナンバーズ達の更生プログラムにも参加、後に更生組4人(チンク、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディ)を養子として引き取っている。その度量の大きさをティアナは「ナカジマ家は色々と凄い」とあきれ混じりに感嘆している。 『Force』では、トーマをナカジマ家に迎えるにあたり、娘ばかりの家族の中で息子ができることを喜んでいた。 ラッド・カルタス 声 - 柿原徹也 陸士部隊の捜査官。ギンガの上官。階級は二等陸尉。
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