『A's』におけるクロノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:05 UTC 版)
「クロノ・ハラオウン」の記事における「『A's』におけるクロノ」の解説
事件の発端が彼の父の死に深く関わる「闇の書」であることを知り、悲しみの連鎖を断ち切るために奔走。なのは達「信頼できる仲間」やフェイトという「妹」を得たことで、次第に物腰も和らいでいく。 裏方ながらもユーノと共に調査などで活躍し、その中で仮面の男の暗躍の真相とその正体、そして恩師グレアムが陰で暗躍していたであることを突き止める。その際、理を説いて自分達に手を貸せというリーゼの誘いを真っ向から拒絶した。最終局面では前線に出て、グレアムに託された闇の書封印の切り札・「デュランダル」を使用。勝利に大きく貢献し、母と共に因縁に終止符を打った。一方で事件終了後、リンディの養子となったフェイトとは義理の兄妹となる。フェイトから「お兄ちゃん」と呼ばれた際には大きく動揺する姿を見せていた。 魔道師として生まれ持った素質は(常人からすれば高い部類であるが)なのはやフェイトと違いとびぬけて優れているわけではなく、若輩でありながらの優れた実力は、生真面目な性格と父の死を契機とする厳しい修練(当初はリーゼロッテ・アリアとのスパルタに近いしごき、それ以後はたゆまぬ自助努力)によって勝ち得たものであることが明かされる。また僅かであるが同時に明かされた過去によると、その当時のクロノは笑顔を失っており、士官学校でエイミィと出会ったことがそれを好転させたとのこと。『-THE BATTLE OF ACES-』では、彼の中にある「闇の書」への憎しみが具現化した闇の欠片が登場し、はやてやヴォルケンリッター達に立ちはだかる。シグナムシナリオでは、本人が登場し、疑り深い性格のためかシグナムが本物であるか確認するため、勝負を挑む。この時の会話から、実力者としてシグナムからも認められていることがうかがえる。その続編の『-THE GEARS OF DESTINY-』では、『-THE BATTLE OF ACES-』でのヴィータシナリオにおいてのやり取りの結果からかヴィータからも慕われるようになっている。 また、本編の後日談にあたる『魔法少女リリカルなのはA's サウンドステージ03』ではエイミィに「立派に育ったら、私の旦那さん候補にしてあげるから」と冗談交じりに言われているが、クロノは「近場で済ますな、足で探せ」ときっぱり返しており、その時点では何の気も無い冗談で終わっている。『A's』エピローグの段階ではまだ「コンビ」という表記のみで、エイミィとは姉弟的な関係が強く、恋愛対象という印象はあまりなかったため、次作こそメインヒロイン絡みの恋愛展開が入ることを望んだファンはこれを額面通り軽く流したが、その後の二人に関しては下記に詳細
※この「『A's』におけるクロノ」の解説は、「クロノ・ハラオウン」の解説の一部です。
「『A's』におけるクロノ」を含む「クロノ・ハラオウン」の記事については、「クロノ・ハラオウン」の概要を参照ください。
- 『A's』におけるクロノのページへのリンク